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労働基準法92条について

労働基準法92条において「就業規則は、法令又は当該事業者について適用される労働協約に反してはならない」とあります。労働協約の法的性質において、多くは労働者と使用者の契約であると解されており、法規範ではない、となっていますが、なぜ労働協約は労働基準法で定められた就業規則より優先度が高いのでしょうか?ご教授願います。

みんなの回答

  • tadagenji
  • ベストアンサー率23% (508/2193)
回答No.1

民法の条文より個々の契約内容の拘束が高いのは理解できますね。 労基法に基づく就業規則の補完として労働協約を企業と労働者との間で結びますので優先度は高くなります。 たとえば、就業規則に退職制度の規程があってもその支払方法などの細則は労働協約で結んだり、出向などの人事方針は規則に書くが、一定年数以上越えなく元の職場に復帰などは協約でするなどたくさん存在する。

integra170
質問者

お礼

解説ありがとうございました。とてもタメになりました。

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