恋愛・結婚って何ですか？

質問

私は今文系大学の３年生です。
父のＤＶを理由に、母に離婚を勧めている最中です。

ある日、母がぼそっとこんなことを言いました。
「娘に離婚を勧められる結婚って何なんだろうね」

母の両親である私の祖父母は、今は仲がよく思えますが、昔は喧嘩が酷かったらしく
母はそんな家庭にいるのが嫌で、たまたま来たお見合い話に乗ってそのまま結婚しました。
「家を出たくて結婚した」というのは本人が認めています。

それでも母はちゃんと父を好きになって結婚したというのですが、
母の性格上、好きになろうと思えば大抵の人は誰でも好きになれるのです。
だから本当に好きだったかもよくわからない、と言っていました。

私は昔から本をたくさん読むのが好きだったので、恋愛小説もいくつか読みました。
少女マンガもそれなりに読みます。
そういった文学の中で見る「恋愛・結婚」は、

「大変なこともあるけれど、相手といるだけで幸せで、その人を支えたくて、守りたくて
その人のことになると余裕がなくなるほど好きということ」

というように書かれていることが多いです。

けれどこんな夫婦を見て20年間過ごした私には、
この世界に「愛」なんてものは本当はないんじゃないか？と思えてしまいます。
まして父の独裁、恫喝、脅迫、暴力が当たり前の恐怖の環境で育った私には、
愛情を作る種のようなものができなかったのではないか、と思えることさえあります。

この年になると周りの同世代の男の子が幼い時の記憶の中の父に重なって
怖くて仕方がありません。
男友達はそれなりに居ますが、一定の距離を保っていないとだめです。
背後から近付かれようものなら無意識に悲鳴を上げて逃げてしまいます。
そんな私には、他人を愛おしいと思う感覚がどうしてもわかりません。

友達ののろけをきくことはしょっちゅうですが、
自分があんなに可愛いふにゃっとした女の子らしい笑顔で誰かのことを話すという想像がつきません。
私にとって幸せな愛情はいつも他人の、どこか遠い別の世界のお話です。

だから、両想いの人、片想いの人、結婚されている人、離婚した人、色んな方に教えていただきたいです。
恋愛って、結婚って、なんですか？

それが大変なもので、とても悩むもので、辛いことなく手に入れられるわけがないことはわかっています。
私がマイナスな面しか見つけられなかった恋愛の、プラスの面を知りたいんです。
ご回答、よろしくお願いいたします。

回答No.2

towardfuture · ベストアンサー

あなたはいたってまともです。あなたがまともであるが故、環境の偏りの影響をもろに受けてしまったに過ぎません。今のあなたの悩みは至極当然です。逆に、恋愛と称して「遊び遊ばれる関係」でいる若者が多い中で、あなたの慎重さというか警戒感はなかなかすばらしいと思います。

　人間は、「何かと結びつきたい」という想いが構造的に仕組まれています。「何か」の部分は多くの場合、「人」が該当します。一部、神とか宗教に走る人もいますが、根本は「何かと結びつきたい」というところに帰結します。サッカーのワールドカップの熱狂も大震災へのボランティアも、この場合も全部同じです。会ったこともないサッカーチームが勝つと嬉しい、困っている被災者の役に立てれば嬉しい、わけです。だから自分になんら経済的メリットはなくても一生懸命です。「何かと結びつきたい」という想いがあるためです。これをもっと砕けた表現をすれば「共有・共感」と言えると思います。それを求めるように人間は作られているんです。

　人を求めると「恋愛や友情」といったことになりますし、そこに社会性が関与すれば「結婚」となります。その根本的にも「共有・共感」があります。（こうやって人を頼って質問している段階で）「共有・共感」の精神的メリットを少なからず感じたことはあると思いますので、この説明で理解してもらえると思うのですがどうでしょうか？。

　質問内容と離れますが、「愛＝好き」では断じてありません。どんなに好きであろうと好きは単なる感情。明日には嫌いになったり他の人を好きになることは十分にありえます。私は「愛＝責任」だと思っています。「あなたの人生に責任的に関わってくれる人」を選んでください。「大好き、すごく好き」などではなく「ずっと好き」などの方が重要です。量的なものではなく質的なものを優先してください。

　子は親を選べません。環境も変えられません。しかし、今のあなたなら相手は選べるし、環境も何かのサークルに入るなりして変えることはできると思います。私の妻の家も毎日夫婦喧嘩だったようで、会ったときには鬱で４種類服薬していました。男をはじめ全般的に人間不信でした。今では結婚してバラエティー番組見てゲラゲラ笑っています。あなたもそうなって欲しいと思います（自慢になってしまいましたが、実際に私の働きかけが影響しました）。

　最後に「愛情を作る種のようなものができなかったのではないか」の文言を見てすぐに頭に浮かびました。ご存知かもしれませんが「The Rose」という有名な歌があります。
　And you its only seed
　Lies the seed that with the sun's love in the spring becomes the rose
あなたに種は絶対にあります。今まで太陽の暖かさがなかったために芽が出ていないだけですよ。

回答No.1

tetsuya_oki

３９歳男、既婚です。
お辛い体験をなされているのですね。かわいそうに。
恋愛・結婚のプラス面ですが、まず、恋人ができると、普通は幸せな気持ち（＝前向きな気持ち）になることができ、多少自分の犠牲を払ってでも、相手の為に何かしてあげたいという気持ちが沸いてきます。
恋愛の期間においては多少の駆け引きや気持ちのすれ違いで悲しい思いをすることはあるかも知れません。でも、お互いに誠実であれば、お互いを人間としてより深く知ることができ、長い付き合いができるようになります。そうすれば結婚が視野に入ってきます。
結婚とは恋愛時のように、合わなければいつでも別れられるものではなく、家と家との結び付きになります。ここでの喜びは家族と家族が自分たちによって結び付き、多くの人々に祝ってもらい、迎えてもらえることです。そして一番は子供を授かることができることです。
また夫婦は元気な時も病気の時もお互いに思いやるという約束の下、結婚します。
このお互いの思いやり、これも結婚のとても大きなプラスなことです。
このように、結婚はとても良いことがたくさんあります。
是非、前向きに思ってください。