• 締切済み

磁束密度につきまして

こんにちは、 添付NMRの基本原理を読んで、磁束密度について疑問を持ちました。教えてください。 1.2.35テスラの外部磁場においたとありますが、1H核の数をn個としますと、外部磁気の強さは、2.35×n個テスラが必要ではないでしょうか? 2.外部磁場の強さH0は、テスラが単位です。電気の場合、電圧をかけるときには、V/cmとなりますので、磁気の場合は、T/cmとすべきではないでしょうか? 3.2.35T(テスラ)を、2.35(kg/sec(-2)A(-1))と表現しておりますが、この単位はどのように導出されるのでしょうか? http://www.agr.hokudai.ac.jp/ms-nmr/assign/nmr2.htm

みんなの回答

  • suzusan7
  • ベストアンサー率64% (22/34)
回答No.1

こんにちわぁ 1.ですが、外部磁場は変わりませんよ。地磁気という外部磁場の中に一斉に   方位磁針を使うと、地磁気は変わるでしょうか?   たぶん変わりませんよねぇ。   外部磁場は坂道みたいなものです。H核のように転がすものが変わっても   坂道の勾配は変わらないのと同じで、転がすものの数や質が変わっても   外部磁場に影響を与えるものではありません。 2.磁場の単位はTではありません。磁場の単位はA/mです。   Tは磁束密度の単位です。 3.Bを磁束密度、μを透磁率、Hを磁界とすると    B=μH   という関係式があります。μの単位はN/A^2ですから、   Bの単位はN/(A・m)となります。   Nはkg・m/sec^2ですから、テスラの単位を表現できると思います。

bethe
質問者

補足

お返事ありがとうございます。あるご親切な方にご教示頂きました回答の一部を以下に記載します。 外部磁場Bの単位はT(テスラ)です。 電線に電流が流れていて,電流に垂直な方向に磁場があるとき, 1A(アンペア)の電流が流れている電線1m(メートル)に 力が1N(ニュートン)働くとき,磁場の強さが1T(テスラ)です。 電場Eの単位は V/m (ボルト毎メートル)です。 電場中に点電荷があるとき, 1C(クーロン)の電荷に1N(ニュートン)の力が働くとき, 電場の強さが 1 V/m (ボルト毎メートル)です。 電荷の単位1C(クーロン)は, 1A(アンペア)の電流が1s(秒)間に運ぶ電気量です。 1C(クーロン)の電荷を2点間を移動させるのに必要な仕事(エネルギー)が 1J(ジュール)であるとき,2点間の電位差が1V(ボルト)であることになります。 1m(メートル)あたり1V(ボルト)の電位差があるとき, そこに置かれた1C(クーロン)の電荷には1N(ニュートン)=1J/m(ジュール毎メートル) の力が働く,ということで,電場の強さ(単位長さあたりの電位差)と話が つながります。 さて,1C(クーロン)=1A s(アンペア 秒)でした。 1A(アンベア)の電流1m(メートル)あたりに働く力をつかって磁場の強さを決めましたが, つまり,1N(ニュートン)=1A(アンペア)×1m(メートル)×1T(テスラ)となるように T(テスラ)が決められていていますが, 1C(クーロン)の電荷が1m/s(メートル毎秒)で運動しているとき, 1C(クーロン)×1m/s(メートル毎秒)=1A s(アンペア 秒)×1m/s(メートル毎秒) =1A(アンペア)×1m(メートル)なんですね。 つまり,1C(クーロン)の電荷が速度1m/s(メートル毎秒)で1T(テスラ)の 磁場中を運動しているとき,1N(ニュートン)の力が働きます。 電荷×電場=力 電荷×速度×磁場=力 ですから,電場と磁場は速度の分だけ単位(次元)が異なることになります。 ちなみに1T(テスラ)=1V s/m^2(ボルト 秒 毎 平方メートル) の関係があります。 あるいは,単に電場の強さには固有の単位がなく電位差を長さで割って単位を作っているのに,磁場の強さには何故,固有の単位があるのだろうかという疑問でしょうか? それについては,私は確かなことは知りませんが, 電荷×電場=力 という風に,速度に依存しない形でかけますから, 電場の問題は力学と同様にポテンシャルの問題に還元でき, ポテンシャルはスカラー量でより取り扱いが簡単ですから, ポテンシャルが基本的性質と見なされ,それに対して固有の単位が作られたのではないでしょうか? 磁場は速度が絡み,そう単純には行きませんので,磁場の単位を固有に定義する方が 実用的な気がします。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 磁場と磁束密度について

