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相撲の八百長問題は、そんなに大きな問題ですか?
八百長相撲の処分が話題ですが、 ふと思った疑問に、どなたか答えていただければと思います。 今回、「八百長!」として挙げられている、 「無気力相撲」ですが、 メールや金銭で白星のやり取りをしたことは、確かに問題だと思います。 しかしながら、勝ち越しがかかった相手に、 勝ち越しが決まっている力士が、 「負けてあげた」という相撲も、 処分の対象となっているという話を聞きました。 上記のいわば「思いやり相撲」(ちょっと表現が甘いですが…)と、 プロ野球で、ホームランバッターに対する「敬遠」と、どう違うのかな? と思います。 私には、「プロスポーツ」という分野であるならば、 野球の敬遠も、「真っ向勝負を嫌っている」という意味で、 フェアではないと思います。 相撲は、個人競技だから、常に真っ向勝負で、 野球は、チームプレイだから、敬遠もやむを得ない、というのは、 これもプロとしてフェアではない気がします。 皆さんのご意見をお聞かせください。
- leomori
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相撲はスポーツだと言ったら怒る人がいそうですが、一般的に言って、勝負事において始めから勝敗を互いに了解して試合をするってのはなんか変な気がします。 八百長問題ってのは何かっていうと、スポーツマンシップの問題でもありますが、利害関係の問題です。勝ち越さないと番付が落ちてしまう、とか、経済的な利害が入ってる話です。でも、そういう価値観ってのはやっぱり日本社会が経済的に貧しい社会であることを前提にして成り立っている話なのだと思います。 もし負け越して、番付が下がって、ヘタすると引退にまで追い込まれ、相撲界で飯を食っていけなくなった人が、すぐさま路頭に迷って生死に関わるほどの貧窮生活を強いられるような時代ではないでしょう。そんな時代に八百長なんてやってどうすんのっていう問題なのではないでしょうか。 野球の敬遠四球を例に出されているのは興味深く思いました。敬遠四球(フォアボール)を出すなら、わざと死球(デッドボール)をすれば一球で済むわけですが、わざわざ四球にするわけです。 見ている側も、プレーしている側も、敬遠四球は当然の戦術だと思って見ているので問題にはならないわけです。敬遠四球が八百長だとは思いませんけどね。野球はチームの勝敗をかけて試合をしているわけですから。スターシステムの弊害でしょうか。 プロ野球界では、シーズン終盤になると、選手にタイトルを取らせるために、打順をいじったり、出場機会を減らしたりすることがあるようですが、あれも経済的利害の話でしょう。スポーツ的な話ではない。プロ野球選手はそれが職業ですから。 経済的な利害が絡むと、「見ていてつまらない事」が横行するわけです。自分たちの日々の生活ってのはそういう「見ていてつまらない事」ばかりで成り立っている。それを、見世物、興行、の世界でやられると見ている側はつまらないと思ってしまう。見ている側は「非日常・お祭り」を見世物・興行の世界に求めているのに、それに応えない所業については不平を漏らす、ということではないでしょうか。 「見世物・興行としてのスポーツ」ってのはスポーツマンシップからはちょっと離れた世界だということです。 マスメディアを通して、スポーツのことを見てあれこれ話している人間が、そのスポーツにどれだけお金を払っているのか、と考えると、案外お金を使っていません。お金を払ってない人間には文句を言う資格がないって話になると、多少は、問題が大きくなり過ぎないかもしれません。もしそんな世の中になれば、それはそれで息苦しい世の中になりそうですが。
- teketonton
