アンチピリンの分布容積についての疑問

このQ&Aのポイント
  • アンチピリンは細胞膜透過性が高く、細胞膜を通過しやすく全体液中に分布します。
  • 分布容積は投与量と血漿中濃度によって表され、アンチピリンの分布容積は全体液量とほぼ同じです。
  • アンチピリンの血漿中の濃度は血漿タンパク質と結合し、分布容積が血漿容積より大きくなりますが、血漿中の濃度と全体液中の濃度はほぼ同じと考えられています。
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アンチピリンの分布容積

分布容積に関して質問があります。 アンチピリンは、細胞膜透過性が高いため、細胞膜を通過しやすく全体液中に分布するということまではわかりました。 分布容積は、投与量/血漿中濃度であらわされると思うのですが、 この式から アンチピリンの分布容積≒全体液量となることは、どのように説明されますか。 アンチピリンの血漿中の濃度は、 血漿タンパク質と強く結合して、血漿中にしか存在しないエバンスブルーのような物質より低くなって、分布容積が血漿容積より大きくなりそうだということまでは、なんとなくわかるのですが、 その値が、この式からなぜ全体液量とほぼ同じだといえるのか、ということがいまいち、わからないんです。 血漿中の濃度と、細胞内液や細胞間隙液の濃度が同じだと仮定して、血漿中濃度≒全体液中の濃度と考えているのでしょうか。 どなたかわかる方がいらっしゃいましたら、教えてください。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

ここは「化学」のカテゴリーなので、ここを閉め「生物」のカテゴリーか「美容・健康」のカテゴリーでお聞き下さい。

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