- ベストアンサー
仕掛品の評価 計算 方法
仕掛品の在庫評価方法はどのように評価(計算)したら良いか判りません。原価計算要領書という会社のルールブックには、仕掛品は半製品、製品の評価価格を基準に加工度に乗じて評価すると記載されています。素人的な意見なんですが、仕掛品に対する在庫評価=原料価格+加工コストの合算値という理解ではいけないのでしょうか?お恥ずかしい質問で恐縮ですが宜しくお願いします。因みに製造業の仕事です。
- 財務・会計・経理
- 回答数4
- ありがとう数4
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
当社の場合ですと、原料、仕掛品、製品毎に受払計算をします。 説明のため簡略化して、原料も仕掛品も製品も1種類ずつしかないとします。 原料の受入は通常は購入分ですね。払出は当期使用分ですから、繰越・受入・払出・残高の数量に応じて、先入先出法等で計算します。 仕掛品の受入は、前述の原料からの払出が仕掛品の受入ですね。さらに原料と違って、仕掛品には加工コストがかかっていますから、当期に消費した加工費も加わります。つまり、原料工程から払い出された原料に、加工費が加わって、仕掛品の受入分になるというイメージです。 ただここで加工進捗度が出てきます。仮に進捗度が50%だとすれば、在庫が100個残っていても、加工度で言えば50個分の評価価値しかないということです。したがって、当期在庫(残高)評価計算は50個として、受払計算をします。つまり、仕掛品は、原料分と加工費分では、受払計算に使う数量が異なるということです。越・受・払・残の数量が200・300・400・100だとすると、加工費の方は100・350・400・50となります。(実際は400の中には仕損じ品も含まれているので、ちょっと違いますが。) 製品については進捗度は関係しませんので、原料と同じように計算するだけです。 但し、貴社が売価還元法を採用している会社で、規程乃至要領書にも定められているのであれば、そのとおりにしないといけないですが。
その他の回答 (3)
No.2です。省略したのでちょっと分かりにくかったですね。 お問い合わせの括弧内の件ですが、規定とは御社の「経理規定」のことです。乃至は「ないし」です。要領書は質問文にある御社の「原価計算要領書」のことです。 これらの文書で御社のルールとして、売価還元法での製品評価、仕掛品はそれに基づく加工度での評価というように定められているのであれば、そのとおりにする必要があるということです。(手続きを踏んで変更するのなら別ですが。)
経理は実務です。 >仕掛品に対する在庫評価=原料価格+加工コストの合算値という理解ではいけないのでしょうか? 仕掛品というものの意味はそうですが、それでは実際にひとつの仕掛品に現在いくらの原料と加工コストがかかったかを正確に測定できますか?仮に月に一台の製品を作るだけ、というようなメーカーならそれも可能かもしれませんが、毎日大量多品種の製品を作っているとしたら、それら一つ一つの実際の発生原価を測定するのは現実的はありません(ほぼ不可能です)。そのため、簡便法として御社のようなやり方(製品の評価価格を基準に加工度に乗じて評価)をしている会社が多いと思います。 この場合、実測ではないので、正確な評価額であるかどうか問題になります。ある進捗状態で何パーセントの加工度と評価するかは、サンプリング調査の実施など、合理性のある方法で決定したものでなければ正確性を欠くことになるでしょう。 御社のやり方自体は決して珍しいものでもないし間違っているともいえません(「加工度」などの設定に問題がある可能性はあります)。会社員なら会社のルールに従ってください。もし会社のルールに異を唱えるなら、企業会計諸則に精通していると言えるだけの十分な知識を得てからにすべきです。
- wildcat
- ベストアンサー率31% (349/1121)
仕掛品の評価は仰るとおりの計算でよいと思います。ただ、原料価格ではなく、原料、部品の投入額(=消費額)であり、加工コストも投入額(=消費額)になります。 それと工程ごとに評価するので進捗度割合で評価することになります。 ただ、現実には製品売価から逆算して(工程の進捗割合)算出する企業も多いと思います。理由は個別生産でない限りは在庫評価というものはかなり煩雑な作業になるからです。
関連するQ&A
- 仕掛品の評価について
食品関係のメーカーで経理をやっている初心者です。 当社では標準原価で原料費を出しており、期末に実際の価格に評価替えを行います。 例えば期首に仕掛品が100あり、期中の増減は無く、期末にその仕掛品の在庫が50だった場合、 当社ではその差額の50(消費分)が原料費となります。 さらに期末に在庫の50を評価すると30だったとすると、この評価替えしたことによる差額の20も 原料費となっています。 原料費20/仕掛品20という仕訳です。 評価替したことによる20は実際に使ったわけではないのになぜ原料費になるのでしょうか? 「低価法の原価性あり」が関係していますでしょうか? よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
- 製品と仕掛品のたな卸し資産評価方法について
製品と仕掛品のたな卸し資産評価方法についての質問です。 とある企業の有価証券報告書を閲覧していたのですが、たな卸し資産評価方法に以下の記述がありました 製品 主として総平均法による原価法 仕掛品 個別原価法 仕掛品が最終的に製品になるはずなので、単純に考えると製品が「個別原価法」を採用しない理由がよく分かりません。ひとつの仮定ですが、仕掛品は予定単価ベースの実際原価計算を採用しており、実額単価との原価差額を製品のたな卸し資産に配賦するために、「主として総平均による原価法」を採用していると考えました。これは正しい理解なのでしょうか?
