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仕掛品の評価について

食品関係のメーカーで経理をやっている初心者です。 当社では標準原価で原料費を出しており、期末に実際の価格に評価替えを行います。 例えば期首に仕掛品が100あり、期中の増減は無く、期末にその仕掛品の在庫が50だった場合、 当社ではその差額の50(消費分)が原料費となります。 さらに期末に在庫の50を評価すると30だったとすると、この評価替えしたことによる差額の20も 原料費となっています。 原料費20/仕掛品20という仕訳です。 評価替したことによる20は実際に使ったわけではないのになぜ原料費になるのでしょうか? 「低価法の原価性あり」が関係していますでしょうか? よろしくお願いします。

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  • hinode11
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回答No.2

製造原価、原料費、仕掛品の間には次の関係式が成立します。 関係式:製造原価=期首仕掛品+原料費-期末仕掛品 さて、 >例えば期首に仕掛品が100あり、期中の増減は無く、期末にその仕掛品の在庫が50だった場合、当社ではその差額の50(消費分)が原料費となります。 先ず、「期首に仕掛品が100あり、期中の増減は無く、期末にその仕掛品の在庫が50・・」で、「期中の増減は無く」という条件設定が不自然です。食品メーカーでは期首の仕掛品が期中に増減しないことなど、普通の経営では起き得ません(「絶対に起きない」とは言いませんが)。無理な条件設定ですから、回答がしづらいです。 次に、「・・当社ではその差額の50(消費分)が原料費となります」と言われますが、関係式に拠って言うなら、期首仕掛品と期末仕掛品との差額は「原料費」ではなく、「製造原価」に算入されます。この点を正確に理解して下さい。 >さらに期末に在庫の50を評価すると30だったとすると、この評価替えしたことによる差額の20も原料費となっています。 これも間違いです。差額の20は製造原価になります。 >原料費20/仕掛品20という仕訳です。 誤りです。仕掛品に関する仕訳は次の二つだけです。期首仕掛品が100で、期末仕掛品が30であった場合、 〔借方〕期首仕掛品100/〔貸方〕仕掛品100 〔借方〕仕掛品30/〔貸方〕期末仕掛品30 ※期首仕掛品は期首仕掛品棚卸高でもよい。期末仕掛品は期末仕掛品棚卸高でもよい。 >評価替したことによる20は実際に使ったわけではないのになぜ原料費になるのでしょうか? 関係式を見れば明らかなように、差額は原料費ではなく製造原価になります。 《筆者注》 資産の評価損は、税法上は損金(または必要経費)に算入されないので、認識しない(=会計上、表面化させない)方が良いですよ。評価損を認識しなくても、自然に製造原価にされてしまうので、それで良いじゃないですか。

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  • -9L9-
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回答No.1

>評価替したことによる20は実際に使ったわけではないのになぜ原料費になるのでしょうか? 「実際に使ったわけではない」とは何を根拠に書いているのでしょうか。そもそも原価とはなにかがわかっていますか?「実際に使った」金額をどのように算出するのか理解していないのでは?原価計算の基礎の基礎である三分法がわかっていないのでないでしょうか。 http://www.get-boki.com/archives/27/28/000045.html それがわかっていてなおこの質問をしているとすれば、何を考えてこの質問をしているのかよくわからないので、この質問の意図をもう少し詳しく書いていただきたいと思います。

naohana_2005
質問者

補足

評価替えによる20のマイナスは評価損になるのではないのでしょうか?という意味の質問です。 評価損がなぜ原料費になるのかが(実際に原料として使ったのではない)わからないのです。 例えば標準原価で50だった仕掛品在庫がを時価ベースに置き換えると30になった場合、差額の 20がなぜ評価損ではなく原料費になるのかがわかりません。 よろしくお願いします。

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