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星の大きさの算出方法
疑問に思ったんですが、恒星の大きさ(半径)というものはどうやって算出しているのでしょうか? その星の絶対等級が分かれば算出できるとか、太陽を基準として太陽の何倍という風にすれば計算しやすいということまでは本で調べられたのですが、具体的な計算方法については調べきれませんでした。 どなたかわかる方いらっしゃいましたら回答おねがいします。
- ponicixious368
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> 恒星の大きさ(半径)というものはどうやって算出しているのでしょうか? 1980年代ぐらいまでは、大口径の望遠鏡と言っても、5~6m程度のものしかなく、高感度の撮影技術、解析技術もなかったので、HR図の適用による絶対等級の推定しか方法がなかったと思われます。 (「理論値」ですので、誤差が発生することが当然あり得ます) しかし、現在では、 (1) 宇宙望遠鏡により大気圏外での天体観測が可能である。 (2) 8mクラスの望遠鏡の登場。 (3) CCD(高感度な半導体記憶素子)の登場。 (4) 干渉計、コンピュータ解析技術の進歩。 といった技術革新により、理論値による推定ではなく、観測による直接的な測定も夢ではないように思います。 ※ (4)については、No.3さんの参考URLをご覧ください。
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VLBI技術を使えば星の大きさを直接測れるようです。
お礼
すごい技術ですよね。最近では直接測ることすらやってしまうんですか。。ありがとうございました。
恒星は巨大な望遠鏡でも点にしか見えませんので、「見た目の大きさ」から求めるのは無理です。 参考urlにチラリとかかれていますが、明るさから絶対等級-全放射エネルギー、色から表面温度-単位面積あたりのエネルギーを求めて、そこから表面積-半径を求めるようです。 しかし絶対等級を決めるには距離を測らないといけませんね。近くの星なら年周視差を使って測れるんでしょう。
お礼
絶対等級を求めるには実視等級と年周視差があれば求められるらしいです。参考にさせていただきます。ありがとうございました。
- HAL007
- ベストアンサー率29% (1751/5869)
正確な計算ではありませんが(厳密な計算は三角関数の応用だと思います) 簡単な計測方法があったのでこちらを参考にすると楽しいと思います。
お礼
早い返答ありがとうございました。参考にさせていただきます。
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お礼
詳しいご説明ありがとうございます。HR図の適用による絶対等級からの半径の求め方も知りたかったのですが、そこまでいくと踏み込みすぎですかね(笑 参考になりました。