タンパクの精製にはFPLCかHPLCか

このQ&Aのポイント
  • タンパクの精製には主にFPLCが使われていますが、FPLCがHPLCよりも優れている点は低圧なのでタンパクに与えるダメージが少ないことです。しかし、少量のサンプルの場合はHPLCのほうが分離能に優れています。
  • 結晶化をするようなスケールでなくとにかく純粋なタンパクを取得したい場合は、HPLCでも十分です。また、歴史的には昔はFPLCがなく、HPLCが使われていた時期もあります。
  • FPLCとHPLCの比較では、FPLCは低圧であるためタンパクに与えるダメージが少ないが、少量のサンプルではHPLCのほうが分離能が高い。結晶化ではなく純粋なタンパクを取得したい場合はHPLCでも十分であり、歴史的にもHPLCが主流だった時期がある。
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タンパクの分離にはFPLCかHPLCか

こんにちは。 早速質問ですが、タンパクの精製には主にFPLCが使われていると思います。FPLCがHPLCよりも優れているところは低圧なのでタンパクに与えるダメージが少ないということなのでしょうか? 私はHPLCを使ったことがないので知らないのですが、HPLCを使うときに圧を下げればいいだけなのでは?と思いました。調べてみますと、少量のサンプルの場合、HPLCのほうが分離能に優れていると書かれている文章を見つけました。つまり、結晶化をするようなスケールでなくとにかく純粋なタンパクをとってくる場合はHPLCでもいいのではと考えました。また、歴史的にみても昔はFPLCがなく、HPLCを使っていたはずです。 結局、FPLCとHPLCについて、タンパク質の精製に使う場合の利点と欠点を教えていただきたく質問をさせてもらいました。ぜひ回答の方をお願いします。

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  • ベストアンサー
  • mmmma
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回答No.1

ペプチドクラスならHPLCでも出来ましたが、分子量が大きくなるとさすがに無理でした。 理由はリンクをご参考に…

参考URL:
http://www.gelifesciences.co.jp/newsletter/biodirect_mail/technical_tips/tips60.asp
x0010
質問者

お礼

カラムの問題は少し予想していたのですが、バッファーで錆びてしまうといことには驚きました。

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