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ガソリン税 酒税などと消費税
消費税とは、商品・製品の販売やサービスの提供などの取引に対して課税される税金、とありますが、ガソリンを購入したときや、アルコール、タバコを購入した場合など、その本体価格にすでに 税金が含まれていますよね。 本来、消費税はこれらの税金に対しては、かからないはずではないでしょうか? 税金に税金をかかけるという二重課税になっているように思うのですが、何故この問題が 議論されないのでしょうか? 確かに、本体価格の原価であるといえばそれまでですが、なにか腑に落ちません。 ご存知の方が、いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
- converser
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>本来、消費税はこれらの税金に対しては、かからないはずではないでしょうか… そんなルールはありません。 例えば、今あなたが使っているパソコンはいくらで買いましたか。 店頭で税込 98,000円だったのならパソコンは 93,334円、消費税 4,666円というわけです。 この 93,334円にはメーカーや流通段階の各社が払った「法人税」や「法人事業税」、あるいは個人商店なら「所得税」や「個人事業税」などが含まれているわけですが、これらすべての税金にも消費税が課せられて 4,666円になっているのです。 ガソリン税やたばこ税、酒税も同じで、メーカーや流通段階で課せられる税金は、【商品原価の一部】に過ぎないので、販売時に消費税が課せられます。 ただ、ガソリンスタンドで軽油を買ったときは事情が違います。 「軽油引取税」の納税義務は石油メーカーでもガソリンスタンドでもなく、消費者にあります。 消費者に課せられる税金ですから、これに消費税が上乗せされることはありません。 >税金に税金をかかけるという二重課税になっているように… あなたも、法人税に消費税が上乗せされていても、二重課税だとは思わないでしょう。 二重課税という言葉は、一つの (一人の) 納税義務者に対して、二つ以上の直接税が課せられることをいい、たしかに現今の税法で二重課税はないようになっています。 例えば、親が生きているうちにもらう財産は「贈与税」の対象になりますが、「相続税」や「所得税」が同時に課せられることはないということです。 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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- yoshi170
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>本体価格の原価であるといえばそれまでですが、 まさにこれにつきます。 ガソリン税、酒税は「蔵出し税」と呼ばれ、出荷した段階で課税されます。 そして、納税者は事業者です。 消費者が支払うガソリン税や酒税相当額は、あくまで仕入価格に上乗せされた物であり、税金自体を支払っているわけではないのです。 税金額自体を価格に転嫁しているわけですから、税金相当額はあくまで本体価格を構成する一つの項目ということになります。 よって、それに消費税をかけたからといっても「税金自体」にかかっているわけではないので、二重課税とはならないのです。
お礼
確かに、法人市民税や事業税が、商品に転嫁されていないか?と問われればそればきっと、転嫁されて、原価に構成されているでしょうね。ただ、特定のものに対して税金を掛けておきながら、またそのうえに、間接税を掛けるというのが、イラッときたんです。 タバコなんて、410円のうちタバコ税とタバコ特別税だけで、244円88銭。その上、410円の内税として、19円52銭を消費税として得ている。つまり、税抜き価格は、145円60銭これで十分利益がでるんですが・・・。 まあ、ここにも法人事業性が賦課されていると考えれば、同じ事かもしれませんね。 ありがとうございます。スッキリしました。
お酒は飲まないから分からないけど、タバコに消費税はかかってないよ! 410円のタバコは410円で買えますから。 それよりも、消費税は国に納める税金なのに事業者保護を理由に40%は回収出来ておらず、なのに、更に消費税率を上げようとしている政府の暴挙に対して議論されないことの方が問題であり、それに対して何等抗議をしない日本国民の国民性に疑問を持った方が良いですよ。
お礼
早速のご回答、有り難うございます。 大変、勉強になりました。 今後ともよろしくお願い致します。
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