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進化には原動力があるのか?

「進化」の概念には、「進化の原動力の存在」みたいなイメージが必要でしょうか?「進化という言葉の語感では、何かが、未来へ向かう」イメージですが、学問内容は、ほとんど、「過去を向いた、種々の比較」で、「過去から現在に向かう」立場のようですが、「何が向かうのか?」について、疑問に感じます。「何を、明確にしない」で、「確率的に処理するのが、科学」という意味でしょうか?

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  • ベストアンサー
  • Grandeco
  • ベストアンサー率70% (7/10)
回答No.4

進化とは「世代を経ることによって起きる生物の遺伝的な変化」です。過去、未来は関係ありません。 古生物学のような分野では過去にどのような進化が起きたのかを解明しますが、生態学(特に進化生態学)や進化遺伝学、集団遺伝学は現在起きている進化を扱う分野です。 進化の主体は遺伝子プールですね。交雑可能集団が持つ遺伝子の集まりが変化することが、最終的に私たちが観察できる生物の体や行動の変化の原因です。この辺は結構テクニカルな話題なので、専門のテキストを読んでいただく方が良いと思いますが。 進化の要因はいくつもありますが、基本的には突然変異とランダムな浮動と自然選択です。自然選択、あるいは「環境への適応」と言う場合、私たちはつい気候のような自然現象を思い浮かべがちです。ですが実際に生物の進化により大きな影響を与えているのは生態的選択圧と呼ばれるものです。例えば昆虫をついばむ鳥の存在は、昆虫の補食回避行動や擬態の進化の原因となりますね。そして昆虫の擬態や捕食回避は鳥の目や補食行動の進化の原動力となります。生態的選択圧はその地域に生きている生物同士の相互作用であり、とても複雑です。

dsu323
質問者

お礼

「生態的選択圧」という「選択圧」のイメージを詳しく知りたいですね。例えば、「情報圧」というような、「内部の情報圧と、外部環境の情報圧」で、「細胞膜内外の、Na/Kイオンの、流入や流出を決める、平衡電位」に対応するような、「平衡情報圧に基づく、生体内外の情報の流入や流出」というようなイメージしか、思い浮かばないのですが。「選択圧」は、「情報圧」として、「ゲノムに、新遺伝子領域を構築する最初のステップにもなる」はずですから。「脳の進化」についても同様なイメージが成り立つような気がするのですが?

その他の回答 (5)

noname#100496
noname#100496
回答No.6

ごめんなさい、生物のカテゴリーなのに、仏教の解釈で回答しました。科学では、限界があるので、仏教に頼りました。仏教では、この世界を、仮の世界といいます。不調和世界の脳と、調和世界の自然が、出会うために作られました。だから脳と自然が、対立しています。目的は、不調和を調和に、変換する場所として、地球が作られました。宇宙の大元は、完全調和の世界ですが、調和の世界が拡大成長するためには、回りの周辺部の、不調和を調和に変換する必要があります。そのために、仮の世界の地球が作られました。だから仏教では、この世界を、諸行無常、色即是空、虚像界とかいいます。パソコン的には、シュミレーションの世界となります。脳と自然が、混じり合ったので、そろそろ作戦終了みたいです。マヤ暦では、2012年だと言われています。

dsu323
質問者

お礼

「文字数の制限」で、詳しく書けません。飛躍しますが、最終イメージだけ書きます。「シュミレーション」の件です。「観測者のヒトの階層」を設定し、「上位側に、意志を伝えるヒト観測者、対象側の下位側に、意志を伝えられる側のヒト観測者」の「階層的なシリーズ」をイメージします。すると、「宇宙の最上位側のヒト観測者(=神?)は、不可知」でも、「それ以下の階層のヒト観測者の、因果関係」は明確にできます。「ゲノムの塩基列の各塩基に、下位側のヒト観測者を設定」し、「細胞分裂が進むごとに、1段階ずつ、上位側のヒト観測者を設定」してゆきます。この「イメージの単純解析モデル」が「個人のHP」で公開されています。「科学の限界内で進める学問」の他に、「科学からスタートして、仏教界につなぐ学問」も必要でしょう。仏教界で、「展開してみたい組織(大学など)があったら、HPアドレスを、紹介します。

