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画家の絵について

 私は芸術の勉強をまったくしてこなかった人間です  そういう私からすると、美術に納得できないことがあります  表現方法が独特すぎて「これ、意味が解らん、滅茶苦茶やん!」  と思う事があります    実際そう思った芸術の作品は  1、ピカソの絵  理由=ゲルニカは戦争の悲惨さを伝えたかったようなんですが、小学生の時に「これは戦争の悲惨さを描いた作品で平和へのメッセージが込められています」という解説を読まなければ、何が起きている作品かわかりませんでした。本来持っているデッサン力を生かして写実的な画風で、リアルに人間の内臓がドバーと出ている作品を書いたほうがいいのでは?  2、書で行書体の作品  理由=墨汁の調整が適切でないのか、墨汁が紙に垂れ過ぎだったり、墨汁が少なくてかすれたり・・・そして書に魂が入りすぎているせいか、素人からしたらなんと言う文字を書いたか解らない作品になっているように感じる作品  3、岡本太郎の太陽の塔  理由=子供が直感だけで作ったトーテムポールみたいで、どういうメッセージがあるのさっぱりです。  4、宮崎駿のなんだかよく解らないけど、現代社会の闇とかは込めているであろう表現やキャラクター  理由=キャラクターの行動動機や何の為に存在しているかという背景が見えない  等です   別に作品を馬鹿にしているわけではないのですが、私の解釈する能力が低いせいか、一回では理解できず誰かに「これって、どういう意味なのかな、、、」とか、作った本人に「これどういう意味ですか?」みたいに聞かないと解釈できないことになんだかイライラします。  すべての芸術家がそういう表現方法に行き着くわけではないんですが、ああいう作品はどういう解釈をすれば、素晴らしいということになり高価な作品になるんでしょうか?  いかにも芸術に造形の無い人間の低俗な解釈になりますが、ニューハーフクラブに通っている人が「女は遊びつくしてつまらなくなったので通っている」と言っていました。芸術で奇抜な方向性に行くのも同じようなもので「普通」を極めてしまうと、飽きてしまってもう一段上の自分なりの表現法みたいのを模索するようになるんですかねァなんて思ったんですけど・・・

noname#200370
noname#200370

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回答No.2

芸術は観ていて理解できないものが多いですよね。 私は美術部でデッサンを多く描いていて、よく絵画展も観に行きましたが著名な芸術家の作品を観て思ったのは、必ずどこの業界にも権威の中に裸の王様がいて「この人の作品って素晴らしい!」と認められたら一気に価値があがる理不尽な世界ということでしょうか。 これは貴方が挙げた1~4の全てに当てはまると思います。 平たく言えば「偉い人が選んだからこれは凄いんだ。これの良さが理解できないと芸術が解ってないと思われちゃう」って周りに流される場合が多い。宮崎駿の作品なんかが好例です。私はナウシカやカリ城、ラピュタなどはとても良い作品で好きですが、以前、ポニョがどうした?千と千尋は面白くなかったぞ?なんて一つでも否定したら「お前は全く解ってないなあ」と周りから言われました。普通はそんな扱いされたら次から話をあわせちゃう事って往々にありますよね。 またピカソの様な変わった画家の作品は、作品の背景などが後から発信されて、「壮絶だ」「全米が泣いた」などと評価されている事が多いですね。そんな事から死んでから認められる画家が多いんだと思います。 皆基本的な絵はとても上手いのに変わった絵ばかりが評価されています。 私の低い文章力で考えが通じるかはわかりませんが、上記のことから、どういう解釈もくそも無いのです。誰か偉い人が認めたらOKな世界です。 だから無理に理解することなく、貴方がつまらない、何も受け取れないイライラするって思ったら、それが貴方の評価であり感じた事なんだと思います。そして誰も認めなくても、貴方が感激や衝撃を受けて支持する芸術家が出てくればそれが貴方にとって真の芸術なんだと思います。

noname#200370
質問者

お礼

とても、おっしゃることわかります 私もおそらく「権威」と「理不尽」を感じていたんだと思います 1~4の芸術家の作品は最初はわかりやすいストレートなものだったと思います その段階で評価を得て、表現方法が行き着いた先に斬新な表現を得たわけですが、その斬新な表現が「権威」を得た故に「素晴らしい表現」となってしまう。むしろ、見る側が「ちょっと、おかしいよね」とか言えない雰囲気になっているようにも感じられたのです 個々の作品に対する評価ではなく、「あれだけの実績がある人だからこのやり方がおかしいはずがない」という空気を作っているというか

