• ベストアンサー

強酸(塩酸・硫酸)で加水分解

強酸で加水分解というのは、どこに水がかかわるのでしょうか? 単純な質問ですみません。 加水分解というのは水が加わる分解反応だと思いますが、 硫酸、塩酸とどう関連しますか? わかりやすく教えてください。

  • leaf_
  • お礼率36% (456/1265)
  • 化学
  • 回答数6
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

 強酸とは、水に溶かした時の酸の電離度が1に近いものをいいます。塩酸を例にすると、塩酸はHCl(塩化水素)が水に溶けると水素イオンと塩素イオンに別れる割合が大きいということです。つまり塩酸とは、塩化水素の水溶液なので、H2Oが実は最初から隠れていると思ってください。  加水分解では、水素イオン(HClの方のHプラス)が反応物に対して触媒のような働きをして2つに分けると、一方に水素イオン(Hプラス)が、もう一方に水酸化物イオン(OHマイナス)が結合します。この水素イオンと水酸化物イオンをあわせたのが「加水分解」の『水』だと思ってください。  参考になるかは分かりませんが、こんな感じだと思います。

leaf_
質問者

お礼

とてもよくわかる説明、ありがとうございました! また何か質問ができましたらよろしくお願いします。

leaf_
質問者

補足

グルコサミン塩酸塩と、グルコサミン硫酸塩の違いを調べています。 グルコサミンというのはキチンを塩酸または硫酸で加水分解して作りますが、グルコサミン塩酸塩、は塩酸(胃酸)ということなのでわかりますが、硫酸塩という形で体内に入っても害はないのでしょうか?腸内で、硫酸が外れるということはありませんか? 体内でどのように変化するのかわかりますか? もしわかったら教えてください。

その他の回答 (5)

回答No.6

さらに付け加えると、塩酸や、硫酸が解離したとしても大した量じゃないので、そんなに変わらないかと思います。おそらく、解離するとしたら胃でするでしょう。でも、胃のpHは、1~2ですし、とった薬もモルで表すと、10のマイナス何乗モルでしょうから、大したことではないです(実際は解離する確率はもっと下がるはずだから、さらに修正してもいいのではないでしょうか?)。

  • Julius
  • ベストアンサー率77% (168/216)
回答No.5

硫酸塩という時点で、酸性がある程度中和されています。 いわゆる天然の塩には硫酸イオンが相当入っています。 過剰摂取はともかくとして、硫酸塩程度では何の問題もありません。

  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.4

補足にレスです。 まず、強酸というものは酸でいるより円でいるほうが安定なので、硫酸塩から硫酸が出来るなどと言うことはあり得ないでしょう。これは塩酸についても同じです。 塩酸塩の代表格、塩化ナトリウムが腸内で塩酸を放出するということもまずありません。

  • Julius
  • ベストアンサー率77% (168/216)
回答No.2

加水分解は基本的に、H+かOH-が 電気的にδ-かδ+の場所を攻撃することで開始するのです。 H+濃度が高ければ、H+の攻撃が起きやすくなります。 実際に加水分解が進行するかどうかは、基質次第で、 塩基性で加水分解が進行し易くなったりするものも多々あります。

leaf_
質問者

補足

グルコサミン塩酸塩と、グルコサミン硫酸塩の違いを調べています。 グルコサミンというのはキチンを塩酸または硫酸で加水分解して作りますが、グルコサミン塩酸塩、は塩酸(胃酸)ということなのでわかりますが、硫酸塩という形で体内に入っても害はないのでしょうか?腸内で、硫酸が外れるということはありませんか? 体内でどのように変化するのかわかりますか? もしわかったら教えてください。

  • k9999
  • ベストアンサー率31% (36/115)
回答No.1

加水分解とは、水がかかわる反応というよりも、可溶媒分解の溶媒が水である反応と考えるべきです。 何の加水分解についてかわかりませんが、 たとえばアミドならH(+)が=Oに反応します。 ↓ 結果C=O(+)-Hという局在化がおこる ↓ CにHOHが反応しHO(+)H-C-OHという局在化がおこる ↓ H+がひとつ脱離し結果的にHOHが付加されたことになる。 といった感じに反応します AAでは限界がありますので、上の反応式のCにNR2とRを加えて自分で書いてみるとよくわかると思います。

leaf_
質問者

補足

グルコサミン塩酸塩と、グルコサミン硫酸塩の違いを調べています。 グルコサミンというのはキチンを塩酸または硫酸で加水分解して作りますが、グルコサミン塩酸塩、は塩酸(胃酸)ということなのでわかりますが、硫酸塩という形で体内に入っても害はないのでしょうか?腸内で、硫酸が外れるということはありませんか? 体内でどのように変化するのかわかりますか? もしわかったら教えてください。