    こんにちは、 下記を、最新の単位 に直すと、どうなるのでしょうか? 3000 エルステッド → ? T:テスラ 磁束密度 1 Ms/cm → ? A/m :磁場 尚、本質問は、学校の宿題等ではなく、磁気カードの仕様に関するものです。

  • 磁束密度と、磁界の大きさについて

    10cm^2の断面積に対して、垂直に5.2×1.0^(-4)Wbの磁束が通り抜けた。 この時の磁束密度B(T)を求めてください。 また、この磁束が空気中を通過しているときに、磁界の大きさHを求めてください。 回答よろしくお願いいたします。

  • コイルの磁束密度

    コイルの磁束密度 xy平面上原点中心半径aの円電流Iが(0,0,z)に作る磁束密度Bz=μ_0a^2I/(2(a^2+z^2)^3/2)を既知として単位長さ当たりの巻数Nのコイルの磁束密度を求めよ。 という問題で ヒントに dB=μ_0a^2INdz/(2(a^2+z^2)^3/2)を導出し積分とあります。 このあたりを見て考えてみたのですが http://okawa-denshi.jp/techdoc/1-5-1zikai2.htm ちょっと筋道が違うようでこれを適用できる実力がありませんでした。 結局z=z0の部分の巻(円電流)からz=zに与える磁束密度はμ_0a^2I/(2(a^2+(z-z0)^2)^3/2)だよなぁ位しか思いつきませんでした。 ヒントの式の導出が出来れば後は積分なのでそこまで教えていただきたいです。

  • NMR装置の○○MHzの表記の意味

     最近のNMR装置は、普通その性能を表すのに、○○MHz(270 MHzや400 MHzな ど)と呼ばるようですが、この意味は何でしょうか。参考書には、よく共鳴周 波数の値だ、と書いてありますが、どうも磁石の強さを表しているように思い ます。確かに、MHzは周波数の単位ですし、磁場(磁束密度)の単位はG(ガウス) やT(テスラ)となるはずですが、周波数がNMRの装置の性能を決めるのでしょう か。NMRに詳しい方のご意見をお伺いしたいです。よろくお願いします。

  • ソレノイドの磁束

    http://www.eei.eng.osaka-u.ac.jp/pdf/grad-exam/18/18denjiriron.pdf こちらの大阪大学大学院の3-2の2番目の空欄について質問があります まず1番目のHはnI0t/Tです 続いてこの磁束密度はB=μ0nI0t/Tです 問題はここからなんですが、解答例(公式のものではないですが)やこの問題に対応する演習問題の解答を見ると磁束φ=Bπa^2=πa^2μ0nI0t/Tとかいてあります 普通単位長さあたりnのソレノイドの磁束を求めるときって磁束密度に面積とnを同時にかけるんじゃないんでしょうか? というか、他のソレノイドの磁束を求める問題はそうしてあります この場合はなぜ面積と磁束密度だけを掛けて磁束になるのでしょうか?

