• 締切済み

エストラジオール

momyuの回答

  • momyu
  • ベストアンサー率30% (12/39)
回答No.2

あまり適切な意見ではないと思いますが、参考程度にお願いします。 最近、何かと話題の環境ホルモンではありますが、実際私も海洋生物実験所でイカ を解剖したときにその影響を見て驚いた記憶があります。 たしかエストラジオールはステロイド系女性ホルモンの一種ですよね。尿にも微量 に含まれているのは確かですが、それが海洋生物等のメス化に直接関与していると は思えません。本来、動物の体内中で作用を促す働きを求められるホルモンは不安 定な物質ですから、その存在期間はごく限られたものだと勉強しました。しかも、 下水処理のシステムを介しているわけですから、その残存量は影響を及ぼすほどの ものなのでしょうか? 本来、環境ホルモンとは我々動物体内から合成されるホルモンとは全く別の由来で 人間の生産活動(工業等)における副産物的な化学物質が、たまたまホルモンと同 様の働きをするというものです。 ですから、環境に対する化学物質の研究が決して遅れているわけではありません。 ただ、ホルモン同様の働きをする化学物質が多すぎるため、まだ未知な部分が多い という事は事実だと思います。有名なダイオキシンでさえ認定されたもので千種類 以上で、まだまだあるという結果らしいですからね。 あまりお役に立つような意見ではなくてすみません。

noname#20560
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 イカへの影響は、有機スズでしょうか?イボニシ貝は確か有機スズでしたよね。エストラジールのメス化ですが、何故これに私がこだわるかと言うと、以前に新聞でNPの環境動態と生体影響について研究されている大学グループが、多摩川のコイのメス化の原因にエストラジールが絡んでいる可能性が高い、と発表したからです(それまでは、NP単独犯行説が有力だったわけです)。具体的にいつの新聞だったかはちょうど今私の異動が重なり、今すぐには分からないので申し訳ないのですが、環境化学会などでも多分発表されているのではないかと思います。  あと、『環境に対する化学物質の研究が遅れているのでは』という点ですが、私の舌足らずな表現で誤解を招いたことを先ずお詫びします。真意は、『ダイオキシン、PCB、ノニル、等の合成化学物質に比べて天然エストロゲンの環境動態についての研究が遅れているのではないか』であり、これに訂正いたします。ただ、a-kumaさんのコメントにもありましたが、環境中のエストロゲン濃度はよく調べられていることが分かりました。あとは、環境中でどのような分解経路(恐らく微生物分解)を辿るかについて興味があるのですが、現在検索中です。

関連するQ&A

  • 脳内かく乱物質

    環境化学物質についてのレポートが出て、特に「脳内かく乱物質について」を詳しく調べなければならないのですが、「脳内かく乱物質」で検索をしても、「内分泌かく乱物質」でしかヒットがありませんでした。 脳内かく乱物質とはどのようなものなのですか? 内分泌かく乱物質とはどのような違いがあるのですか? もし、詳しくご存じの方、もしくは詳しい内容が掲載されたHPをご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。

  • 有機化学と環境問題

     有機化学で環境問題に関するような研究活動ってどんなことが行われていますか?  クリーンケミストリー(物質生産過程の低環境汚染化)などが有名なところですけど、それ以外に、例えば、高汚染環境下に生息する動植物から有機物をとりだし、その対汚染性のある有機物を分析、合成、利用し、対汚染性のメカニズムの解明をするとか、そういった環境問題に対して(クリーンケミストリをディフェンシブとするなら)オフェンシブな有機化学の研究って行われていないのでしょうか?  私は今B2の学生なのですが将来的にそのような研究を行いたいと夢見ています。そのような研究を行っている大学があればぜひ教えてください。  また、環境問題と関連性が深いのは、有機よりも錯体や生化学分野のほうなのでしょうか?    少し話が変わりますが、有機合成の技術というのは就職時に1つの特殊技能として重宝されるとよく耳にするのですが、それは本当ですか?

