小６女児誘拐監禁事件など。社会のなにがおかしい？（長文です）

質問

先日は長崎の中学生、今回は小６と、児童の事件が続いていますね。

しかし、今回は被害者ということもあってか、少女たちに対する批判的な意見が少ないですよね。
どちらかというと、批判されているのは「渋谷」という街で、「渋谷」はこんなに異常な街だ、終電後も若者があふれている、下着を売る少女たち、などなど。

今回の事件や長崎事件、九州一家惨殺事件や名古屋の通り魔事件、万引き少年事件などなど、様々な事件が起こるたび、疑問に思います。
社会の何がおかしいのでしょうか？

当然のことかもしれませんが、常にどのような事件でも、謎解きのような、これが悪いあれが悪いと、中途半端に原因を断言している、あるいは「信じられない」という報道や意見を耳にします。

長崎事件では、加害者の写真や個人情報が携帯メールで出回りましたよね。その際、新聞やテレビではそれを批判していましたが、テレビニュースでは、加害者の写真（と思われるもの）にモザイクをかけて放送していました。
私は、万引きであれ殺人であれ、一律死刑・または終身刑にすればいい、と考えながらも、４０キロ規制の道路を６０～８０キロで走ってます。

教育が悪い、不景気が悪い、地域のつながりが無い、外国人犯罪、少年法改正が必要、親の意識がない、警察がしっかりしていない、などなど、原因や対策のような意見がありますが、どれも正しいような正しくないような。

みなさんは何がおかしい（悪い）と思われますか？
また、何をどうすれば良いと思われますか？

中途半端に抽象的な質問ですが、よろしくお願いします。

回答No.10

blue5586p

私は、ご質問の一連の事件で感じることは、「吉展ちゃん事件」や「大久保　清事件」の教訓はどこへいってしまったのか、ということです。
　確かに、大久保清事件からは３２年、吉展ちゃん事件に至っては、４０年も前の事件ですので、今では風化してしまうのもやむをえないかも知れませんが、それを風化させてはいけないと思います。
　私が物心ついた頃にちょうど起きた吉展ちゃん事件でしたが、そのため私は、母親や親戚から「知らない人には絶対ついていったらあかんで」「いいところへ連れて行ってあげる、とか、いいものをあげる、と声をかけられても、ぜったい無視するように」などと、
かなりしつこく言われたものでした。また、私が小学生の時も、一時期子供が誘拐され、中には殺害されるといった事件が多発したため、学校の朝礼では、生活指導の先生が、毎日のように「知らない人には絶対ついていかない」「もし道を尋ねられて『一緒に車に乗って案内してくれないか』などと言われても、『大人の人に聞いてください』などといって断ること」というお話をされていました。
　長崎の事件の場合は、被害に遭われたお子さんの親御さんには申し訳のない言い方ですが、普段から「知らない人にはついていくな」というしつけがきちんとできていれば、今回の悲劇は防ぐことができたのではないかと思います。
　渋谷の小学生監禁事件については、小学六年の女の子だけで、渋谷に遊びに行くなどといって、親は何の不自然も感じなかったのか、という点が最大の疑問です。さらに、「友達を連れてくればお金を渡す」などという言葉に、簡単に乗ってしまったというのも疑問です。
　確かに大久保清事件の被害者は、今回の小学生よりはもう少し上の世代ですが、子供に対して、こういった恐ろしい事件があったことを、普段からよく話しておくということも大切ではないかと思います。そして今回の一連の不幸な事件を、決して風化させることなく、特に子供を持つ親御さん方や、これから親になられる方は、しっかりと言い伝えていくことも大切なことと感じました。

お礼

回答ありがとうございます。

どれだけの悲劇が繰り返されても、なぜ自分たちはそれを教訓として受け止めれないのでしょうね。

それだけ、人々が現実感を喪失しているということなのでしょうか。