その他の回答 (2)

noname#91243
noname#91243
回答No.3

アタマで解ろうとするからイライラするのでは?と少し思いました。 特に>子供が直感だけで作ったトーテムポールみたいで(略) とありますが、子供が作ったトーテムポールそのものです。 それでもでなかったなら・・・、未開の原始人の儀式の祭壇か像かな? なかなかいい感じです。それ以外の解釈なんていりますか? 子供や未開の原始人が作ったものは下らないしわけわからんのなら それはそれでしょうがないですねぇ・・・。 音楽は音そのもので作者が感じたものをダイレクトに表現している 場合が多いのでそういう混乱はまま少ないのですが、 (小鳥のさえずりも風の表現も雨だれの表現も矛盾なく表現している  作品は多く存在します。) ことに絵や彫刻に関しては作者が感じたことを絵画表現や立体表現として 当てはめている比喩を使った詩のようなものであるという感覚がないと 何を言っているのか解らないと毛嫌いされる方は少なくないです。 たとえば、「わたしの心は悲しみに打ちひしがれまるで引き裂かれた ボロ布のように街をうろつきまわった。」(陳腐な表現で申し訳ない) という文章表現を絵で表現したとしましょう。 それをそのまま絵画表現にした場合引き裂かれた人間ないしは ボロ布が街を徘徊している絵になりますが、これでは注釈がない場合 何だコレはということになりかねませんよね。 ここから先に問題になるのは写実表現ですが、はたして写実表現が その「比喩」に適切かどうかは作者のセンスと鑑賞者のセンスの 問題になります。 内臓がドバーでは凄惨な戦争を表現できても戦争のうらにある人間の 利己的な面や、打算や被害をこうむった人の悲しみを表現するのは どうかな~と思ったとしましょう。 時の為政者をコイツ頭オカシイダロ?と思ったとか戦争状態とは正常な 感覚ではないと感じたなら矛盾のない空間以外で絵を描くというのも 表現の一つとして採用してもよいと思います。 ピカソはその自分が感じたことに忠実である為にゲルニカのような 表現を思いつき試してみたのではないかと思います。私の推測ですが。 また、抽象というものは要素を抜き出して構成するという面もあります ので、たとえば戦争をテーマにしていたとしても、空間表現のみを見て もらいたい場合もあるわけです。テーマはテーマとして置き、美術 表現とは分けて考える場合もあるのです。 また、絵の値段に関してはなぜあの値段になるのかという理由は 存在しません。その値段で売る画商がいて、それを買ったお金持ちが いるという以外の理由はないのです。欲しいのだからしょうがない。 ブランド物のバッグと同じです。 まあそれ以外は専門外なのであえて述べませんが、もう一つ付け加える なら・・・。 ピカソのゲルニカを見てイライラしたのならあなたは絵を見るセンス がある、と言ってもいいと断言できます。なんとなく不安定でイライラし 心が落ち着かない・・・・。そういう戦争の状態を絵を見ただけで感じ取れる のは絵を見て何かを感じて作者のメッセージを目で見て受け取っている 証拠であるからなのですから。 あなたも普段は現実ではありえない比喩を使って説明や考えを抽象化 しているのだから、絵を描いたり、彫刻している人のやっている表現を 現実に照らし合わせたらおかしいというのは当然ではないでしょうか。 まあ考え方の転換ですよ。

noname#200370
質問者

お礼

なるほど、確かに文章にも多数の比喩がそんざいしますね 情緒的だったり情熱的だったり 逆にそれが解りやすかったりもするので ゲルニカはイライラはしたんですが、何にイライラしたかと言うと亡くなった方の表情がギャグ四コマ漫画みたいなチープな表現に見えて、イライラしたという感じだったんですがww これでも私はピカソの平和に対するメッセージを受け取れたんでしょうか?

  • usaty
  • ベストアンサー率41% (248/604)
回答No.1

   以前ピカソ展を観に言ったことがあります。 そこにはピカソの幼少期の作品が多数展示されていました。 びっくりするほど写実的で、上手な絵でした。 とても幼児が描いたものとは思えませんでした. ピカソのお父さんも画家だったそうで、息子の絵を観て筆を折ったそうです。(画家をやめた) 芸術は、飽きたから作風が変わるというものではありません。 描いて行くうちに自然にそのアーティストの作風に進化していくのだと思います。 表現の自由があるように、観る側にも好みの自由があります。 質問者さんのように、『この作品はまったく理解ができない』と思われる方は、 他にもおられるでしょう。 芸術を楽しむには、好きな作品を観て、好きではない作品は観なくてよいのではないでしょうか。 無理に理解する必要もないと思います。 1枚1枚の絵には、作者が表したいメッセージがあります。 その絵を観た人全てに、作者のメッセージがそのまま伝わるとは限らないと思います。 的確な返答にはなりませんが、もし美術史に興味がおありでしたら 本を読んでみると作品の観方が変わると思います。  

noname#200370
質問者

お礼

そうなんですよね ピカソのデッサン力はすごいんですよね まあ、結局は自分が嫌いなら否定すればいいし、見なければいい だけど気になっちゃうのは魅力があるから、理不尽さを感じるからか・・・ 理不尽すらも魅力のひとつになっているのか・・・ 芸術作品の価値って難しいですが とりあえず、私は本人に「なんでこんな表現にいきついたの?人とは違うことやっててかっこいいとか思ってんの?」みたいに聞いてみたいのかなァ

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