• 締切済み

エタノール蒸気圧1995神戸大

入試問題です エタノールの蒸気圧70mmHg。 1×10^5Paのもとで一端を閉じたガラス管に水銀を満たして水銀だめの中に倒立させたところ管底から2cmの位置で静止した。次に微量の液体エタノールをガラス管の下端からスポイトで注入。続いてこの装置全体を圧力可能な容器内に移して徐々に減圧していったところ5×10^4Paで液体エタノールは消えた。このとき管内の水銀面は(  )cmの位置にあった。 ( )が問です。答えは78-(38-7)=47です。 ここでなぜエタノールの蒸気圧を7のまま使うのかわかりません。 減圧に半分になったので7×2=14を引くのではないのですか。 すみませんがよろしくお願いいたします。

  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数3

みんなの回答

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.4

>外圧が1*10^5Paのときであるのでその外圧が 半分になったら140mmHgになるのではないでしょうか。 飽和蒸気圧に外圧などは関係有りません。 蒸気圧とは液体から気体になる物質の圧力です。 温度が高い方が気体になりやすく、温度だけで決定されるものです。 温度と飽和蒸気圧の関係を示したのが蒸気圧曲線です。 たとえば、ある温度でエタノールの飽和蒸気圧が70mmHgで 一定の空間に飽和しているとします。 このとき体積を2倍にすれば気体の分子密度は半分になって、飽和蒸気圧は 35mmHgになります。また、体積を1/2倍にすれば一瞬圧力は増えます が、70mmHgを超えた分は液体になるので、70mmHgになります。 すなわち、温度を上げる以外にエタノールの分圧を70mmHg以上にする 方法はないのです。 問題の設定では、液体のエタノールが無くなった瞬間ので70mmHgで あることがわかるのです。

  • Saturn5
  • ベストアンサー率45% (2270/4952)
回答No.3

最初の状態で管内は上から、 エタノール蒸気、エタノール液体、水銀という状態です。 減圧するとエタノールが全て気化して、 エタノール蒸気、水銀という状態になります。 液体のエタノールが無くなった直後なので、蒸気圧は70mmHg となります。

some07
質問者

お礼

返信遅くなって済みません。 回答いただきありがとございました。 先のお二人にもお礼しましたが、蒸気圧70mmHgというのは 外圧が1*10^5Paのときであるのでその外圧が 半分になったら140mmHgになるのではないでしょうか。 この考え方はおかしいでしょうか。 アドバイスいただければありがたいです。

  • gohtraw
  • ベストアンサー率54% (1630/2966)
回答No.2

 温度一定の条件下で100%のエタノールが気液平衡状態にあるとき、全圧の値に関わらず気相中のエタノールの分圧は一定(この場合70mmHg)です。  圧力の釣り合いを考えると (1)初めの状態  水銀の蒸気圧+水銀柱の高さに相当する圧力=1*10^5Pa (2)エタノールを入れた後の状態  水銀の蒸気圧+エタノールの蒸気圧+水銀柱の高さに相当する圧力=5*10^4Pa となり、(1)から(2)を引くと エタノールの蒸気圧+水銀柱の高さ変化に相当する圧力=5*10^4Pa となります。この問題の場合水銀の蒸気圧は無視しているかもしれませんが・・・。

some07
質問者

お礼

早速返信ありがとうございます。 エタノールの飽和蒸気圧70mmHgとは大気圧1*10^5Paのときの値ですよね。大気圧が減圧されて半分の5*10^4Paになったら140mmHgにはならないのでしょうか。だから14cm下がると思ったのですが・・・。

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.1

液体のエタノールが存在している限り蒸気圧は一定です。 5×10^4Paというのは液体のエタノールがちょうど消失したところですから圧力はまだ70mmHgであるとしていいのです。 この位置よりもさらに圧力が下がったとしたらそこで初めてボイルの法則で考える場面が生じます。

some07
質問者

お礼

早速返信ありがとうございます。 飽和蒸気圧の測定の方法として試料を水銀柱に入れて、入れる前との液面差で求めるというのをみたことがあります。この方法で考えると大気圧が1/2なれば液面差も2倍になるのではないかと思いました。同様に、エタノールの蒸気圧は一定なので減圧すれば液面差は2倍になるのではないかと思って7×2=14と考えたのですが・・・ すみません、言っていることわかりますか。

関連するQ&A

  • 化学の質問(難)

