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アルカリと酸ではアルカリの方が遙かに落ちにくく、危険性も高いと聞きまし

アルカリと酸ではアルカリの方が遙かに落ちにくく、危険性も高いと聞きました。何故でしょうか?ご存じの方がいましたら、教えてくださいm(_ _)m

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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.1

濃度が高ければ酸でもアルカリでも注意が必要です。 でもある程度以下の濃度(1mol/L程度以下)であれば酸は手についても洗えば終わりです。手に傷があれば痛いですがそうであれば気にする必要はありません。(レモンの汁が手についたとか、お酢が手についたとかと同じようなものです。) アルカリ性の方が落ちにくいというのは皮膚のタンパク質や、脂質と反応するからです。 タンパク質や脂肪はアルカリで分解されます。石鹸を作るときには油と水酸化ナトリウムを混ぜて加熱します。脂肪酸とグリセリンに分解します。ケン化と呼ばれている反応です。皮膚の脂肪も同じような反応を起こします。水酸化ナトリウムの水溶液が手につくとぬるぬるした感じがします。少量ですが石鹸ができているのでしょう。しつこい油汚れを落とすことができるという洗剤が売られています。アルカリ性が普通の洗剤に比べて強いです。手袋をしていなければ手荒れします。「手荒れ」というのは皮膚の脂質が溶けだしてしまって皮膚がカサカサになってしまッた状態のことです。 濃硝酸が手につけば黄色く変色します。これは皮膚のたんぱく質と硝酸とが反応してできた物質ですので洗っても落ちません。でも知らないうちに手についていたという程度のものであれば痛いというわけでもありませんから何日かすれば垢になって落ちています。 濃硫酸が手につけば痛いです。少量でも皮膚が白くなります。少し多いと水ぶくれができます。やけどの症状と同じようになります。水でよく洗って、冷やします。中和は重曹でやるのがいいでしょう。症状のきつい場合は病院に行く方がいいです。濃硫酸は粘っこいですから大量の水で丁寧に洗わないと落ちません。

pokewii
質問者

お礼

とても詳しく解説していただいてありがとうございます。 質問したこと以外にも色々な記述をしていただいたので、とても勉強になりました。 >少量ですが石鹸ができているのでしょう。 何か反応しているのだろうとは思っていましたが、あれは鹸化だったのですね。 訂正も含め、丁寧な回答をありがとうございましたm(_ _)m

その他の回答 (2)

回答No.3

酸はほとんどが水と気体の化合物です。 アルカリはほとんどが水と固体の化合物です。 そのため、酸は放っておくと、比較的蒸発しやすいです。 逆に、アルカリは放っておくと水分のみが蒸発して とどんどん濃度が高くなってしまいます。 おっしゃられた方は、この辺りから、アルカリの方が 落ちにくいくて危険性が高いと言ったのではないでしょうか?

pokewii
質問者

お礼

>アルカリはほとんどが水と固体の化合物です。 言われてみるとそうですね・・・。考えたこともありませんでした。 回答ありがとうございました!

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.2

タイプミスがありました。 >そうであれば気にする必要はありません → そうでなければ気にする必要はありません

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