関連するQ&A

  • たんぱく質の加水分解について~

    化学初心者です。 たんぱく質の加水分解について教えて下さい。 1、タンパク質は、加水分解するようですが、もともと、水に弱い、と言う事でしょうか? 2、工業的には、塩酸を使って加水分解させるようですが、塩酸を使っているのに   加水分解と言う言い方が、わかりにくいのですが・・。 よろしくお願いします。

  • 加水分解 / 塩酸の役割

    あるタンパク質を塩酸酸性(pH一定)の水溶液中で加水分解する反応における塩酸の役割を説明できる方、ご教授お願い致します。

  • 加水分解について

    滴定における終点を知る場合、指示薬を用いますが、指示薬を選ぶ場合加水分解の効果を考慮に入れなかれ場ならないと聞きました。 滴定はビュレットなどを使用するときなど、酸-塩基(例えば、塩酸-水酸化ナトリウム等)を反応させてやるので水に溶かす加水分解は関係ないと思うのですが、どこが関係あるのか分かりません。どうか分かる方おしえてください。

  • 硫酸アルミニウムの加水分解

    硫酸アルミニウム(硫酸バンド)の加水分解過程を教えて下さい。

  • 希塩酸や希硝酸や希硫酸は強酸??

    少し混乱しているので質問させてください。 塩酸や硝酸や硫酸は強酸だとわかるのですが、希塩酸や希硝酸や希硫酸も強酸と判断していいのでしょうか??「希塩酸は電離しない」と聞いたのですが、弱酸になったわけではないですよね?

  • 塩酸と硫酸

    塩化ナトリウムに硫酸をかけた場合 硫酸水素ナトリウムになることについて 硫酸の一段目のH+の方が塩酸のH+よりも電離しやすいからだった気がするのですが、 高校の時の問題で、「この反応は硫酸のどのような性質によるものでしょうか?」という問いの答えが「強酸という性質」ではなく違う性質だった気がするのですが何だったでしょうか?

  • 加水分解2

    加水分解には、なぜ希硫酸が必要になる時があるのでしょうか? 下はもともとの質問です ↓ (ルチンを1%硫酸を用いて30分煮沸し、加水分解してケルセチンにしたのですが、なぜ硫酸が必要になるのでしょうか?)

  • 加水分解について

    初歩的な質問で申し訳ありません。加水分解の定義を教えてください。大学受験生なのですが、もうそんなことは当たり前なのか、書いてある箇所が見つかりません。またサイトも見ましたが、難しいものばかりで・・・。私はなんとなく「H2Oが分解される反応」と思っていました。すいません。 それと、アセチレン→アセトアルデヒドの反応の種類を選べ。という問題で、私は加水分解だと思ったのですが、答えは付加でした。わかりません(付加の意味はわかります。確かに付加してますが、水が分解されてる気もします)。どうして加水分解ではないのか教えていただけないでしょうか。

  • ニトリルの加水分解

    ニトリルの反応で、加水分解するとアミドやカルボン酸を生成する。 と書いてあるのですが、具体的にどの試薬を用いて加水分解したときに、カルボン酸やアミドになるのでしょうか? 強酸または強塩基を用いて加水分解するとカルボン酸になるのですよね?ならば R-CN をHCl存在下エタノールと反応させたとき、R-C(NH)OC2H5になるのはなぜですか?HClではカルボン酸にならないのでしょうか?

  • スクロースの加水分解

    この前スクロースの加水分解の実験をやったのですがいくつかわからないことがあります、 まずやり方なんですが以下の通りです (1)スクロースに希塩酸を加える (2)3分間加熱する (3)冷めたら、無水炭酸ナトリウムを加え、中性もしくはアルカリ性にする (4)フェーリング反応で還元性を調べる なんですが 二つ疑問に思うことがあり 1、スクロースは普通に加熱しただけだと加水分解は起こらないのに、酸を加えて加熱すると   加水分解が起こるのか? 2、なぜ中性、アルカリ性にしてからフェーリング反応を行わないといけないのか? どなたかわかる方いますか??