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寒天などのようなハイドロゲルの内部構造を電子顕微鏡で観察をしようとして

寒天などのようなハイドロゲルの内部構造を電子顕微鏡で観察をしようとしております。 刊行物等で寒天内部の電顕像が記載されており、観察手法があるのだろうと思うのですが観察試料の作成がうまくいきません。 寒天をブチル凍結乾燥を行っても試料は原型を保てず、バラバラとなってしまう状況です。 試料作成でヒントとなるような文献、方法ございましたらご教授いただけますでしょうか。宜しくお願い致します。

  • 農学
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  • sum915tak
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回答No.1

電子顕微鏡の種別が記載されていませんので、走査型と判断してお答えします。 デンプンやマンナンなどの多糖類は現在用いられている化学固定剤がほとんど効果がありません。 したがってt-ブチルであろうと臨界点乾燥であろうと乾燥により変形いたします。 観察する手法としては凍結によるものが一番有効かと思いますが、SEMにクライオステージが備わっていることが 条件になります。また凍結による氷晶で構造が破壊されますので氷晶防止処理も必要になります。 私がマンナン、ゼラチンを観察したときは、ゲルを50%エタノールに一晩浸漬、液体窒素で凍結、切削して 観察面を露出、-80℃で一部昇華、電顕観察という手順でした。

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