noname#100496
noname#100496
回答No.5

進化の原動力は、脳の発達です。生物は、脳対自然の構図で、自然から独立する方向で発達してきました。体温が変温から恒温へ、海から陸へ、エラから肺へ、四足から二足ヘ、自然からの独立は、脳の発達により可能となりました。そして人類は、言葉という脳の分身を誕生、発達させ、脳の科学で、自然を破壊し、次に、人工頭脳のパソコンを発明して、脳の複製で、世界をネットワークして、脳の意識は、世界を覆っています。その反動で、自然の縮小により、自然の情緒が不足して、生物がストレスを起こしているようです。だから生物の進化は、最終段階だと思います。

dsu323
質問者

お礼

「脳の発達」が「進化の原動力」で、「脳の発達」は、「自然からの独立」という対置。「脳(下等→高等)→意識→言葉→人工頭脳→巨大意識」。「巨大意識」に圧倒される「自然(自然破壊・自然の情緒不足・生物のストレス)」。 「生命の誕生」→「脳の発達段階」・・・→「進化の最終段階」。 この筋書きの理解には、「スケール感」が必要ですね。「原動力」という視点から、「意識や言葉」に展開され、「人工頭脳で、ネットワーク」に至っては、「巨人の意識」に対応するような感じです。「世代を重ねる(=個体死の繰り返しと継続)」イメージや、「遺伝子の選択」イメージなどが消え去り、「進化=発達」と「意識の巨大化=自然環境の極小化」の「相対論と終末思想」は、「巨人の意識の死(=終末)」をも、イメージさせます。「自然の情緒」という視点も、「自然に主体の存在」がイメージされます。何となく、「独立する意識」と「独立を許す自然界の意識」の「格闘がある」という受け取り方をしました。「個体の死の繰り返し」以外に、「繰り返しを折りたたんで見えなくした、1つの進化する個体の死」のようなイメージで、「通常の進化」イメージとは異なる見解で、しばらく、熟考したい気分になりました。有難う御座いました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

遺伝子をコピーペースとすると間違いが生まれる。 コピーペースというイメージより、「書き写し」というイメージです。 書き写しで間違っても、意味が通じればそれでいいじゃん。というのが進化です。 日本人は髪の毛が黒い これを書き写したら 日本人は髪の毛が黒井 < ありゃ 意味が分からん・・・ということで絶滅 日本人の髪の毛は黒い < 意味通じるから、また誰かが書き写す、これが進化 日本人の髪は黒い < これも意味が通じるから、また誰かが書き写す 日本人の髪は黒いの < これも意味が通じる で四つの文章が生き残っている 日本人は髪の毛が黒い 日本人の髪の毛は黒い 日本人の髪は黒い 日本人の髪は黒いの あるとき、「の」の字が一つだと「ウザイ」表現だ!となると 日本人の髪の毛は黒い 日本人の髪は黒いの この二つが生き残る。(環境の変化というヤツです) で、この書き写しに際して、書き間違える頻度が一定なので、今生き残っている二つの文章の「遺伝距離」が分かると言うことになります。 進化という概念は、終末思想を乗り越えた19世紀の西欧の思想背景があります。別に進んでいくわけでなく、変化して淘汰されているだけです。なので、「何に向かう」というのはありません、科学としては。

回答No.2

生存環境が悪化    ↓ 個体数が減る    ↓ 近親交配が増える    ↓ 奇形児が増える    ↓ 生存環境に合った形の固体が 子孫を残す こんな感じの意見を見た事がありますが どうなんでしょうか?

noname#194289
noname#194289
回答No.1

進化というのは新しい環境への適応だと思いますが、原理的には消極的なものだと思います。環境の条件が悪くなった時にやむなく対処するという形で進化というものが現れるのではないでしょうか。そういう意味では原動力というのは悪化した環境条件ということになるように思います。

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