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固有X線の性質

ojinの回答

  • ojin
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回答No.4

No.2の補足です。 >Kα、kβの二つのX線についてなのですがこの二つが原因になって不連続スペクトルとなり、制動X線の示す連続スペクトルになり観測されるのですね?でもこの連続スペクトルのX線はどのようなメカニズムで放射されどうして連続スペクトルえお与えるのですか? L核から、K核に遷移するときに発生するのが、Kα線、M核から、K核に遷移するときに発生するのが、Kβ線であったように記憶しています。KαとKβ線の波長は、極めて接近していますので、X線回折装置などでも、スリットや、コリメータを使用しても分離はできないと思います。したがって、測定結果もKβの影響を受けて、その回折像も発生してしまうはずです。 >連続スペクトルのX線(白色X線)の発生メカニズムについては、私もあまり深く考えたことは無いのですが、一つのエネルギーバンド内で、電子線照射で生じた電子の隙間を、より高い電子が埋め合わせる時にX線が発生します。現実には、X線管球においては、元素のX線発生の励起電圧よりはるかに高い電圧(30KeVから100KeV程度)で、陽極に対して、電子ビームを加速しますので、特性X線よりはるかにエネルギーの強い、短波長のX線から、長波長のX線が連続的に発生するのだと思います。この発生のメカニズムは、特性X線とは、異なった、エネルギーバンド内での電子の移動にようるもので全く異なったものです。 通常のX線分析においては、これら連続X線は、邪魔なものなので、シンチレーションカウンターから取り出す場合には、ベースラインでカットしますが、短波長の部分に、特性X線の強度以上の連続X線が存在する場合がもあり、その影響を完全に取り除く事は難しいと思われます。 蛍光X線分析(X線を試料の当て、発生する2次X線を単結晶で分光して元素分析をする)においても、白色X線も分光してしまうので、やはり、この影響をさけることは出来ないと思います。 X線分析は、もう忘却の彼方です。もしかすると、大きな間違いをしているかも知れません。もっと、現業の方が説明してくれると思います。

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