- 締切済み
- 財務・会計・経理
- 工業簿記2級(全部原価計算について)
お世話になっております。 全部原価計算の問題でつまづいてしまいました…。 問題が長いですが、教えて下さい!!! 【資料】 《1》年間データ (1)生産データ(単位:個) 期首仕掛品 1,000(1/2) 当期投入 5,200 合計 6,200 期末仕掛品 1,200(1/2) 完成品 5,000 (2)販売データ(単位:個) 期首製品 500 当期完成品 5,000 合計 5,500 期末製品 1,500 当期販売 4,000 (3)原価データ ●期首仕掛品原価 直接材料費 \2,150,000 変動加工費 \125,000 固定加工費 \375,000 合計 \2,650,000 ●当期製造費用 直接材料費 \9,880,000 変動加工費 \1,275,000 固定加工費 \3,825,000 合計 \14,980,000 ●期首製品原価 直接材料費 \1,175,000 変動加工費 \125,000 固定加工費 \375,000 合計 \1,675,000 (4)販売に関するデータ 販売価格 @\5,000 変動販売費 @\500 固定販売費 \2,800,000 《2》その他の留意事項 ●期末仕掛品、期末製品の評価は先入先出法による。 ●材料は工程の始点で投入される。 ●計算上生ずる端数は円未満四捨五入すること。 ●( )内は加工進捗度を示す。 全部原価計算による損益計算書を作成しなさいとの問題なのですが、当期製品製造原価と期末製品棚卸高の求め方が記載されていない為、分からないのです(><) どなたか助けてください・・・。 お願いします。
- 締切済み
- 簿記
- 標準原価による低価法評価について
お世話になります。 ある製造会社で標準原価を導入しているのですが、製品や仕掛品に対して低価法による期末評価を行う際、比較対象となる在庫金額の単価は実際原価となる認識でよいでしょうか?
- 締切済み
- 財務・会計・経理
- 原価のしくみとコストマネジメント
全く理解出来ないので、ぜひ教えて頂けますでしょうか? ●問題 この工場では、1つの工程によって1種類の製品Xを生産しています。当月の 製品Xの生産データは以下の通りです。この時、次の各問題に答えなさい。 月初仕掛品(加工進渉度25%) 当月製造費用 数量 200kg 直接材料費 220,800円 原価 直接材料費 10,200円 加工費 174,195円 加工費 1,805円 完成品 3,800kg 月末仕掛品 400kg(加工進渉度50%) *直接材料は工程の始点で、全て投入されます。 (1)以下の要領で、平均法によってと完成品の原価を計算しなさい。 (1)材料費と加工費の月末仕掛品原価を計算しなさい。 月末仕掛品材料費 円 月末仕掛品加工費 円 (2)原価計算表を完成しなさい。 原価計算表(単位:円) 直接材料費 加工費 合計 月初仕掛品原価 10,200 1,805 12,005 当月製造費用 220,800 174,195 394,995 小計 231,100 176,000 407,000 差引:月末仕掛品原価 完成品総合原価 (2)以下の要領で、先入先出法によって完成品の原価を計算しなさい (1)材料費と加工費の月末仕掛品原価を計算しなさい 月末仕掛品材料費 円 月末仕掛品加工費 円 (2)原価計算表を完成しなさい。 原価計算表(単位:円) 直接材料費 加工費 合計 月初仕掛品原価 10,200 1,805 12,005 当月製造費用 220,800 174,195 394,995 小計 231,000 176,000 407,000 差引:月末仕掛品原価 完成品総合原価 以上、どうぞよろしくお願い致します!
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)
- 月末仕掛品前工程費の計算の仕方を教えてください!!
日商簿記2級の工業簿記の方ですが、総合原価計算の問題で解き方が解らないのがあるので、教えてください。 1.生産データ 第1工程 第2工程 月初仕掛品 300kg(1/3) 200kg 当月投入 1,800 1,400 合計 2,100kg 1,600kg 月末仕掛品 500(2/5) 400(1/8) 完成品 1,600kg 1,200kg ()内は加工進捗度を示す。 2.第1工程完成品のうち、一部は半製品として外部に売却されており、ほかはすべて第1工程完成品として第2工程に投入されている。 3.原価のデータ 第1工程 第2工程 月初仕掛品原価 材料費 180,000円 ― 前工程費 ― 90,000円 加工費 34,000円 25,000円 当月製造費用 材料費 828,000円 ― 前工程費 ― ? 加工費 884,000円 780,000円 1,926,000円 ? 4.原価配分方は、第1工程は平均法、第2工程は後入先出法による。 また、材用はすべて第1工程始点で投入される。 第1個工程 完了品原価 1,584,000円 月末仕掛品原価 342,000円 第2工程の ・月末仕掛品前工程費 ・月末仕掛品加工費 ・完成品原価 の算出方法を教えてください。
- ベストアンサー
- 簿記
補足
ご回答有り難う御座います。ひとつ教えて下さい。 以下の括弧の部分特に規程乃至要領書の意味が恥ずかしながら良く理解できません。 ちなみに、ブックルールを確認すると、原料は最終仕入原価法で評価、製品、半製品、商品については売価還元法で評価、仕掛品については製品の評価価格を基準に加工度に乗じて評価と記載されています。 「貴社が売価還元法を採用している会社で、規程乃至要領書にも定められているのであれば、そのとおりにしないといけないですが。」