他人の不幸を喜ぶ相対的幸福感の進化と遺伝情報

このQ&Aのポイント
  • 他人の不幸を喜ぶ相対的幸福感は、動物の進化に必要な遺伝情報として存在しているのだろうか?
  • 幸福感の個人差は、生まれつきの脳の構造による個体差が関与している可能性がある。
  • 相対的幸福感の少ない異性と結婚することは、自身の子孫繁栄に不利となる可能性があるのか?
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他人の不幸を喜ぶ相対的幸福感は進化に必要だった?!

「他人の不幸は蜜の味」という言葉があります。 「他人の不幸を喜ぶ相対的幸福感」は、 動物の進化に必要だったため、 遺伝情報として存在しているのでしょうか? 同じく苦労して育った人でも、 (1)他人に同じ苦労を味わうことはさせたくない、 と考える人と、 (2)他人には自分以上の苦労と苦しみを 味わうことをさせないと気が済まない、 と考える人に分かれます。 これは「育ち」だけでは説明がつかないと思われます。 やはり、 幸福感が絶対的 (他人の不幸と自分の幸福感に関連性が少ない)であるか、 幸福感が相対的 (他人の不幸を見て幸福感を感じる)であるかは、 生まれつきの脳の構造、 すなわち個々の遺伝情報による 個体差(個人差)があるのでしょうか? 善人悪人の区別や善悪の基準は 人間が決めたものに過ぎず、 自然界では何の意味も成さないというのは、 生物学や動物行動学の世界では もはや常識となっています。 幸福感の個人差に遺伝情報が関係しているとすれば、 相対的幸福感(他人の不幸を喜ぶ感情) の少ない異性と結婚することは、 場合によって自身の子孫繁栄に 不利となることもあるのでしょうか? 「お人好し」の男性を、男友達としては重宝しながらも、 決して異性のパートナーとして選ばない女性がいます。 それは女性が、 そのような気質(遺伝情報)を持つ男性の子を産むと、 自身の子孫繁栄に不利になると 本能的に判断しているからなのでしょうか?

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回答No.4

「他人の不幸は蜜の味」という言葉は  自分より不幸な人を見て それよりは自分が幸せだと気が付く心の綾と関係している言葉だと思います。 しかし 同時に 他人の不幸を嗤う時の心境を物語ってしまってもいるでしょう。 ただし それならそれはほんとうに「蜜の味」とは言えないところ、 自分の心をもちくちく刺してしまうところがあるとおもいます。    動物の弱肉強食は 無心に本能に従っているだけなので、もちろん善も悪も関係ないですし、他種族との闘いも同じく本能の種を守る闘いであるのみ、 他の不幸と喜ぶ心や感情があったわけではないと思います。 》同じく苦労して育った人でも、 (1)他人に同じ苦労を味わうことはさせたくない、 と考える人と、 (2)他人には自分以上の苦労と苦しみを 味わうことをさせないと気が済まない、 と考える人に分かれます。 これは「育ち」だけでは説明がつかないと思われます。《 この部分は そのとおりだと思いますが、 私の体験では これは 2種類の心の分裂や対立の世界ではなくて 4種類の心の分裂とか対立の世界の問題で、 それは 複雑に入り組んでいます。 苦労や苦しい体験だけでなく  うれしいことや楽しいことの体験も 実は 2種に分かれるからです。 (A) それを より多くの人とか 友だちとかと分かち合いたい気持になる人と (B) それを 独り占めしたくなる人とにです。 縁に触れ 折にふれ、 入り混じりかつ 変化もしてゆく その4つ巴(どもえ)の心が、まず私たちの心の根底にあるかと思います。 いわゆる「育ち」も まったく関与していないわけではなくても、 多くはむしろ後天的な体験によってその4つが入り混じりると考えています。 そのため まずこれは  遺伝子情報よりも 後天的な記憶情報のほうが より大きな影響をおよぼしている形となっていると考えられます。 ただ、これらの4つしか  他人の幸せや不幸せを願う原因がないかといえば  もう一つ 至福体験というのがあります。  これが そちらの言われる 》幸福感が絶対的 (他人の不幸と自分の幸福感に関連性が少ない)《 のあたりで書かれていることと関連することなのかは解りませんが、  ともかく 藝術、音楽などで その深みが表現されている至福の世界のことです。 そうした新鮮で豊かな幸せの世界がそこにあると 人間は その4つ巴のごちゃごちゃを超えて、 ほんとうに他の人への優しい気持が 主となっていきます。 》幸福感の個人差に遺伝情報が関係しているとすれば、 相対的幸福感(他人の不幸を喜ぶ感情) の少ない異性と結婚することは、 場合によって自身の子孫繁栄に 不利となることもあるのでしょうか?《 動物の子孫繁栄の本能は 上記のように ただ無心です。 そうなるようにしむけられているだけのようなものです。   その本能と 私たち人間の子孫繁栄のための思考や直感の世界をいっしょに考える必要はないのではないかと私は思っています。 しかし 》 「お人好し」の男性を、男友達としては重宝しながらも、 決して異性のパートナーとして選ばない女性がいます。 それは女性が、 そのような気質(遺伝情報)を持つ男性の子を産むと、 自身の子孫繁栄に不利になると 本能的に判断しているからなのでしょうか?《 これも 遺伝子情報は 気にしなくてもいいところ、 また 動物の進化と同じように考える必要もないところ、 「お人よし」の男性が、 部下としてではなく 仕事でも家庭でも同等のパートナーとして組む場合は 確かに 実際に 危険性があります。 多少の能力があり、またがんばる根性の持ち主であったとしても、 その「お人よし」が原因で 失敗することは  そこは生物の弱さ 厳しい生活状況の中ではなおさら 充分ありえるからです。 そこを 女性の直観力が察知するということは充分考えられます。 そういう男性の中に そのような遺伝子があるというよりも そのような男性が親であると 同じ様に気の優しいだけの子どもが そこに教育され育ってしまうという危険性(すくなくともその確率は高まります)もあるでしょう。 ただ この情報化社会では  弱人強食的な厳しさを持つ資本主義でありつつ、  利己的な人がそれを知られてしまうことで信用されなくなる可能性も大きくなっているわけです。 信用されなくなったら商売も終わりです。 (ただし、これもバランスの問題) 私の考えは 弱いお人よしが育ってしまう環境も これすべて後天的だということです。  基盤としての「育ち」とか運命の世界というものはありますが、  可能性としては 人間には 教育による《希望》があると思っています。 ですので やがては 優しい男性が 力を持つ時代は来るでしょう。 でも たぶん それならそれで 女性は すぐそれを直感的にも理解できるようになると思います。 そちらの お考えは  今は ちょうどいいバランスあるお考えではあるのかと思います。 他人の差し出がましい意見でした^^。    参考になれば 

