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オイラーの多面体定理を高校数学レベルで証明する事は出来ますか?

オイラーの多面体定理を高校数学レベルで証明する事は出来ますか? 出来るならお願いします

  • IJHSM
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  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.2

おはようございます。 厳密とは言えないと思いますが、証明することは可能だと思います。 以下、ずらずらと書いてみます。^^; オイラーの多面体定理自体は、小学校で習った「植木算」の拡張みたいなものです。 大学の数学では、グラフ理論と呼ばれますね。 まずは、証明の流れを書いておきます。 過去の質問(http://okwave.jp/qa/q5959824.html)の焼き直しですが。 ---------------------------------------- 【手順1】まずは平面上で定理を証明。 平面上において多角形を張り合わせた図でオイラーの定理を考えます。 このときは、V- E+ F= 1となります。 (頂点の数:V、辺の数:E、面の数:Fとして) 【手順2】そして、立体へもっていく。 1)の図を多面体の「展開図もどき」と見ることで、多面体に対するオイラーの定理を示します。 多面体からどこか 1面だけを切り抜いた図を考えると 1)の図と同等になり、 切り抜いた 1面を戻すことで V- E+ F= 2となります。 もう少し言い換えると、 1)の図をゴムのような膜に書いておいて、くるっと包むようにして最後の 1面を作り上げる。 逆に、風船に多面体を描いておいて、どこか 1面を切り抜いてから、ぎゅっと平面に押し広げた。 というイメージでもいいかと思います。 ---------------------------------------- あとは、【手順1】が成り立つことを示します。(添付の図を参照) ここで植木算が登場します。 ・植木算(直線)では、V- E= 1となります。 ・この両端をつなぎ合わせると、頂点が 1つ減って、面が 1つ増える(できる)ので、V- E+ F= 1のままとなります。 ・当然、これは三角形でも言えます。 ・1つの三角形に、さらにもう 1つ三角形をくっつけることを考えます。 すると、頂点は +1、辺は +2、面は +1となり、差し引き±0となります。 以下、同様に三角形をいくつくっつけても、V- E+ F= 1のままとなります。 ・逆に、三角形をくっつけた形から辺を取り去っても辺 -1、面 -1となり、やはり差し引き±0となります。(この時点で多角形が出来上がり!) 多角形は必ずいくつかの三角形に分割できるので、平面上の任意の多角形において、V- E+ F= 1となることが示されます。 これで 1)を示すことができました。

IJHSM
質問者

お礼

ありがとうございました 一応感覚的に理解する事が出来ました これをベストアンサーにしたいと思います

その他の回答 (1)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.1

辺の数について、数学的帰納法。 漸化ステップでは、頂点の数が 増えるかどうか で場合分け。

IJHSM
質問者

お礼

簡潔に説明してくださってありがとうございます

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