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大相撲ファンです。どうにも辛い日々が続いています。 おそらく質問者さんも同じなのでしょう。 とはいえ、野球の敬遠と相撲の八百長を 同列に考えるのはさすがに無理でしょう。 野球の敬遠というのは勝負の中の戦略のひとつです。 せめてくる相手の攻撃をひとまず自分の支配できるペースで受けておいて、 ここぞという所で叩いて最終的には勝とうとするものです。 相撲でたとえれば、 土俵際のつめが甘い力士に対し 器用な力士が立ち合いからわざと受けて押させておいて、 俵に足がかかったところで突き落とす、投げを打つ。 そんな戦略だと思います。 相撲ファンなら安美錦あたりが琴欧州や豊真将を捌く場面を 思い出してもらえればいいかもしれません。 同じ相撲好きとして、現状がやるせないのは大いに共感できますが、 敬遠と八百長を一緒にしてしまうのはそれはいくら何でも…と思うのですが。
- mackid
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対戦の目的が違うものを単純に比較してはいけません。 野球は「3つアウトをとるまでに点をいかに取られないか」を目的にしているのであって、1人1人との対戦自体はその目的を達成するための過程に過ぎませんから、敬遠もまた当たり前の作戦です。これに対して相撲は相手と対戦して勝つのが目的であって、1人1人との対戦がすべてなのです。 「八百長」というのは「わざと負ける」ことであって、野球の場合一人を敬遠してもそれだけで負けにはならないのですから八百長にはなりません。
私は相撲の取り組みの八百長なんてそんなに問題だとは思いません。八百長が無いと嘘を言い続け、裁判で勝って金を取ってしまったことは大問題ですが。 「敬遠」も「思いやり相撲」も同じだと思います。「敬遠」は無気力投球としか見えませんが、次のバッターで打ち取って、最終的に試合に勝利するのが目的の”作戦”だから仕方がないとしましょう。「思いやり相撲」も、もし次の場所で逆の立場になったときは、勝ち越せる可能性は十分高くなってきます。これも敬遠と同じ”作戦”と言っていいかと思います。 相撲をスポーツとして見るならば、場所で優勝、だめなら勝ち越しするのがプロの仕事と考えてもいいはずです。何も場所を通じて全ての取り組みで勝ちに行く必要は無いはずです。例えば対戦相手と相性が悪いとか、疲れがたまってたりした時に、けがをしないようにうまく負けるみたいに場所内でメリハリつけるのは、”作戦”と言ってはだめなのでしょうか。 プロ野球だって、試合で点差がついた後の回や、シーズン最後の消化試合なんて、主力を下げて勝ちにはいかない、手抜き試合じゃないですか。八百長相撲のほうが、客を魅せてくれますけどね。 ボクシングを見れば、殴り合えばすぐに血を流すし、一発当たれば鍛えられた人間だって簡単に失神します。相撲も常に本気(すなわち殺し合いのつもり)でやったら、ただでさえ強い力士が1日に何十番も取りますから、土俵は毎日血がしみこんで、失神や病院送りが続々出るようになるでしょう。これでは決められた人数の中で回しているので興業としてやっていけませんし、私は殺伐とした相撲は見たくありません。 スポーツ=真剣勝負、審判もフェアで、反則は最も嫌悪すべきものであり、選手も最後の1秒まで勝利をあきらめないで戦う、なんてのは単なる幻想です。実際は金と目立つため、審判は買収したり有利な判定をするのをつれてきて、反則すれすれまたは陰で反則行為をするようなプロスポーツ、いくらでもあるじゃないですか?
- sintyan5656
- ベストアンサー率17% (110/638)
私の視点は、皆様とは多少ズレますが・・・・。 一場所15番、年間6場所で合計90番 しかも毎場所、ほぼ同じ顔ぶれ相手に真剣勝負が出来るかどうか? お互い怪我をしないように 遠慮や手加減があるのも、しょうがないと考えます。 私も若い頃、格闘技系のプロを目指していましたが 同じ相手と5回も10回も対戦するなんて、とても考えられません。 絶対に厭ですね。 .
