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有用微生物群 EMは界面活性剤を分解出来ますか?

合成洗剤に含まれる界面活性剤は浄化槽の活性汚泥法では分解されず、そのまま河川に放流され魚が住めない環境にしてしまっている現状があります。 EMは鉱物油も分解してしまうと比嘉輝夫の緊急提言で知りましたが、界面活性剤の分解は出来るでしょうか? EMに詳しい方、よろしくお願いします。 また、実験方法や、それを紹介している文献、サイトなど御座いましたら教えて下さい。

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  • usokoku
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回答No.1

「EM菌」は最近使われるようになった言葉なので知りません。 微生物による界面活性剤の分解のうち、ABS(アルキルベンゼンスルホン酸)系界面活性剤の直さ部分は、脂肪酸代謝経路 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E8%82%AA%E9%85%B8 のうちのα酸化受け、末端側から1個づつ切断され、短さのベンゼンスルホン酸が残ります。 かなりの貧栄養下でないとα酸化が観察されません。 現在は使用されていませんがハード型のABSでは、ターシャルブチル基((CH3)3C- 基)等の側鎖の有る炭素の部分で生物分解が止まります。 ポリオキシエチレン基についての知識はありません。

kyuper2003
質問者

お礼

EM研究機構に問い合わせしたところ、「微生物による水質浄化」(鳴門教育大学 学生論文)を紹介いただきました。 http://ostwald.naruto-u.ac.jp/~nature/class/kkt/2007/2/water_purification.pdf やはりEMを入れると効果は上がる事が証明されました。 ありがとうございました。

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その他の回答 (2)

回答No.3

EM菌は微生物そのものです。 このEM菌が鉱物油を分解するかどうかについては かなりの疑問をはさみたいと考えています。 もともと 比嘉さんの研究は 好気性菌と嫌気性菌を共存させることにより、菌の密度を高くすることで分解スピードを速めるという考えで行われていたと聞いていますが、 残念ながら 比嘉さんは道半ばで 研究からビジネスに転身されたようで、 この発酵の技術につていは完成されていないはずです。 鉱物油の分解処理は無理だと判断した方がいいと思います。 活性汚泥法で分解できるというのは?ですね。  もし 環境のことをお考えならば 合成洗剤でも自然に優しい植物性の界面活性剤を使用していて その割合を極力低くしている洗剤をお使いになることの方がいいように思います。 私は U-CLEAN という洗剤を使っています。 自然放流でも、 数日で90%以上が分解され 1週間程度で98%程度が分解されます。 簡易水洗であっても 数日排水がたまり そこから川に放流されたとしても 数日でほぼ全部が分解されますので 他の洗剤をお使いになるよりはかなり 環境には優しいと思われます。 

kyuper2003
質問者

お礼

nishikashioさんも環境や健康を考えて、より負荷の無い物をお使いなんですね。 共感を持ちます。 私は自分の家で洗剤を使うことに躊躇している訳ではないのです。 お客様の浄化槽の管理をする上で、もしEMが洗剤を分解できるのならEMだんごやEM活性液を投入したいと考えて質問した次第です。 ちなみに自分は食器洗いにはEMシャボン玉せっけんを使用しております。 (米のとぎ汁でも落ちるようですが・・)洗濯はランドリークリーンリングと風呂の残り湯を併用しており、洗剤ゼロです。

kyuper2003
質問者

補足

鉱物油の分解について http://dndi.jp/19-higa/higa_12.php 以下抜粋します。 EMが油脂類の分解に著効がある事を確認したのは偶然の結果です。ブラジルのある食肉センターの廃水池の悪臭対策にEMを活用したところ、悪臭はもとより1m以上ものヘドロも消失し、おまけに池の表面に固まって30cm以上も層をなしていた油も分解したのです。動植物性の油脂の分解はEMの性質からして十分に察しのつくものでしたが、その下にあったエンジンオイル等の廃油まで分解していたのです。 当初はこの現象を見てもなかなか信じることができませんでしたが、EMのモデル農場に隣接する自動車修理工場で同じような現象を確認した段階でEMは鉱物油も分解できると断言するようになりました。

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noname#252164
noname#252164
回答No.2

界面活性剤も鉱物油も活性汚泥法で分解されますけど? ただ、あまり濃度が高いと処理できずに素通りするってだけです。 EMが一般の活性汚泥に比べて界面活性剤の処理能力が高いのなら、ずーっと使っているうちに金が増えていく。それだけのことでしょ。

kyuper2003
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 恐縮ですが下記サイトをお読みいただき、再度ご回答お願いします。http://www5e.biglobe.ne.jp/~tomozuri/rep-1.html#gesui 合併処理浄化槽(個別の家に設置された汚水浄化槽)では、陰イオン界面活性剤を生分解するのに5日位かかるので、5日分の汚水を浄化槽に溜めておけないので、陰イオン界面活性剤は未処理のまま排出される。

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