  • ニッケル・りんメッキ面の腐食性について

    ニッケル・りんの合金のメッキ面に対して、著しく腐食作用のある化学物質について、ご存知の方いらっしゃいましたら、ご回答くださいますようお願いします。 ここで、腐食とは溶かすことと考えてくださって結構です また、逆にこれらのメッキに対して、不動態を作るような化学物質についてもお教え願えると助かります。 直接的な回答でなくても、Ni・Pメッキについての何かしらの情報があるURLだけでもかまいませんので、お願いします。

  • さば缶とトマト缶

    薬に頼らない薬剤師 宇多川 久美子さんは下記の様にいっています。 「缶詰は食材を収穫してから長い時間がたっています。果たして、食品本来の栄養価がどれだけ保たれているのでしょうか。缶やレトルト食品の袋は、内側の素材が溶け出すという問題もあります。缶詰の内側に塗布されるエポキシ樹脂やフェノール系樹脂からは、内分泌かく乱物質が溶け出すことがわかっています。内分泌かく乱物質は「環境ホルモン」とも呼ばれ、体内に入るとホルモンと似た作用をし、生物本来のホルモン分泌系を乱して、生殖機能などに悪影響を与える化学物質です。 非常時ならともかく、毎日の食事に缶詰やレトルトを食べるのは、いかがなものでしょうか。」 私は単純にさば缶とトマト缶を毎週使ってトマト煮込みにしています。ブロッコリーや人参、玉ねぎなど野菜をたっぷりいれて、さば缶のエキスも入れて煮込んでいます。作り置きができるので、毎日ちょこちょこ食べています。 これを読んで恐ろしくなりました。毎日のように食べているものに「内分泌かく乱物質」が含まれていたなんて!! これは事実なのでしょうか? 教えて下さい。

  • 製薬会社就職に有利な分野

    製薬会社研究部門に就職しやすい薬学系専攻分野を順序付けるとしたら、どのような順になりますか? 薬物動態、薬剤学、免疫学、薬理学、分子生物学、細胞生物学、物理化学、有機合成化学、探索学、分析化学、製剤学の中からお願いします。

  • 石油の代わりについて 有機合成化学

    有機合成化学について質問です。 石油の代わりになるといわれているメタンハイドレートやバイオエタノールが研究されていますが、その研究とは有機合成化学の分野に入りますか?

  • 天然と合成のビタミンC(アスコルビン酸)について

    サプリメントのビタミンCについて質問なのですが、合成のビタミンCはデンプンなどから合成して作ってるからあまり効かなくて、天然じゃないと、逆に害があるなどと言ってる人や論文?などがありますが、化学式は全く同じアスコルビン酸みたいなんです。この場合化学式が全く同じなら効果も全く同じって事ですよね? 化学式が全く同じって事は合成された過程は関係ないと考えて正しいですか? 天然のビタミンCはローズヒップやフラボノイドが付属してくるから効果が高いのであって、アスコルビン酸そのものは全くの同一物質ですよね? あと石油等から合成して作るビタミンもあるようですが不純物が全く混じってない化学式が全く同じ物は、天然で存在する物質と全く同じ物質になったと考えても良いでしょうか?

  • ベンジジンって

    いわゆる環境ホルモンを測定しようと考えております。 環境庁が出した「外因性内分泌撹乱化学物質調査暫定マニュアル(水質、底質、水生生物)」を見て、その中の有機塩素系農薬,ポリ臭化ビフェニル及びベンゾ(a)ピレンの分析法を確認したところ以下のような項目がありました。 GCの性能評価  ・p,p'-DDT,デカフロロトリフェニルホスフィン(DFTPP),ベンジジン及びペンタクロロフェノールの1mg/L混合標準液(ヘキサン溶液)の1μLをGC/MSに注入してスキャンニングモードで測定し、確認する。 この文中のベンジジンですが、発ガン性物質のせいで日本国内ではなかなか手に入らないのですが、代用試薬は無いのでしょうか? なんとしてもベンジジンをGETしなければいけませんか?

  • 現在、名古屋の方の大学に通っている者です。

    現在、名古屋の方の大学に通っている者です。 授業で扱ったものの質問なんですが、毒物と内分泌かく乱物質の違いというのを知りたいです。 定義や作用の仕方などなんでもいいので知識を貸していただけると幸いです。 よろしくおねがいします。

  • ピリジンについて

    試薬を探していたのですが、ピリジンの3位、4位をホウ素化した試薬は販売されているのに、2位は販売されていません。2位をBr化した物質があるので、それをホウ素化すればいいのかとも考えましたが、化学的に合成できないものなのかと思いまして質問させていただきました。 やや専門外でこういう分野に弱いのですが、ホウ素とピリジンのNというものが、2位という近い位置だと相互作用を起こしやすいから無理という仮説を考えてみたのですが正しいでしょうか。 分かる方よろしくお願いいたします。