お礼
正しい視点だと思います。 お互いけがをしないように、というのは、 とても大事なポイントだと思います。 マスコミは、世間が真剣勝負を望んでいる、 という立場で報道しているようですが、 「国技」としての「ショー」という位置づけのままで、 良いのでは?と私は考えます。
- 感謝の気持ちを 大切に(@masamichimky)
- ベストアンサー率35% (28/80)
八百長は良くない。 例えば「7勝7敗負ければ幕下陥落」だったら「負けてあげればいい。」「思いやり」「武士の情け」 よく言われるけど、あり得ないです。 当事者は「陥落しないでよかった」かも知れないけど。そのおかげで「十両昇進」が出来ない幕下力士がいるのも事実。彼らはどうなるのですか・・? 申し訳ないけど、野球の敬遠とは根本的に違うと思う。 敬遠で打者を一塁に歩かせることは「試合自体を負けに導くこと」ではありません。「試合を勝ちに導くための戦略」ですよね・・。 「相撲」を「野球」に例える必然性はあまり無いと思います。 「相撲協会」が「本丸」に触れずに「十両の地位を守るために一部の力士のみが行なった行為」で今回の「八百長に関する問題」を完結するのであれば、伝統ある「大相撲の歴史」自体が「完結」してしまうのではないでしょうか・・。 二十名近くの力士だけに罪を押しつけて幕引きをするのは「無気力裁定」だと自分は思います。
お礼
回答ありがとうございます。 「敬遠」ではなく、 ホームランバッターが「四球が多い」、 という視点ではどうでしょうか? ピッチャーが本当に真剣勝負なら、 どんなにゴツいバッターでも、 打たれてでも、真剣に、本気で投球すべき、 ということでしょうか? 「試合」単位ではなく、 力士や、投手など、 人単位で考えれば、 そんなに変わらないことだと思います。
- gozonjionchan
- ベストアンサー率0% (0/3)
大相撲がスポーツであるとすれば、 八百長は許される物ではないと思います。 大相撲の関係者は故意による無気力相撲だの人情相撲だの 言ってますが、あんなのは屁理屈だと思います。 思いやりであろうが、ウラでお金が動こうが動くまいが、 試合前にどっちが勝つか決まってたら八百長です。 個人競技とか 団体競技とかの違いではなく、 敬遠は勝つための作戦です。 プロ野球に限らず、好んで敬遠をする投手はまずいません。 監督やチームの指示で、しょうがなくイヤイヤやるんです。 それに、対戦相手と話が出来ているなんて事は絶対にありませんし、 対戦相手も喜ぶ事はほとんどないです。 塁を埋めて守り易くしたり、別にアンフェアな行為ではありません。 敬遠した次の打者に打たれれば、もっと大変なことになっちゃいますし 対戦相手のファンとしては、面白く無いかもしれませんが、 野球ってそういう物です。 ただ、たまにシーズン終盤で、自分のチームの打者にタイトルを獲らせるために、 相手に打たせる機会を与えないための敬遠もありますよね。 これはちょっとアンフェアかもしれませんが、 味方の為にする行為ですから、八百長とは全く違うと思います。 野球は投手対打者の勝負ではなく、チーム同士の勝負ですから。 投手は、嫌だけどチームの勝利の為に敬遠する。 打者は自分の次の打者に望みをつなぐ、 アンフェアなんて事はなく、 ちゃんとしたスポーツじゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 個人成績が、プロの年俸の基準であるのに、 >味方の為にする行為 が、プロ野球に存在しているとは思えません。 もし、敵か味方かの話をするのであれば、 とんでもない極論ですが、 2リーグ12チームも必要ないと、私は思います。 プロ=個人だと思うし、 その「ショーとしての魅力」を楽しむからこそ、 観客はお金を払って見るのではないですか? そのショーを様々な「個人のプロ」がうまく表現するから、 楽しめるのだと、私は思います。 スポーツと、プロスポーツ、というのは、 根本的に違うと、私は考えます。 だから、相撲だけたたかれる意味がわからんのです。
- skydancing
- ベストアンサー率29% (114/393)
大相撲を格闘技、正真正銘のスポーツと見るのであれば 真剣勝負の場で「わざと負けてあげる」という事がある時点で その競技は見る価値すらありません。 今は一応「スポーツ」として位置づけられているようですから、 であれば「わざと負ける」「勝敗を取引する」時点でアウト。 潔く「日本の伝統:相撲ショー」だと認めるべきなんですよ。 ショーであれば八百長なんてしなくてもストーリーがありますし、 ヒーローもヒールも作りたい放題で、盛り上がれば何でもアリです。 大相撲は昔からそうだったことはバレているのに頑なに認めようとせず、 いまだに「真剣勝負の格闘技」と言い張っているのが問題なんですよね。 野球はチームの勝敗が全てです。 野球だって真っ向勝負しかダメですが、それはチーム対チームの話。 チームが勝つためのプロセスはすべて「戦術」でしかありません。 野球の「敬遠」が正当な戦術の一つであることは言うまでもなく、 それはプロであれアマであれ一緒です。 