    次の文章を読んで次の問いに答えよ。ただし、温度は27℃で一定とし、27℃でのエタノールの飽和蒸気圧を70mmHg, 760mmHg=1.0×10^5とせよ。 1.0×10^5の下で,一端を閉じた断面積3.0cm^3のガラス管に水銀だめの中で倒立させたところ,管内の水銀面は図のように管底から2.0cmの位置で静止した。次に、微量の液体エタノールをガラス管の下端からスポイトで注入し、十分に時間が経過したのち、管内の水銀面は管底から9cmの位置で静止した。このとき、管内の水銀面上には液体エタノールが少し残っていた。(この状態をAとする。) 続いて、状態Aの装置全体を圧力調節可能な容器内に移して徐々に減圧していったところ,5.0×10^4の下で管内のエタノールは消えた。このとき、管内の水銀面は管底から□cmにあった。 解説 外圧が76.0×0.50=38.0cmHgになる。この圧力とエタノールの飽和蒸気圧7.0cmHgと水銀柱の圧力の和がつりあう。 よって、水銀柱の高さは、38.0-7.0=31cmとなり、官底から官内の水銀面までの距離は,78-31=47 教えてほしいところ 長さと圧力ってまったく違うものですよね。 水銀の長さと圧力の関係性が理解できません。 エタノールの飽和蒸気圧を70mmHgをどう理解すれば、圧力になるんですか?? 詳しい解説お願いします。

  • 水銀中の問題の解き方を教えて下さい。

    【問題】 次の文章を読んで、以下の問いに答えよ。ただし、温度は27℃で一定とし、27℃でのエタノールの飽和蒸気圧を70mmHg, 760mmHg=1.0×10^5Paとせよ。 1.0×10^5Paの下で、一端を閉じ込めた断面積3cm^2のガラス管に水銀を満たして水銀だめの中で倒立させたところ、管内の水銀面は官底から2.0cmの位置で静止した。したがって、水銀だめの水銀面から管底までの距離は( ア )cmである。次に、微量の液体エタノールをガラス管の下端からスポイドで注入し、十分に時間が経過したのち、管内の水銀面は管底から( イ )cmの位置で静止した。このとき、管内の水銀面上には液体エタノールが少し残っていた。(この状態を状態Aとする。)  続いて、状態Aの装置全体を圧力調整可能な容器内に移して徐々に減圧していったところ5.0×10^4Paの下で管内の水銀面上の液体エタノールは消えた。このとき、管内の水銀面は管底から( ウ )cmの位置にあった。(この状態を状態Bとする。)  さらに、減圧を続けたところ、( エ )Paの下で、管内の水銀面が水銀だめの水銀面と一致した。(この状態を状態Cとする。) 【問い】 (1)空欄(ア)~(エ)に適切な数値(有効数値2桁)を入れよ。 答えは (ア)78 (イ)9.0 (ウ)47 (エ)5.6×10^3 です。 上記の問題の(ウ)(エ)の考え方が分からないので、どなたか易しく説明してください。お願いします。

  • 飽和してない蒸気圧

    飽和していない状態における蒸気圧を知りたいと思っています. 一般に「蒸気圧」と言った場合, その物質の気体が液体と平衡にあるときの圧力を意味すると思います. よく聞くのは, 摂氏 20 度の水銀柱の中に液体のエタノールを少しずつ入れていくと エタノールは蒸発して気体になっていくが, その圧力が 44 mmHg になると エタノールを入れても液体のままで気体にはならない, といった話です. ここで, 44 mmHg に達する前の段階の圧力とエタノールの量の 相関を知ることは可能でしょうか? エタノールが何ミリリットルだったら圧力は何 mmHg だとか 何 mmHg の圧力にするためには何個の分子を入れれば良いとか そういったことを知りたいのです. エタノールだったら実際に実験すれば分かりそうですが もっと一般論で理解する方法がありましたらお教えください.

  • 水銀柱の問題で困ってます

    一端を閉じたガラス管(内径断面積2cm(2))に水銀を満たし、これを水銀柱に倒立させると上部に真空部が97mmできた。次に先を曲げたスポイトで、液体A17.2mgをガラス管の下部から管内に注入し、液体Aが全て蒸発して飽和蒸気圧を示すときの水銀柱の高さは657mmを示した。ただし、実験中は27℃、1,01×10(5)paに保たれたとする。 問題;液体Aを注入する前の水銀柱の高さが750mmになるように、ガラス管を手で押えて水銀柱に沈めた。続いて、液体A17,2mgを同じように注入すると、管内の水銀面は何mm下がるか。   解答;760=103+x(xは水銀柱の高さ)    x=657mmHg 750-657=93mm 質問;手で押えると水銀柱は上部まで満たされるようですが、この状態で蒸気圧103mmHgの物質を入れるのだから、なぜ単に103mm下がったとはならないのでしょうか?液体を入れたときも手で押えているのだから大気圧760mmHgとつりあうのではなく、750mmHgとつりあうのではないでしょうか? また、別解でやってみて、普通にAを入れたときの気体の圧力は103mmHg、体積は760+97-657=200mm よって40cm(3) 手で押えたときの気体の圧力は、水銀柱の高さをhcmとすると、 750-10h mmHg 体積は75-h×2 cm(3) よって、ボイルの法則より、103×40=(750-10h)×(75-h)×2 この考え方はどこがまちがっているのでしょうか? よろしくお願いします。   

  • 大気圧が異なるときの飽和蒸気圧の測定値

    エタノールの飽和蒸気圧を水銀柱を使って測ると 20℃で 44 mmHg らしいです. http://momiage.net/5-howa.shtml 同じ方法で大気圧が 1/2 気圧,1 気圧,2 気圧,4 気圧の条件で 20 ℃のエタノールの飽和蒸気圧を測ったら異なる値になりますか? ( 大気圧: 大気圧を水銀柱で測った値, エタノールの飽和蒸気圧を水銀柱で測った値 ) = (1/2 気圧: 380, 88 ) = ( 1 気圧: 760, 44 ) = ( 2 気圧: 1520, 22 ) = ( 4 気圧: 3040, 11 ) ( mmHg ) になると思うのですが違いますか?

