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コンパレータのマルチプルトリガの防止法について

定本「OPアンプ回路の設計」を読んでいます。 入力信号をCR回路で微分してからコンパレータに入力する とマルチプルトリガを抑えられる理由がよくわかりません。 「入力信号が(例えば)Low→Highの変わり目で、微分後の波形が尖ること」 が理由のように書かれていますが、 その尖った波形がいったんコンパレータの閾値を超えても、 時定数が短ければすぐ微分後の波形は下がってきて、閾値を下回り、 正常動作しないように思います。

noname#234574
noname#234574

質問者が選んだベストアンサー

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noname#259682
noname#259682
回答No.1

ご質問の事項は、次のような立場で見るとヒントになるかもしれません。 「コンパレータの結果で、信号から、どのような情報を得たいのか?」 【信号を微分する目的】 信号を微分して、コンパレータに入力すると信号に閾値付近でノイズが乗ってもマルチプルトリガが発生しにくくなります。もっとも、信号とノイズのスペクトル分布、さらに微分係数にも依存しますが。 【信号を微分して得られる情報と無くす情報】 信号を微分して、コンパレータに入力すると得られる情報は、信号がある閾値を超えたか、否かがわかります。しかし、信号が、閾値を超えている期間の情報は、消えてしまいます。 【結論】 定本「OPアンプ回路の設計」を読んだことがないので、著者の方の意図は図りかねますが、おおよそ上記のような事かと思います。参考にしてください。

noname#234574
質問者

お礼

なるほど! やっぱりしきい値を超えている期間の情報は 消えてしまうのですね。 疑問が解決しました。 ありがとうございました!

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