「プライベート・ライアン」ライアンのその後について

このQ&Aのポイント
  • 映画「プライベート・ライアン」で、生き残ったライアン二等兵のその後は?
  • ライアン二等兵の生還後、彼はどんな職業について、どんな人生を歩んだのか?
  • 「プライベート・ライアン」の結末から考える、ライアン二等兵の未来
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「プライベート・ライアン」ライアンのその後について

 映画「プライベート・ライアン」で,結局生き残ってアメリカ本国に帰れたライアン二等兵は,高齢となった現代の,最後のシーンで,ミラー大尉の墓に向かって「これまで精一杯生きてきました」と話しかけていましたが,原作,脚本その他の設定では,生還後,どんな職業について,どんな人生を歩んだことになっていたのか,もしも御存じの方がおられれば御教示ください。御存じでなくとも,多分こうだったんじゃない?と思われる方も,ぜひ御自身のお考えをお聞かせください。    なんでこんなことをお聞きするのかといえば,途中のシーンで,ミラー大尉が,こんな多大な犠牲を払って救おうとするライアンについて,「難病を治す薬とか,切れない電球を開発するような,(戦死した)カパーゾ10人分くらいの価値のあるやつでないと駄目だ」と語り,また,その最期に,ライアン本人に「命を無駄にするな。うんと生きろ」と語りかけていたものですから,結局のところライアンはどうなったんだろう,という興味が生じたからであります(派手な業績を残したわけでなくとも,本人自身が精一杯生きたと肯定できるのならそれでいいと思うのですが,制作者サイドの何らかの設定があれば知りたいなと思いまして…)。

  • 洋画
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質問者が選んだベストアンサー

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noname#160395
noname#160395
回答No.3

設定や原作を知らないので、以下、あくまで個人的な受け取り方であるとして、読んでください。 なおネタバレっぽいことも綴るので、質問者様以外の方で、この映画を未見の方は、以下、決して読まないでください。 まず、映画の前半で、もう一人のライアン二等兵が登場します(おそらく本物(?)のライアン二等兵との対比のために登場させたのでしょう) 彼は、ミラー大尉から小学生の弟が戦死したと伝えられたと誤解し、やたらと本国に帰りたがります。 が、探し当てたライアン二等兵は、生存の確率が高まる本国への帰還よりも、仲間たちのために死の確率が高まる戦場に残ることを選択しました。 たぶんその勇気もしくは責任感の中に、ミラー大尉たちは、ライアンが「難病を治す薬とか,切れない電球を開発するような,(戦死した)カパーゾ10人分くらいの価値のあるやつ」だと判断したのではないでしょうか。 また、年老いたライアンは、家族総出でミラー大尉の墓参りに訪れます。 アメリカ人の価値観を知らないのでひょっとするとアメリカの家族では当たり前の行為なのかもしれませんが、ほぼ成人しているだろう子供や孫たちが共に、父(あるいは祖父。ただし養子縁組などでDNAを引き継いでいない可能性もありますが)の恩人の墓参りに出かけるということは、ライアンは、ある意味、良好な家族関係を築くことができる好人物であったということの証であるとも思います。たとえ歴史に残るような大きな業績を残せなかったにしてもこれは偉大なことではないでしょうか。 もちろんミラー大尉をはじめ、他のミラー隊の戦死者がライアンに残したものを真摯に受け止め、帰国後、必死に生き抜いてきた結果、この老後の姿があるとも思えます。ゆえにミラー大尉は戦死時点で、 ライアンのこのような生き方を見抜けていたかどうかは、わかりかねますが。 質問者様の質問の意図に添えたかどうかわかりません。が、長々と脈略のない、わが感想を書きまして申し訳ありませんでした。

exitentialist
質問者

お礼

いえ,ほかの皆様の御回答にも,それぞれなるほどと思い,皆様に感謝しておりますが,akippoi009様の解釈にも,説得力の高さを感じました。それは,ラストのシーンで,ライアン夫人が,夫の問いかけに対し,「(あなたは,もちろん)頑張ったわ」と答えたことからも,頷けます。 懇切な御回答,ありがとうございました(質問してよかった)。

その他の回答 (3)

  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.4

家業を継いで、高校時代の同級生と結婚し、二男一女を設け、その子たちは全員が都会に出て、そうこうするうちに、日米貿易摩擦のあおりで家業が傾いたものの持ち直し、七人の孫に恵まれ、脱サラした次男に家業を譲ったあとは、教会でボランティアをしたり、仲間と釣りをして過ごし、金婚式にはフロリダに旅行までしたが、油ものと糖分の摂りすぎて一時は余命いくばくかとも思われ、それがやがて妻に老衰で先立たれ、現在、94歳で芝生豊かな老人ホームで暮らしています。家業は現在、オンライン化され、ひ孫のジョナサンはフェイスブックで友達100人切りしました。 この映画に原作はありませんので、以上は全て私の想像です。なぜそう想像したかというと、スピルバーグ監督はもともと、「典型的なアメリカ人的なルックスの無名な俳優」を求めて「意外と痩せていない」マット・デイモンをライアン役に起用したからです。

exitentialist
質問者

お礼

具体的なイメージングを頂き,ありがとうございました。 映画では,奥さんのほうが若くて元気そうでしたが…。 マット・デイモン氏個人も,本作出演を契機に,きっと「うんと精一杯生き」ておられるのではないかと想像します…(私も,脂肪分,塩分,糖分の取りすぎに気をつけて,自分なりに精一杯生きようと思います)。

noname#138063
noname#138063
回答No.2

普通の人生を送ったフツーの人として終わったのだと思います。 もし何らかの業績を残していれば映画の中で描かれると思うので・・ ナイランド兄弟っていうのがモデルらしいので、 その人達を調べれば何かわかるのかも。

exitentialist
質問者

お礼

御回答ありがとうございました。 私も,Wikiでナイランド兄弟が本作のモデルではないかとの記事を目にしました。 確かに,普通の人生を送ったフツーの人として終わったと,しかし,それでも精一杯生きたのだと解釈するのが自然に思えてきました。

noname#144573
noname#144573
回答No.1

プライベート・ライアン私もあれ好きです。 ラストは涙で見れませんでした・・・ やはりあのような方には農業などののんびりとした余生が似合うのでは? 確か劇中に戦死通知を母親に渡す時に家が移りましたよね回りは畑のようでしたそれにミラーとの会話で納屋が出てきてました。

exitentialist
質問者

お礼

御回答ありがとうございました。 なるほど,確かに彼の実家は農家である可能性が高いですね。QuuMa様の言われたとおりになった可能性も高いと思います。

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