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 刑事事件報道に関して

 刑事事件報道に関して 刑事事件報道で 検察に移送の際に、被疑者に毛布をかける現場映像がよくテレビで報道されます。 しかし、一方で警察側が毛布をかけて面が割れないように配慮しているにも関わらず、被疑者の正面写真がテロップに映し出されるケースが多くあります。 せめて、移送時に毛布で被疑者の顔を隠しているならば、正面写真を出すべきではないと思うのですが? 視聴者の『知る権利』として被疑者の段階で顔を知ることが妥当なのでしょうか? 推定無罪の原則論を考えれば、有罪が確定、もしくは起訴・処分確定まで、顔が出るような報道は裂けるべきだと思いますが、如何でしょうか?  

質問者が選んだベストアンサー

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noname#120678
noname#120678
回答No.3

立場の違いでしょうね、 警察は被疑者を逮捕したら、今度はその被疑者を保護することも仕事のうちになります。 報道機関が待ち構える中を被疑者を隠そうともせずにいたら、あらゆる方面から叩かれます。 警察をはじめお役所というものは「責任」を取らされることを極度に嫌います。 彼らが考えるのは被疑者の保護というより「叩かれたくない、責任を取らされたくない」の方です。 一方、報道機関においては「報道の自由」だと言って被疑者の顔写真を公表します。 警察が隠す被疑者の顔を晒せば、それで視聴率が取れるわけです。 正義もあるでしょうが、報道の自由という権利を営利に利用しているとも言えます。 推定無罪の原則はあくまでも「建前」です。 同様の意味で「疑わしきは被告の利益に」という言葉もありますが、 現実的に世の中の人のほとんどは、誰かが逮捕されたという報道を見れば、正義の味方の警察が逮捕したのだから「犯人である」と決めつけてしまうはずです。 司法にしたところで、 実際には状況証拠のみで有罪判決が出る刑事事件はたくさんあります。 先進国の中でも日本人は人権意識が極度に低いそうで、 とある大学の先生に言わせれば、外国人の客が来たときに見せたくないもののひとつが刑事施設だと言っていました。 あなたのおっしゃるとおり、私も有罪確定まで顔が出るような報道は避けるべきだと思います。 ただ、逮捕から有罪確定まで最短で数ヶ月、 最高裁まで争うような事件となると10年以上かかる事件もありますので、その長い期間を隠し通せるかという現実問題もあります。 いくら法律で禁じたところで、人の口には戸は立てられません。 そういう世の中ですから、 被害者の保護は叫ばれても「被疑者の保護」という意見はなかなか出てきません。

bismarks05
質問者

お礼

お礼申し上げるのが遅れて大変申し訳ありませんでした 丁寧かつ私見併せてとの回答ありがとうございました

その他の回答 (2)

回答No.2

毛布をかけるのは長距離射撃による 口封じ殺害を避けるため。

bismarks05
質問者

お礼

回答あざ~す

bismarks05
質問者

補足

冷静に考えるとこの見解ならば、毛布ではなく、防弾チョッキを着せる・もしくは、移送箇所を伏せるのが筋でしょう。  毛布である必然性がないので納得ゆく説明になっていませんね

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.1

知る権利は、それによって民主制に資するから ということで認められた権利です。 被疑者の顔を報道して、それで民主制に資するのでしょうか。 ただの覗き趣味を満足させるだけでしょう。 政治家などの公人ならともかく。 顔写真の公開は、知る権利とは関係のない 問題です。 それでも後を絶たないのは。 1、マスコミの商売上、都合がよいから。   顔写真を出した方が視聴率が上がる。 2、社会的制裁の一環。 尚、推定無罪の原則は、法的には国家と被疑者、被告人との 間で問題になる原則です。 マスコミや、市民は、基本的には関係ないことです。 ただ、道徳的にはそうあるべきでしょう。

bismarks05
質問者

お礼

 顔写真の公開などの情報公開について裁判でも「知る権利」の俎上として認定されています。関係なくはありませんので、悪しからず それに推定無罪の原則は、憲法事由ですが、私人間効力の余地があるので無意味ではありません。「宴のあと」訴訟でも確認されたように、関係ないことではありません。 憲法学的素養のない意見としか思えません。

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