ラプラス方程式とは?その性質と導出方法について

このQ&Aのポイント
  • ラプラス方程式は、ΔΦ=0で表される微分方程式です。
  • この方程式は、どのスカラー関数Φに対しても成り立ちます。
  • ラプラス方程式の導出方法については、2つの定義が存在します。
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ラプラス方程式

ラプラス方程式 ラプラス方程式は、ΔΦ=0で表されます。 Δ=∇・∇=(∂^2/∂^2x,∂^2/∂^2y,∂^2/∂^2z)です。 ここで、ある関数Φについてのラプラス方程式は、 (1)(∂Φ^2/∂^2x,∂Φ^2/∂^2y,∂Φ^2/∂^2z)=0 (2)∂^2/∂^2x(Φ(x,y,z))+∂^2/∂^2y(Φ(x,y,z))+∂^2/∂^2z(Φ(x,y,z))=0 と2つの定義を見つけました。 (1)はΔΦ=0より分かるのですが、(2)はどのように導かれるのでしょうか? また、関数Φはスカラー関数Φ(x,y,z)と言われたりするのですが、 x,y,zであればすでにベクトルではないのでしょうか? 良く分かりません・・・ ご回答何卒よろしくお願い致します。

  • RY0U
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質問者が選んだベストアンサー

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  • alice_44
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回答No.4

> そうすると、Δ=∇・∇=∂^2/∂^2x+∂^2/∂^2y+∂^2/∂^2z > となるのか分かりませんが。 式が微妙に違うことがひとつ。 話の順番が逆であることがひとつ。 まず、Δ=∂^2/∂x^2+∂^2/∂y^2+∂^2/∂z^2 です。 それは、関数 φ に対して Δφ=∂^2φ/∂x^2+∂^2φ/∂y^2+∂^2φ/∂z^2 だという意味です。 Δ=∂^2/∂^2x+∂^2/∂^2y+∂^2/∂^2z ではありません。 よく見ると、違いますね? Δ=∇・∇ が何故足し算になるのか?という質問は そもそも考えかたが全く逆で、Δ は Δφ=∂^2φ/∂x^2+∂^2φ/∂y^2+∂^2φ/∂z^2 によって定義されているのです。 それを覚えやすくするために、印象的に比喩したのが Δ=∇・∇ です。 ∇ と ∇ の間の ・ が ベクトルの内積を暗示していて、 (∂/∂x, ∂/∂y, ∂/∂z) どうしの内積だから (∂/∂x)^2+(∂/∂y)^2+(∂/∂z)^2 かな?というだけの話。 単なる比喩で、定義ではないので、 どうしてそうなるとかの理由は特にありません。

RY0U
質問者

お礼

ご回答ありがとう御座います。 式間違ってました。申し訳有りません。 お陰様で理解出来ました。

その他の回答 (3)

回答No.3

#1です ベクトルの内積 (a,b,c)・(d,e,f)=ad+be+cf なので ∇=(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z) 同士の内積と考えるとラプラス演算子は 和の形になります。 というかそもそもラプラス演算子の定義が 和の形です。 (1)の形は違います ΔΦ=0の式自体はラプラス方程式として正しいです 詳しくはベクトル解析の本を読んでみるとよいと思います

RY0U
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 理解出来ました。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

ラブラス方程式は、(2)です。(1)は違います。 教科書を見返して、 ラブラス作用素の定義を確認しましょう。 暗記用には、△=∇・∇ の式も、役に立ちます。 右辺のナカテンは、ベクトルの内容積を暗示 しているのです。 φ(x,y,z) のほうの話は、 引数 (x,y,z) がベクトル、関数値がスカラーです。 その φ は、ベクトルからスカラーへの写像なんです。

RY0U
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 ナブラは、∇=(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z)という認識で正しいでしょうか? そうすると、Δ=∇・∇=∂^2/∂^2x+∂^2/∂^2y+∂^2/∂^2zとなるのか分かりませんが。 なぜ、足し算になるのでしょうか? また、ラプラス方程式ΔΦ=0は正しいですか?

回答No.1

ラプラス演算子△はナブラの内積なので Δ=∇・∇=∂^2/∂^2x+∂^2/∂^2y+∂^2/∂^2z です。 なのでラプラス方程式の定義は(2)であり(1)はおかしいです またφは大きさのみの関数なので(多変数)スカラー関数です 例えば f(x,y)=x+y をスカラー関数と言うようなものです g(x,y)=(a(x,y),b(x,y),...) のようなものをベクトル関数と言います

RY0U
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 スカラー関数に関しては理解できました。 ご回答ありがとうございます。 ナブラは、∇=(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z)という認識で正しいでしょうか? ラプラス演算子△はナブラの内積なので Δ=∇・∇=∂^2/∂^2x+∂^2/∂^2y+∂^2/∂^2z となる理由が分かりません。 どうして、和の形で表されるのでしょうか? ご回答よろしくお願い致します。

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