  • 1.0×10^5Pa,30℃で水銀を満たしたガラス

    1.0×10^5Pa,30℃で水銀を満たしたガラス管を水銀槽に倒立させると図1のようになった。さらに管の下から水を少量注入すると図2のようになった。図2の水の質量と水の体積は無視してよい。 (1)図1における水銀柱の高さは何mmか。 (2)図2における水銀柱の高さは何mmか。 水の飽和蒸気圧は右の表を用いよ。 (3)温度を20℃にしたとき、図2のXの値は何mmになるか。 温度[℃]0 10 20 30 40 蒸気圧[mmHg]4.6 9.2 18 32 55 (1)の答えは760mmだと思うのですが(2)、(3)がわかりません。

  • 蒸気圧とは・・・

    蒸気圧がいまいちピンときません。 ある物質の液体が大気圧下にあるとして、その物質の任意温度における大気中での分圧という理解でよろしいですか?なんか違う気も・・・ また、蒸気圧は温度によって変化しますよね?ある資料で、「ベンゼンの蒸気圧は74.6mmHg」とありました調べてみると、どうやら沸点80℃(1atm)のときのものでした。 蒸気圧と言えば、1atmでの標準沸点のときの蒸気圧であるという暗黙のルールなどあるのでしょうか? 宜しくお願いします!

  • 密閉容器内での蒸気圧

    蒸気圧について詳しい方、教えてください。 20℃の大気圧下で乾燥空気の入った風船内に、ビーカーに入った水(20℃での蒸気圧は17.5mmHg)を入れるとします。 すると水の一部は蒸発して風船は膨らみ、空気の分圧が742.5mmHg、水の分圧が17.5mmHgになった所で平衡状態となりますよね? 質問(1)  これと同じ実験を風船内でなく、密閉容器内で行った場合、空気の分圧は760mmHgのまま、水の分圧が17.5mmHgとなり、全圧は増加する(777.5mmHgとなる)のでしょうか。 質問(2)  質問(1)で全圧が増加するのであれば、例えば密閉容器内に水、メタノール、エタノール、アセトン等、沢山の種類の液体を、(混合溶液でなく)互いに混合しないようビーカーに入れて仕込んだ場合はどうなるでしょうか? 各液体の蒸気圧の総和だけ全圧が増加し、爆発する?? なんて事はまさか起きないですよね。 蒸気圧については学生時代に理解したつもりでいましたが、 実はよく分かっていませんでした。 気になって夜も眠れません。 詳しい方、お知恵を御貸しください。

  • 蒸気圧の問題

    蒸気圧の問題で質問があります。 問題文は 「温度と体積が調節可能な容器に窒素とエタノールをそれぞれ0.1molずつ入れて1×10^5Paに保った。容器内を42℃にしたとき何%のエタノールが液体となっているか」 です。ちなみに42℃のときのエタノールの蒸気圧は0.2×10^5Paです。 「このときエタノールの分圧は0.2×10^5Paだから 窒素の分圧0.8×10^5Paとなる。」 ここまでは大丈夫なんですが次からが分かりません。 模範解答としては 「体積を保ったままエタノールが全てを気体と過程すると、容器内にある物質量は窒素に等しいので分圧は0.8×10^5Paを示す。よって分圧比=モル比が成り立つので (0.8-0.2)/0.8 =0.75 よって75%  」 となってます。 最後の計算式の考え方は大丈夫なんですが 分圧が0.8×10^5Pa って部分が疑問なんです。 全部気体と仮定した場合に窒素の分圧が0.8×10^5Paってのは良いのでしょうか? 窒素について状態方程式を考えると PV=nRTで 窒素の物質量は不変だからnは一定。 Rも一定。体積を保ったままと言ってるのでV一定。 変数はPとT。 これだと実際の状態と仮定の状態では 温度も上がって 分圧も変わってしまう気がするんです。

  • 蒸気圧の問題(水銀柱)で困っています

    蒸気圧の問題でわからない部分があります。解説よろしくお願いします。(化学I・II重要問題集55(3)) 「水銀柱の高さが750mmになるように、ガラス管を手で押さえて水銀柱に沈めた。」という内容が文章中にあり、解答の図にはガラス管上部に真空部分は生じていなくてガラス管内がすべて水銀柱が満たされている図になっています。このときは大気圧とガラス管内の水銀の圧力がつりあっていない、というのは理解できるのですが、なぜ上部が真空とならないのでしょうか。ご解説よろしくお願いします。