高粘度流体の圧力分布とは?

このQ&Aのポイント
  • 高粘度流体を二枚の板で挟んで加圧した際、中央から周囲に向かって圧力(応力)分布が生じる
  • 流体の粘性により、流体を瞬間的に圧縮させたような状況が生じる可能性がある
  • 圧力分布の理論計算に関する知識や糸口が求められる
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高粘度流体を二枚の板で挟んで加圧した際の圧力分布

 二枚の鉄板(Ra2um程度)の間に高粘度(250Pas程度)の流体を厚み0.2mm程度で挟み、板の両側から垂直方向に一定荷重で加圧し、流体を押し広げるような実験体があるとします。ちなみに、流体の板と接していない端部は開放状態(大気圧で押されている)です。  この際、流体の粘性などに起因して、何らかの抗力が発生し、流体を瞬間的に圧縮させたような状況になり、中央から周囲に向かって圧力(応力?)分布が生じ、周囲ほど低圧力となり、もしかしたら端部で大気圧とイコールになるような状態が発生するのでは?と感覚的に推測しています。  しかし、私自身が流体力学に関する知識が乏しく(教科書などを読んでも理解しきれず)、本当に圧力分布が存在するのか、また存在するのならどのような理論計算を用いれば現象を説明できるのか、検討がつかずにおります。 わかりにくい質問となってしまっていて大変恐縮ですが、どなたか糸口となるようなアドバイスをいただけると本当に助かります。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pascal3
  • ベストアンサー率42% (25/59)
回答No.1

いま教科書などが手元にないので、具体的に どの本の何ページということが書けず申し訳ありませんが、 流体の本のなかから、索引に「潤滑理論」という項目があるものを探してください。 その章のなかに「レイノルズ方程式」「スクイズ効果」などの項目があれば、 たぶん、それが探している情報だと思われます。 なお「レイノルズ方程式」という名前の式は、潤滑に関するものと乱流に関するものと二つあるようです。 ここで書いているのは前者のほうなので、お間違えなきようご注意ください。

fira250
質問者

お礼

貴重なアドバイスありがとうございます。早速調べてみます。

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