  • 磁性と状態密度について

    固体物理の問題です。絶対零度で電子密度Nの金属に磁束密度Bの磁場を印加した。 磁場によるゼーマンエネルギーが化学ポテンシャルよりも十分小さい場合に、単位体積あたりの磁化の大きさMはどうなるか。ただし、電子の磁気モーメントをμ_Bとし、電子の運動によるローレンツ力の影響は考えない。よろしくお願いします。

  • 磁束密度、磁場などについて

    こんばんは。高校三年生です。 物理について疑問に思ったことがあるので質問させていただきます。 F=vBl、F=evB、F=mH、V=-dΦ/dtなど様々な力についての公式があるわけですが、これらの単位はどこから最初に決められているのでしょうか? たとえば、「何かが変化して起電力Vが生じているとき、その時間変化しているものを磁束(Φ)とする」と最初に決めたのならファラデーの電磁誘導の法則が成り立つのは理解できます。(というか定義ですので当たり前ですが^^) しかし、すると何の関係のないはずのF=evBなどの法則が比例定数なしに成り立ってしまうのが直感的に理解できません。(BS=ΦですのでBはΦに依存しますよね?) それならばと思いF=evBを定義とすると、(このような力が働いているとき磁束密度Bを定義)今度はファラデーの法則が成り立つのがなぜかわかりません。 また、電流から定義されているはずの磁場Hに、全く関係ないところから定義されているように見える磁束Φをかけると力Fになる理由もわかりません。。。 どういう順番でこれらの単位が決められていったのか教えていただけないでしょうか。 また、当方高校生ですので、もし大学レベルの話になってしまうのであればそこの部分は簡略化していただいて結構です。

  • 磁界Hと磁束密度Bの関係

    磁界Hの単位は、A/mとN/Wb、 磁束密度の単位は、Wb/(m2乗)とN/(A・m)です。 磁束密度は電流1Aあたり導線1mが受ける力の大きさ、と参考書にかいてありました。それと単位面積あたりの磁束線の本数でもあります。 そこで磁界Hですが、N/Wbから考えると、磁界に置いたN極の磁束1本あたりの受ける力、ということでいいのでしょうか?またB=μHから考えてHが磁力線の本数と考えてはいけないのでしょうか?どこの参考書にもそんなこと書いてないです。Hが磁力線の本数と考えるとHの周りの様子も表すμ倍で磁束線の本数Bになる、とすっきり思えますが、この考え、合っているのでしょうか。 物理に強い方、上2点、助言よろしくお願いします。

  • 磁束密度のガウスの定理

    (0,0,a)(0,0,ーa)の2点にある磁気双極子の原点からrの距離の球の周りの磁場を求めて ガウスの定理を確認するという手順で 座標系は球座標系です。 またベクトルの成分はそれぞれ r^2=x^2+y^2+z^2とすると X成分 3qaxz/2πμr^4 Y成分 3qayz/2πμr^4 Z成分 3qaz^2/2πμr^4+3qza^2/πμr^4 です。 積分の具体的計算なのですが、 磁場H↑=係数×(z/r^3)×(r方向の単位ベクトル) (rは原点を中心とする半径、zはそのz成分と言う意味です。) のときに磁束密度B↑が ∫B↑dS↑=0 となる具体的な計算方法が分かりません。 どなたか御回答お願いします。

  • 磁荷と磁束について

      電気回路においては電流i(t)の時間積分が電荷q(t)(または電気量q(t))で、電荷q(t)(または電気量q(t))の時間微分が電流i(t)となります。 一方電気回路を磁気回路に置き換えると、電流i(t)[A] →磁束φ(t)[Wb]に対応します。 ここで両方を積分すると、 ∫i(t)dt → q(t)[C] ∫φ(t)dt → ? 上式において、磁束φ(t)[Wb]の時間積分はどんな物理量になるのでしょうか。 電気と磁気については以下の対応関係があると理解しています。 電荷q[C] → 磁荷m[Wb] 電流i[A] → 磁束φ[Wb] ここで何故、磁荷mと磁束φの単位が同じ[Wb]なのでしょうか。 そもそも磁荷m[Wb]と磁束φ[Wb]の違いがよく分かりません。 教えてください。