奥の細道の序文の読み方とは?

このQ&Aのポイント
  • 奥の細道の序文は、百代の過客である月日と、旅人である行かふ年を描いた文章です。
  • 作者は自らも旅をしており、風に誘われて海浜をさまよい、神の物や道祖神に心惹かれ、松島の月先に身を置いたことを表現しています。
  • 奥の細道の序文は、旅や自然とのふれあいを通じて、人生の移り変わりや別れの感情を描いています。
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奥の細道ー序文ー

『月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。もゝ引の破をつゞり、笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかゝりて、住る方は人に譲り、杉風が別墅に移るに、  草の戸も住替る代ぞひなの家 面八句を庵の柱に懸置。』 奥の細道の上の序文の読み方をひらがなで教えていただきたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

つきひわ はくたいのかかくにして、ゆきこーとしもまた たびびとなり。 ふねのうえに しょうがいをうかべ、うまのくちとらえて おいをむこー(う)るものは、 ひび たびにしてたびをすみかとす。 こじんもおおく たびにしせるあり。 よもいずれのとしよりか、へんうんのかぜにさそわれて、 ひょうはくのおもいやまず、かいひんにさすらえ(い)、 こぞのあき こうしょうのはおくに くものふるすをはらいて、 ややとしもくれ、はるたてるかすみのそらに しらかわのせきこえんと、 そぞろがみのものにつきて こころをくるわせ、 どうそじんのまねきにあいて とるものてにつかず、 ももひきのや(ぶ)れをつづり、かさのおつけかえて、さんりにきゅうすゆるより、 まつしまのつき まずこころにかかりて、 すめるかたはひとにゆずり、さんぷうがべつしょにうつるに、    くさのとも すみかわるよぞ ひなのいえ おもてはちくを  あんのはしらにかけおく。

a4496322
質問者

お礼

丁寧なご解答ありがとうございますm(_)m テストでも満点が狙えそうです(^O^)

その他の回答 (2)

回答No.2

つきひははくたいのかかくにして、いきかうとしもまたたびびとなり。ふねのうえにしょうがいをうかべ、うまのくちとらえておいをむかうるものは、ひびたびにしてたびをすみかとす。こじんもおおくたびにしせるあり。よもいずれのとしよりか、へんうんのかぜにさそわれて、ひょうはくのおもいやまず、かいひんにさすらえ、こぞのあきこうしょうのはおくにくものふるすをはらいて、ややとしもくれ、はるたてるかすみのそらにしらかわのせきこえんと、そぞろがみのものにつきてこころをくるわせ、どうそじんのまねきにあいて、とるものてにつかず。ももひきのやぶれをつづり、かさのをつけかえて、さんりにきゅうすうるより、まつしまのつきまずこころにかかりて、すめるかたはひとにゆずり、さんぷうがべつしょにうつるに、 くさのともすみかわるよぞひなのいえおもてはっくをいおりのはしらにかけおく こんな感じです。 間違ってたらすいません。

a4496322
質問者

お礼

すばらしいです! 全てひらがなありがとうございます(≧0≦)/ 感謝感謝ですm(_)m 参考にさせていただきます\(^O^)/

回答No.1

こんばんは。出典URLは下をご覧ください。 ボクの世代は「ひゃくだいのかきゃくにして」と習ったと記憶していますが。 月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行(ゆき)かふ年も又旅人也(たびびとなり)。舟の上に生涯(しょうがい)をうかべ、馬の口とらえて老(おい)をむかふる物(もの)は、日々(ひび)旅にして旅を栖(すみか)とす。古人(こじん)も多く旅に死せるあり。予(よ)もいづれの年よりか、片雲(へんうん)の風にさそはれて、漂泊(ひょうはく)の思ひやまず、海浜(かいひん)にさすらへ、去年(こぞ)の秋江上(こうしょう)の破屋(はおく)に蜘(くも)の古巣(ふるす)をはらひて、やゝ年も暮(くれ)、春立(たて)る霞(かすみ)の空に白川(しらかわ)の関こえんと、そゞろ神(がみ)の物につきて心をくるはせ、道祖神(どうそじん)のまねきにあひて、取(とる)もの手につかず。もゝ引(ひき)の破(やぶれ)をつゞり、笠(かさ)の緒(お)付(つけ)かえて、三里(さんり)に灸(きゅう)すゆるより、松島の月先(まず)心にかゝりて、住(すめ)る方(かた)は人に譲(ゆず)り、杉風(さんぷう)が別墅(べっしょ)に移(うつ)るに、   草の戸も住替(すみかわる)る代(よ)ぞひなの家 面八句(おもてはちく)を庵(いおり)の柱に懸置(かけおく)。

参考URL:
http://www.bashouan.com/Database/Kikou/Okunohosomichi_yomi1.htm
a4496322
質問者

お礼

ありがとうございます。すごく役に立ちました。

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