例えば、一人のホームランバッターが1試合で5本のHRを打っても チームが負けたら「負け」なんですよね。 その選手だけのファンはHRを見られて満足かもしれないけれど、 野球ファン、チームのファンには「負け試合」でしかないんです。 むしろ、アマチュアのほうが「敬遠=アンフェア」とされがちでしょう。 高校野球で松井選手の5連続敬遠のときに物議を醸したアレですね。 あの時も「高校野球なのに卑怯だ」なんてアホな事を言った奴が大勢いましたが、 ルールに則ってプレーして非難されるスポーツなんてあるのか?と。 非難するなら先にルールで禁止しておけよ、と。 見た目に何となく卑怯っぽいから・・なんてナンセンスもいいところで そんな理屈が通るんだったら、 野球の緩い変化球もダメ、格闘技で相手のケガした箇所を狙うのはダメ、 サッカーのループシュートはダメ、 あらゆるスポーツがアンフェアだらけになってしまいますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 >野球はチームの勝敗が全て 私は、プロ野球では、 選手も監督も、個人成績がすべてで、 チームの勝利は、おまけのようなもの、だと感じています。 もしチームの勝敗が全てなら、 イチローがマリナーズにいつづけること自体、 おかしな話になります。 あれは八百長ではないけれど、 記録のためにマリナーズにいるわけで、 本当に勝敗が全てなら、 もっと競合のチームで、自分の力を出すべきです。 私は勝敗が全て、とは思わないので、 イチローがマリナーズにいることは、 プロとしてすこぶる正しいと考えています。 「プロとして」という話をしたときに、 無気力相撲は、そこまで問題か?と思うわけです。 もちろん、メールで取組を事前に決めて、 その通りやって、金が動くのは、言語道断です。
- eeb33585
- ベストアンサー率18% (283/1495)
わたしは野球も相撲もスポーツと思っていました。 スポーツとはルールを守って戦い、優劣を競うゲームです。 野球の敬遠は規則違反ではありません。 またそれによって無気力相撲のように意識的に負けようとしているわけではありません(逆です)。 無気力相撲で勝ち負けが決まるのであれば、スポーツとは言えません。 政府が総理大臣杯を出し、君が代斉唱し、NHKが放映していた相撲が、 八百長をやっていた! この問題に対し 「相撲の八百長問題は、そんなに大きな問題ですか? 」 と問う、あなたに声を大にして言います。 スポーツとして見れば、大きな不祥事です。 プロレスのような興行として見れば、問題ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 >政府が総理大臣杯を出し、君が代斉唱し、NHKが放映していた相撲 これも含めて、 「国技」という名のもとに行われていた、 「ショー」であった、と私は考えます。 私は、それで良いと思っています。 日本で生まれた格闘技は、 とどめを刺さない、ということが美徳である、と。 剣道だって、真剣にやるなら、 防具をつけつつ真剣でやればいいし、 柔道も、本気で骨折るくらいにやればいい。 でも、そこまでやらない。 相手が「まいった」で終了、というのが、 美しいと思っています。 ホームランバッター相手に、 敬遠する、四球を放ることが、 いけないと言っているのではなく、 そういう行為もありなのが、スポーツであり、 もっとシビアなプロスポーツで、 「思いやり相撲」という取組があることが、 どうしてそこまで「おかしい」と言われるのかが、わからないのです。
- root_16
- ベストアンサー率32% (674/2096)
プロ野球で敬遠した場合、観客には敬遠したことが分かります。 なので観客はピッチャーを批判したりすることが出来ます。 ピッチャーも敬遠したことを認めない、ということもないでしょう。 ルール上も禁止されてないですし。 さて、大相撲で勝ち越しのかかった相手に負けてあげたとして 観客に分かる行為ですか? 負けてあげた力士がそのことを認めますか? しかもルール上、無気力相撲は禁止ですよね。 ルール無用なら、スポーツではないので プロレスのような興行として普通の会社になって行えば 文句言う人もいなくなるんじゃないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 私は、相撲自体を、 興行だと思っているし、ショーだと思っています。 土俵際で、足首に負担がかからないよう、 力を抜いて、ゆっくりと土俵を割る力士。 これも、観客からみて「分かる」行為です。 でも、私は「潔い」と感じます。 逆に、けがが多い力士は、 プロとしてどうかな?と思います。 NHKで放映され、目の前で懸賞金まで受け取っている以上、 彼らはプロであり、相撲はプロスポーツ。 プロとして、試合を続けるための手段を最優先する、 ということが、なぜいけないのか、わかりません。
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