バイク個人売買 不調箇所を後になって言ってきた

質問

先日２５０ｃｃクラスのバイクの個人売買をしました。
遠方から相手がバイクを持ってきてくれるというので、持ってきてもらいました
困ったのは、いざ到着してから、「このバイク実は・・・」と瑕疵を後出ししてきたことです

・実は言い忘れていましたがエンジンかかりづらいです。
・実は点火系弱ってます。
・実はくる途中でヘッドライトバルブきれました。

etc...

さすがに４００ｋｍもの距離を乗ってきてもらったので、
「そんなことメールでの取引の段階で聞いてない！」と追い返すのも可哀そうなので、引き取ってあげました。
しかしそのすぐ数日後、６０km程度で流れているバイパス道路を走行中、５、６速あたりでクラッチ滑ってることが判明。
帰ってから遠まわしに伝えたら「私は気づきませんでした」とのこと。

ほかの点火系周辺はともかく、
さすがに腰下バラす必要のある不調が隠れていたのには面喰いました。

なお、今回は別に返品するとか、修理代を出せとか相手と争うつもりはないです。
補修パーツもすでにメーカーから取り寄せましたし、もうクラッチの修理の手配はしました

でもどうも釈然としません

相手が私のような御人良しでなかったら高確率でトラブルになってたと思います。
こういう場合、私がもし徹底抗戦したら法的にはどうなるのでしょうか？
返品、そうでなくても隠していた不調の補修費用を相手に負担させることはできるのでしょうか？

今回は初めての個人売買でしたが次回以降の参考にしようと思います。

ちなみに驚いたことに軽自動車届出済証をみたら
私の手元にきたのは、売り手の名義になってからわずか「２週間後」でした。
おそらく彼も買ってすぐにあちこちがヤレてるのに気付き、補修につぐ補修で泥沼にハマることを恐れ早々に手放したのだと思いました。

回答No.1

oska · ベストアンサー

＞こういう場合、私がもし徹底抗戦したら法的にはどうなるのでしょうか？

個人・法人に関わらず「販売時点の、説明内容」が重要なのです。
「現状引渡し」「整備引渡し」ですね。
「整備引渡し」の場合は、自然劣化症状以外は「販売者の責任」です。
「現状引渡し」の場合ですが、こちらは「契約前の説明」が原則です。

売主「現在、大きな不具合はありません（売主が、不具合を認識していなかった場合）」
買主「わかりました」
売買契約締結。
契約後２月ほどで、購入した車のオイル漏れが発生した。
原因が「自然消耗・劣化によものであれば、売主に責任はありません」
買主が、修理を行います。
但し、売主側に請求すれば「売主の判断（良心）で、修理代の半額程度の負担が期待」できます。

売主「現在、大きな不具合はありません（売主が、不具合を認識していた場合）」
この場合は、買主を騙していた事になりますから、契約の解除が可能です。
但し、「販売中に、不具合を認識していた場合」ですよ。
納車中に、不具合を認識した場合は別です。
が、今回は「販売中に不具合を認識していた」事になります。
契約解除が可能です。

＞返品、そうでなくても隠していた不調の補修費用を相手に負担させることはできるのでしょうか？

契約解除をしない場合、「買主は、不具合を納得して購入した」事になります。
この場合、１円の保障もありません。
ですから、契約解除をしても良いが「契約前に認識していた不具合については、売主側で責任を持て！」と要求して下さい。
売買価格よりも修理代が高価な場合は、「売主側の契約不履行」として契約が無効になります。
この場合「売買価格の最大２倍の損害賠償金」を受け取る事が出来ますよ。

お礼

法的には車両は引き取りつつ修理代だけ負担させるということはできず
車両を返品することはできるということですね
相手方からすると前者の妥協案のほうがいい気もしますけど・・・

御回答ありがとうございました！