• ベストアンサー

ガスクロの測定値の疑問

GCを覚え始めているものです。 標準試料にて3点(1、5、10ppm)検量線を作りました。 この検量線にて、未知試料(仮に50ppmだった場合)の分析を行った場合、測定した値は当てにならないのでしょうか?

  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pricedown
  • ベストアンサー率38% (69/181)
回答No.2

あてになりません。 検量線のレンジから外れているからです。50ppmを定量したいときには、50ppmを含む範囲で検量線を作成する必要があります。 例えば、平成9年に厚生省医薬安全局から出された「分析法バリデーションに関するテキスト(実施方法)について」によると、医薬品の原薬又は製剤を定量するときには、予想される試料検体濃度の80~120%の範囲を少なくともカバーする必要があります。この「テキストについて」は参考URLからら開けますのでご覧下さい。検量線を作るときの基本的な方法が記載されています。これを基準にして、許容される範囲内で手を抜いて素早く正確に分析できる手法を確立してください。 なお検量線のレンジを広めすぎると定量の精度は落ちるので注意してください。未知反応の転化率を求める場合などのように、大まかな定量値で良い場合には、広いレンジの検量線(例えば対数プロット)でOKですが、精密に純度決定をしたい場合などにはなるべくレンジを狭めて検量線を作ることが重要です。 あまりにも酷い出鱈目なのであえてコメントしておきますが、FIDであれば検量線に乗るという話は根拠のない大間違いです。嘘八百もいいところです。FIDやTCDは検出器の種類に過ぎず、「この検出器を用いれば検量線の上に乗る」というものではありません。たしかに微量な成分を検出する能力はTCDよりもFIDが優れていますが、それは再現性や直線性の高さとは全く関連がありません。全く何の経験者なのやら。

参考URL:
http://www.nihs.go.jp/dig/ich/qindex.html
phgpmaz
質問者

お礼

返信ありがとう御座いました。 アドバイスを参考にGCを覚えて行きたいと思います。 p.s.お礼が遅くなってしまいすみませんでした。

その他の回答 (3)

  • zep1100
  • ベストアンサー率41% (127/309)
回答No.4

当てになるならない、というよりも 検量線から外れた値を測定値としてはならない、 と言うのが分かりやすい言い方かと。 (分析者として心がけて下さい) #1の方も仰るようにFIDであれば直線性の高い検出器なので 再分析の参考値にはなると思います。 これが全てではありませんが、通常は下記の操作を行い結果を定量し直します。 1.再度検量線を定量結果と思われる範囲で引き直す。(検量線の直線性が取れている場合) 2.試料を検量線の範囲に入る様に希釈する。(検量線の直線性が取れない場合) 3.濃縮作業を行っているのなら、濃縮倍率を下げる。 4.試料量を少なくする。(少なくし過ぎると再現性が落ちます) 5.希釈操作を行っているのなら、希釈倍率を上げる。(希釈倍率を上げすぎると再現性が落ちます) 6.ガスクロへの打ち込み量を減らす。(少なくし過ぎると再現性が落ちます)

phgpmaz
質問者

お礼

返信ありがとう御座いました。 アドバイスを参考にGCを覚えて行きたいと思います。 p.s.お礼が遅くなってしまいすみませんでした。

  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.3

#2さんのコメントを見て、気が付きました。 曖昧なコメント書いて御免なさい。 朝から寝ぼけてました。 サンプルを今有る標準試料で同定しておいて、 それに見合う濃度の検量線を作るのが普通でしたね。 最近 検量線を作って無いので、憶測で書いてしまいました。勉強中の方には 不適切なコメントでした。 

phgpmaz
質問者

お礼

返信ありがとう御座いました。 アドバイスを参考にGCを覚えて行きたいと思います。 p.s.お礼が遅くなってしまいすみませんでした。

  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.1

ガスクロは FIDだと仮定すれば、問題なく検量線の上に乗ると思います。 精密分析ならカラムは キャピラリの方が分離が良いよ。 TCDを使用の場合は、低濃度の試料で再現性が有るか 不安ですね。 1PPMだとピークが出るのかな?? お使いのガスクロは 何でしょうね??