fuss_min
質問者

補足

ありがとうございました。 これはなかなか客観的な証明が難しい難題です。 また何かあれば、お礼欄についかします。

その他の回答 (3)

  • docomof08
  • ベストアンサー率12% (82/643)
回答No.3

>「他人の不幸を喜ぶ相対的幸福感」は、 動物の進化に必要だったため、 遺伝情報として存在しているのでしょうか? 進化の話なら、ここで言う「他人」は人間ではなく他種の動物ではないでしょうか。 その進化の話が人間社会の中の話なら、昔はお人好しが多かったが今では他人の不幸を喜ぶ人ばかりになった…という事になりそうに思いました。 競争社会や戦国時代を生き残るには、他人を蹴落とす事が出来ないと… というのは(場合によっては)あるでしょうね。 そういう場合も、他人の不幸を喜ぶのは自分のライバルだからであって、関係ない他人の不幸を喜ぶような心理とは違うかと思います。 「お人好しの男性を選ばない女性」の心理には関係ありそうな気がしました。

fuss_min
質問者

補足

ありがとうございました。 これはなかなか客観的な証明が難しい難題です。 また何かあれば、お礼欄についかします。

noname#159516
noname#159516
回答No.2

人生の中でも(1)と(2)の割り合いが変わって行くでしょうね。 自己中心100%で生まれ、少しずつ他人との共有を覚え、家族や他人に分け与え、また自己中心に戻っていく。 親の老化でこのわがままが育って行く変化を目の当たりにしています。 子供を持つと持たないの決定的違いもここですね。自分以外の個体に幸せを与えられるか。ガクンと割合が変わります。

fuss_min
質問者

補足

ありがとうございました。 これはなかなか客観的な証明が難しい難題です。 また何かあれば、お礼欄についかします。

  • notorin
  • ベストアンサー率33% (6/18)
回答No.1

利己的遺伝子というのが、あるらしいのですが。 下記ページを参考にどうぞ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E5%B7%B1%E7%9A%84%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E5%B7%B1%E7%9A%84%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90
fuss_min
質問者

補足

ありがとうございました。 これはなかなか客観的な証明が難しい難題です。 また何かあれば、お礼欄についかします。

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