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アドレナリンとは?語源や脳内での産生、作用について知りたい
kawakawaの回答
- kawakawa
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私もドラマや小説の中のちょっとした間違いを見ると結構気になります。以前、「青酸カリに亜硝酸アルミ‥」と書いていた小説があって、その間違いだけで、その作家に幻滅してしまったことがあります。 さて、アドレナリンの語源は聞いたことがあったのですが忘れてしまいました。申し訳ない!モノアミン類で、なんだかんだと‥調べておきましょう。 脳内でのカテコラミン(私の時代にはカテコールアミンではなくてカテコラミンと習いました)の分泌については、もう一度メカニズムから考えてみましょう; 刺激があると大脳辺縁系から神経伝達物質が出て視床下部へ伝わりますね。そうすると自律神経系(交感神経系)が刺激されてノルアドレナリンが分泌されます。そして、それが下垂体を刺激してエピネフリンとノルエピネフリンを放出します。同時に交感神経系の興奮によって副腎髄質からもエピネフリンが分泌されます。さらに視床下部の興奮は副腎皮質に作用してACTHを出し、それが下垂体を刺激してコルチゾールを放出する。等の反応が生じますね。そうするとホメオスタシスにより、視床下部から下垂体の正中突起へコルチトロピン放出因子が出され、エンドルフィンやエンケファリンが放出され、興奮刺激を弱めるように働きます。 ということで脳内でノルエピネフリンは放出されるということは理解できます。では、生産されているのでしょうか。もし生産していないのならば脳血液関門を通過して脳内に運ばれてくる必要がありますね。 脳血液関門の通過について考えるためにはエピネフリンの生合成系を考えなければなりません。 チロシンはドーパとなり、ドーパミンを経てノルエピネフリン、そしてエピネフリンにと生合成されます。 ここでパーキンソン病の治療について考えてみると、この疾患はドーパミンの欠乏が原因となっていることが多いので、本来ならドーパミンを投与したいのですが、これは脳血液関門を通過できないため、レボドーパを与えて治療しますよね。ということは、ドーパミン以降の生合成物質であるエピネフリンは脳血液関門を通過することが出来ないと考えたほうが納得できるのですが。 では、脳血液関門を通過できない物質が脳内にあるということは‥生産していると考えられますね。 XX年前は生物薬剤学や薬理学の専門家だったのですが、過去のことでして‥ ちゃんと調べてから回答すればよかったですが、とりあえず今の知識内でのお答えです。 私も興味があるので、一度、きちんと調べてみましょう(時間ができたら)。
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補足
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