関連するQ&A

  • 原子吸光の検量線作成および問題点

    原子吸光機器にて測定したZn量の結果 (1)  Zn をそれぞれ0.1ppm 0.5ppm 1.0ppm 2.0ppm 5.0ppm 添加した標準液で検量線を書く。 結果:検量線が曲がり。何点かが検量線から外れる。 測定結果:Zn2ppmを添加した標準液を試料として測定した結果2ppmが2.26mg/L 。 (2) Zn をそれぞれ0.1ppm 2.0ppm 添加した標準液で検量線を書く。(そのほかの点は検量線から外れるので0、0.1、2.0 だけの3点にて検量線を作成。) 結果:検量線がまっすぐ 測定結果:Zn 2ppmを添加した標準液を試料として測定した結果2ppmが2.03mg/L。 普通は5点検量をしないと行けないのに、分析値から見ると3点検量のほうが6点検量より分析値が正確である。 この場合はどの検量線を使ったほうが良いでしょうか? この分析の問題点は何でしょうか? 私が提出した質問がおかしいでしょうか? 皆様ご返答のほうよろしくお願いします。

  • 測定値の誤差範囲

    過去の質問等を捜してみたのですが、うまく見つけられなかったため質問させていただきます。 HPLCで絶対検量線法を使って未知成分の分析を行いました。 濃度を横軸、ピーク面積を縦軸としてエクセルを使用して検量線を求めたところ、y=20000x-600, R2(相関係数の2乗)が0.9995となりました。 未知試料はn=3で行い、検量線から求めた未知試料濃度が、1.328、1.319、1.335となり、それらを平均して結果をだしたのですが、測定値の誤差範囲がどのくらいあるのかというのを聞かれ困っています。 測定結果±○○という感じで知りたいみたいなのですが、単純に求めた未知試料の濃度の平均と標準偏差ではいけないような気がします。   ↑ 検量線のばらつきは考慮されていませんよね? 検量線のばらつきを考えて測定値の誤差範囲を決定するというようなことはできるのでしょうか? 理解不足、言葉の使い方等おかしな部分もあるかと思うのですが、よろしくお願いいたします。

  • 検出限界(DL)を求める方法

    HPLC初心者です。イソフラボンの分析を行っていますが、色々調べても検出限界の求め方が分かりません。初歩的な質問ですみません。 『ブランク試料又は検出限界付近の分析対象物を含む試料の測定値の標準偏差及び検出限界付近の検量線の傾きから算出される。例えば検出限界は測定値が正規分布し連続な場合には、検出限界付近の検量線の傾き及びブランク試料の測定値の標準偏差から、次式により求めることができる。DL=3.3σ/Slope』 ・ブランク試料というのはイソフラボンのスタンダードのことでしょうか。 ・この検量線はイソフラボンの濃度をいくつか変えて(1ppm,2ppm,3ppm・・・)測定した値で回帰直線を求めたものでしょうか。 宜しくお願い致します。

  • 定量下限について

    GC-MSを用いて定量下限を求める時の方法について教えてください! いろいろな分析会社のHPやJISなどを見ていると、検量線用標準試料の最低濃度のものを用いて5回なり10回なり測定したときの標準偏差をとり、これを10倍した10σを定量下限値とするようなことが書かれていました。 初心者的な質問になってしまうのですが、この10回測定するというのは、私が見たり読んだりした文脈からは、1度調整した溶液を連続で10回測定すると読み取れたのですが、正しいでしょうか?1ppmなら1ppmの溶液を10個作製して、これを10回測定するというのとは違いますよね?すいませんが教えてください。

  • 蛍光X線測定におけるバラツキ

    蛍光X線測定におけるバラツキ はじめまして、蛍光X線測定器の扱いでわからないことがあり質問させていただきます。 内容は、蛍光X線測定器の検量線法にて試料内のSiO2含有量を調べようと含有量1%・2%・3%と三点の試料を作成し、検量線を引きました、検量線の相関係数は0.97~0.98程度となっております。 この検量線を用い、未知試料(予想では2%含有)を測定し、規定の含有量であるかどうかの判断を行たいのですが、同じ未知試料を使いサンプルを作成しても酷い時で0.05%以上の誤差が出てしまいます。 他にもサンプルを作る人が違うだけでも同じぐらいのバラツキが発生してしまい、上記二件のバラツキが悪いほうに重なると同じ試料を測定して0.1%近い誤差が発生します。 測定器メーカー様としての回答は元素が軽いがためのバラツキは発生しうるといった内容の回答でした。 このバラツキ問題はやはり相関係数が低いのが原因なのでしょうか。 どうにかしてサンプル作成によるバラツキと作業者によるバラツキを合わせて0.05%以下に抑えたいのですがよい手段はないでしょうか。 補足ですが、検量線試料・未知試料ともに粉体のため加圧をしてペレット状にして評価をしております。 どうか、アドバイスお願いいたします。

