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ラプラス変換を求めたい
次の二つのラプラス変換を求めたいのですが (1) (t^2)(e^3t)sin2t (2) (t^2)(e^2t)+∫(τ^2)cos3(t-τ)dτ (積分範囲は0~τ) (1)は L[f*g]=L[f][g] を使い L[t^2]L[(e^3t)sin2t]にして、ラプラスの変換の公式? L[t^n]=n!/s^n+1 L[(e^at)sinωt]=ω/(s-a)^2+ω^2 を使い解いたのですが答えが合いませんでした。 (2)は 前部分(t^2)(e^2t)は 2/(s-3)^3で合っているのですが、後ろ部分のラプラス変換がよく分かりませんでした。 ちなみに答えは (1) 4{3(s-3)^2-4}/{(s-3)^2+4}^3 (2) 2/(s-2)^3 + (2/s^3)(s/s^2+9) となるはずなのですが… どなたか解説・アドバイス、よろしくお願いします。
- namisem
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> でもなぜg(t) = cos3(t-τ)ではないのでしょうか? 一般に, f(t) と g(t) の畳み込みは次式のように定義されます。 f*g = ∫f(τ)g(t-τ)dτ (積分範囲 0→t) 今, f*g = ∫(τ^2)cos3(t-τ)dτ なわけですから, f(t) = t^2 g(t) = cos(3t) でないとおかしいですよね? (1) は f(t) = (e^3t)sin2t とすると,F(s) = 2/{(s-3)^2+4} L[t^2 f(t)] = d^2 F(s)/ds^2 実際計算してみると,解答と一致しました。 面倒だし読みにくいだけだと思うので途中経過は書きませんが,がんばって計算してください。
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- keyguy
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最初の2行に書き間違いがあったので修正します。 片側ラプラス変換は欠陥変換なので両側ラプラス変換で考えます。 f(t)=sin(2・t)・h(t) とする。 F(s)=∫f(t)・exp(-s・t)dt・・・(1) とする。 F(s)はsin(2・t)の片側ラプラス変換である。 (1)においてsをs-3に置き換えると F(s-3)=∫f(t)・exp(3・t)・exp(-s・t)dt・・・(2) (2)の両辺をsで2回微分すると F”(s-3)=∫t^2・f(t)・exp(3・t)・exp(-s・t)dt すなわち t^2・f(t)・exp(3・t)の両側ラプラス変換 はF”(s-3)である。 すなわち t^2・sin(2・t)・exp(3・t)の片側ラプラス変換はF”(s-3)である。 すなわちF(s)を2回微分した後sをs-3で置き換える。 ただし積分範囲は-∞から∞で h(t)=0(t<0) h(t)=1(0<t) である。 要するに F(s)=2/(s^2+4) を2回微分してsをs-3と置きかえればいいのです。
お礼
回答ありがとうございます。 なにやら難しいのですが… もう少し考えて見ます。 >要するに F(s)=2/(s^2+4) を2回微分してsをs-3と置きかえればいいのです。 この辺は分かった気がします。
- keyguy
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片側フーリエ変換は欠陥変換なので両側フーリエ変換で考えます。 f(t)=sin(2・t)・h(t) とする。 F(s)=∫f(t)・exp(-s・t)dt・・・(1) とする。 F(s)はsin(2・t)の片側ラプラス変換である。 (1)においてsをs-3に置き換えると F(s-3)=∫f(t)・exp(3・t)・exp(-s・t)dt・・・(2) (2)の両辺をsで2回微分すると F”(s-3)=∫t^2・f(t)・exp(3・t)・exp(-s・t)dt すなわち t^2・f(t)・exp(3・t)の両側ラプラス変換 はF”(s-3)である。 すなわち t^2・sin(2・t)・exp(3・t)の片側ラプラス変換はF”(s-3)である。 すなわちF(s)を2回微分した後sをs-3で置き換える。 ただし積分範囲は-∞から∞で h(t)=0(t<0) h(t)=1(0<t) である。
追加です。 (1) について, L[(e^3t)sin2t] の計算は表を使うとして, 周波数領域での微分, L[t f(t)] = - dF(s)/ds を使えば出来そうな感じですねぇ。
お礼
ありがとうございます。 L[t^k f(t)] = (-1)^k d^kF(s)/ds^k にして使えそうですね… L[(e^3t)sin2t] =(-1)^2d^2/ds^2 [2/{(s-3)^2+2^2}] =d/ds[-2(2s-6)/{(s-3)^2+4}^2] =-4{(s-3)^2+4}^2-4(s-3)×2{(s-3)^2+4)(2s-6)} =-4(5s^2-30s+49)/{(s-3)^2+4}^3 ??? 微妙に違ってしまいました… もう少しやってみます。
思いついた点をいくつか。 (1)について, L[f*g]=L[f] L[g] 上の公式の左辺の f*g は単なる積ではなくて畳み込み積分ですので,ここでは使えません。 (2)について,(積分範囲 0→t ですよね?) 「後ろ部分」は,f(t) = t^2 と g(t) = cos3(t) の畳み込み積分の形になっていますので, L[f*g]=L[f] L[g] の公式が使えます。
お礼
素早い回答ありがとうございます。 (積分範囲は 0→t でした。指摘どうもです) (2)なのですが f(t) = t^2 と g(t) = cos3(t) にして考えたところ L[t^2]=2/s^3 L[cos3t]=s/(s^2+3^2)になり、答えが合いました。 でもなぜg(t) = cos3(t-τ)ではないのでしょうか? 見当外れな質問ですみません…
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お礼
再び回答ありがとうございます。 (1)を計算したところ答えが合いました。 二回微分のところでどうやらミスをしていたみたいです。 f(t) = t^2 g(t) = cos(3t) の部分も理解できました。 分かりやすい解説ありがとうございました。