• 締切済み

万葉集について

万葉集の「みそぎ」を見るとすべて川で禊をしているのですが、何故海ではないのでしょうか。

みんなの回答

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.4

化学が発達していなくても、川の水は純粋で、海の水はそれに何かが混ざっているくらいは分かったでしょう。真水とか、fresh water という概念は、当然古くからあったと思います。清めるには混じりけのないほうが適しています。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

大き海の 波は恐し 然れども 神を斎ひて 船出せばいかに (7-1232) この「斎(イハフ)神を斎(いつ)き祭り、身を清めることをいう。神は海神をさす」(小学館「日本古典文学全集」版) このような斎(イハヒ)であれば、7-1319、8-1453、9-1790、13-3333などにも。 ところで、「…石に生ふる菅の根取りて しのふ草 祓いてましを 行く水に みそぎてましを…」(6-948)のように、禊(みそぎ)は「水で身を清め、罪・けがれを除く」、「祓フは払フと同源だが、下二段活用。罪・けがれを除き去る」(小学館「同上」)このように、祭りの前に水で清める禊の信仰は南方からの渡海民が、植物を呪具とし祭りの一環としての浄めは北方からの漢人種がもたらしたとの推論もされています。 その意味ではもともと海水での禊が、陸地だけの地域では山水を使っての禊にと転じてい行った可能性も考えられます。

noname#155097
noname#155097
回答No.2

万葉集の舞台となるのが海のない奈良明日香あたりが 中心だからではないでしょうか。 穢れを流れさせるところに意味があるのかもしれませんが。 海は寄せては返しますから。

noname#160411
noname#160411
回答No.1

学生の時に民俗学だか何かの講義で聞いたののですが、古代、日本に来た人って、当然船で来ますよね? 回り全部海ですから、 そうすると、まず陸地沿いに船を進めて、河があるととりあえず遡るんですって。真水があるから。そして、「住めそうだな」と思うと、船から降りて少し高台に住居を構えるんですって。洪水とかに備えて。 結論。とりあえず住居のすぐそばにある水は川の水で、海は少し遠かったんじゃないでしょうか。 追記。川でみそぎをすると川の神様が河口まで運んでくれて、河口の神様が沖まで運んでくれて、沖の神様が海の底へ沈めてくれるんだそうです。だから海まで行かなくても大丈夫。

関連するQ&A

  • 万葉集

    今国語で万葉集を勉強しています。 それで「海海海海海」で「あいうえお」って読むってってならいました。けれど先生は「なんで海5つであいうえおってよむのか。その理由を言いなさい」っていう宿題が出てこれだけは絶対にこたえたいんです。 知ってる人がいたらぜひおしえてください。

  • 万葉集について

    図解雑学「万葉集」というのを買ってきて、斜め読みしています。私の疑問について教えてください。どれか一つでも構いません。 1 この本の中で、「作者未詳」とあるのですが、これは、以前、「読み人知らず」(私の記憶ですので、極めてあいまいです。)というのと同じなのでしょうか???表現の仕方にルールはあるのでしょうか??? 2 全体のほぼ半数近くが、「どこの誰がつくったのか、わからない歌」ということのようですし、さらに「万葉に生きたすべての人々が歌びとだったといえるでしょう。」とあるのです。でも、「まさか、そんなことはないよね」というのが私の印象なのですが、どうなのでしょうか???「作者未詳」っていったって、それなりの教養と生活の余裕がないと……「歌」なんて歌えないし、歌う気持ちにならない……という気がするのですが、どうなのでしょうか??? 別に万葉集や図解雑学「万葉集」にケチをつけるつもりはないのですが、例えば、防人の歌にしても、防人自身が歌って、書き残したものというのではなくて、教養のある人が、防人の気持ちを聞き取って、あるいは想像して、それを「代作」というか、「代読」というか、「代筆」というか???そんな感じじゃなかったのかなぁと。「作者未詳」の実態はこんなものではなかったのか???と。生活が豊かになったという現代人にだって、短歌の1つだって作れる日本人、作ろうと思う日本人って多くないと思う。 3 男女が歌をかけあう「歌垣」というのがあったようです。うらめしい~~いや、うらやましい。笑……その場所として筑波山が挙げられていますが、筑波山には、今でも、その場所が、「それらしく」残っているのでしょうか??? 4 「歌垣」にこだわりますが、日本の中で、他にも、万葉の時代の「歌垣」の場所として知られている個所はありますか???今の様子も教えてもらえればありがたいです。行くつもりはありませんが。

  • 萬葉集について

    萬葉集についてです。 どうしてもうまく訳することができないので、困っています。 153 大后御歌一首 鯨魚取 淡海乃海乎 奥放而 榜来船 辺附而 榜来船 奥津加伊 痛勿波祢曽 辺津加伊 痛莫波祢曽 若草乃 嬬之 念取立 鯨魚取り 淡海の海の 奥放けて 榜ぎ来る船 辺に附きて 榜ぎ来る船 奥つかい いたくなはねそ 辺つかい いたくなはねそ 若草の 嬬の 念う鳥たつ

  • 【万葉集】当時の万葉集はエロ本の役割があったって本

    【万葉集】当時の万葉集はエロ本の役割があったって本当ですか? 万葉集は今で言う当時の人のエロ本だった。 そのエロの部分を省いたのが現代の万葉集だと言ってる切り抜きの万葉集。 昔の万葉集は今の万葉集より多くの歌が記載されていた。 本当ですか?

  • 万葉集について教えて下さい!

    万葉集の人達の食事や服装等がわかる本やサイトを知っていたら何方か教えて下さい。

  • 万葉に出てくる女性について

    万葉に出てくる女性について 万葉に出てくる女性は皆美人 だったのではないでしょうか? 是非、教えて下さい。

  • 万葉集にちなんだ名前

    7月に女の子を出産予定です。 そこで、名づけに万葉集にちなんだ名前をつけたいと思っています。 今のところ、候補と一つして「ちさ」があります。夏の植物で 万葉集で詠まれています。 女の子の名前で、万葉集にちなんだ良い名前はありますでしょうか?

  • 万葉集の4321と4322

    万葉集の4321と4322の全釈、注釈、評釈ってなんなんでしょうか? 本やネットで調べているのですが、なかなかヒットしません。 ぜひ、わかるならば教えてください

  • 万葉仮名はいつから読めなくなったのですか?

    以前、万葉集について、ある本で読んだ内容です。『家持の死後、謀反の罪に問われた大伴一族は、家財没収となり、その中に万葉集があり、しばらくしてそれを読もうとしたところ、誰も読める者がおらず、勅命で研究が始まった。』しかし、「記紀」も万葉仮名で書かれていたのなら、なぜ万葉集が読めなくなっていたのか。それとも、「記紀」自体の読み方も一度途絶えてしまったのか。あるいは、その本自体が間違っていたのか。どなたかお教えいただければ幸いです。

  • 万葉集の

    万葉集の 「秋さらば 見つつしのへ と妹が植えし やどのなでしこ 咲きにけるかも」 が原文では、 「しのへ」が「思」という漢字になっていました。「偲」と「思」という漢字が同じ意味を持つことが、万葉集総索引の単語編、漢字編を見てわかったのですが(同じ用例がいくつかありました) ならばなぜ「偲」「思」という同じ意味をもつ漢字が二つ出てきたのかわかりません。 またそれに関する書籍などを教えていただければうれしいです。 よろしくお願いします。