  • ICP Snの測定のポイント

    ICP Snの測定のポイント Snを超音波ネブライザーを用いて測定しています。 1ppm、10ppm、ブランクの三点で検量線を作って、検体を測定して最後に再度、標準を測定し 検量線の再現性をチェックしています。 しかし、非常に不安定で、検量線の再現性が得られにくいです。 皆さんがSnを測定する際、どんなことを注意していますか? ちなみに私は、SPS7800を使用しています。

  • ICP 誘導結合プラズマ発光分析装置

    今までうちの会社のICP 分析装置は0、10ppmの2点検量線にて 試料の分析を行いました。 装置は 堀場製作所のものです。 現在 2点検量から0 0.1 0.5 2.0 10.0ppmの5点検量線を立ててみたいと思いますが。 順番としてどうしたらよいでしょうか? 感度の良い波長選び方はどういうふうにすればよいでしょうか? ICP検量線作成に役に立てる文献とかありますか? 是非教えてください。 よろしくお願いします。

  • ICP-AESを使用しての鉛の分析について

    現在、業務でICP-AESを使用して、金属元素の分析を行っています。その中で、鉛とカドミウムの測定をすることが多いのですが、そのうちの鉛に関してご質問させていただきたいと思っています。 測定は、3つの波長を選択し、ブランク、0.01ppm、0.1ppmの3点で検量線を引いています。 しかし、普段、メインで使用する波長220.351では、割ときれいな検量線が引けるのですが、波長216.999での検量線は、0.1ppmの強度に対して、0.01ppmおよびブランクの強度が高く出てしまい、きちんと原点を通った検量線になりません。結果として、その検量線を使うことはできない、ということになってしまいます。 これは、やはりコンタミしていると考えるのが一般的なのでしょうか?もしそうだとしたら、220の波長でも高くなったりしないのだろうか?などど考えてしまうのですが・・・。どなたかご教示頂けたら助かります。 因みに、標準液の測定は、濃度の高いほうから順に測定しています。

  • 検量線の作成で

    AASやICP-AESの検量線のための試料について質問です。 大抵の場合、1000 ppmの標準試料を買ってきて、 希釈して10 ppm(100ml)にします。 それで、6ppm、100mlを作りたいとき、どうすれば良いのでしょうか? 10 ppm を60 mlとって、40 mlの純水を加えて、100 mlにすればよいと思うのですが、 60 mlとるとなると、かなり大きなホールピペットになってしまうと思います。 私は電気系でそういう点にはかなり疎いのですが、 化学系の皆様はどのようにされていますでしょうか? ご教授ください。

  • 標準物質と検量線について

    標準物質と検量線について また前回続いて検量線ネタですが、ご容赦ください。 タンパク質定量(たとえばLowry法)の際に、「まず濃度既知のBSAを使って検量線を引いて、それから未知試料の測定を行なう」と手元の資料に書いてありますが、この検量線はBSA以外にも使えますか? ちょっと日本語が下手なのでもう少し。たとえば、この未知試料がウサギIgGだとします。ウサギIgGの発色強度は、BSAの約0.37倍しかないため、BSAから得られた検量線から濃度を求めると、見かけの濃度は実際の濃度の3分の1程度になってしまうと思うんです。今の例では、「ウサギIgGの発色強度はBSAの0.37倍」ということがわかっているため、計算後に係数を乗ずることで補正が利きますが、本当に未知のタンパクを測る場合はそうも行かないでしょう。 話は長くなりましたが、BSAから得られた検量線で、未知試料の測定を行なう場合、どのように考えればいいのでしょうか?日本語が下手で申し訳ありませんが、こちらの意図を汲んで答えてくれれば幸いです。よろしくお願いします。