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免疫染色の2次抗体について

Donkey anti-Goat IgG, biotin-SP conjugate, Species Adsorbed: H, M, R, Ch, Gp, Eq, Ht, Rb という2次抗体について教えてください。 現在、上記の抗体をGoat1次抗体に対して使用していますが、Species Adsorbed: H, M, R, Ch, Gp, Eq, Ht, Rb ということはマウスの1次抗体にも吸着してしまうということなのでしょうか? 今後、マウス1次抗体を使用するため、2次抗体を別に購入しようと考えているときにもしかして、、と思いまして。。 また、HRP conjugateとBiotin conjugateは使い分けをどのようにしたらよろしいでしょうか?ABC法で増感するのにあたりちょっと悩んでおります。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • Mr_Spock
  • ベストアンサー率75% (57/76)
回答No.1

Species Adsorbedというのは、どの生物種のIgGで吸収処理をしたか、ということです。他種への交叉性を排除しGoat IgGにたいする特異性を高めるために、リストアップされている種のIgと混ぜて、それらと反応する抗体を吸収して除去してありますよということです。Goat IgGで免疫しても、他の種のIgに交叉する抗体ができてしまいます。交叉する抗体が存在すると、一次抗体の由来生物を変えて二重染色するのが困難になったり、たとえばマウスの免疫組織染色をした時に、内在性のマウスのIgと反応して一次抗体の局在とは無関係な染色がおこったりします。 >HRP conjugateとBiotin conjugateは使い分けをどのようにしたらよろしいでしょうか?ABC法で増感するのにあたりちょっと悩んでおります。 ABCを使うと決めているなら、悩むことはないのでは。一般論で言うと、反応が多段階になるほど落とし穴も増えるので(たとえば内在性のピオチンとの反応が起こる可能性や、巨大なAB複合体が浸透性を下げ非特異的吸着を起こす可能性)、HRPラベルの二次抗体で検出できるものであれば、わざわざABCは使わないようにしたほうがいいと思います。

nanaseGLAY
質問者

補足

御丁寧な回答ありがとうございます。 吸収処理のことでしたか。。交差反応と混同していました。 >ABCを使うと決めているなら、悩むことはないのでは。 HRPについて充分に理解していないのかもしれませんが、ABCであればBiotin標識2次抗体を使用するものだと理解しています。しかし、結局最終的な発色はDAB-Peroxidaaseで行うので、HRP conjugateの位置づけをこれまた混同していました。HRPラベルのものは基本的に増感法を用いないときに使うと理解してよろしいのでしょうか?

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