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免疫染色時の1次抗体・2次抗体の濃度

免疫染色初心者です.よろしくお願いします. 血管内皮細胞,線維芽細胞,心筋細胞の特異的タンパクを染めるのに,Von Willbrand factor(rabbit),DDR2(rabbit),α-actinin,2次抗体としてgoat anti-rabbit IgG等の抗体を用います.こういう場合の1次・2次抗体の濃度はやはりある程度100倍,1000倍なり自分で希釈してみて決めるしかないのでしょうか?他の方の質問も拝見して,自分で調べるしかないのかなとは思いましたが,どの濃度で一番反応が出やすいというのはないのでしょうか.よろしくお願いいたします.

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

なにしろ製造ロットによっても力価がばらつくし、抗原の量や濃度 によっても見えやすかったり見え難かったりなので、ある程度は自 分で決めてくしかないと思います。まぁ、とりあえず100倍くらいで 染めてみて、不満がなければそのままGo!ってのもアリでしょうね。 それか、DAKOあたりの「順番にかけるだけで、医者でも染められ る」と豪語しているヤツを使うんですね。あそこはカタログに、推 奨希釈率を載せています。第VIII因子なら、50倍くらいで使えって 親切に書いてありますよ。とりあえずそれに従ってれば、大コケは しません。本当はもっと薄くても染まるんですが。

typhoon1207
質問者

お礼

ご返信ありがとうございます. DAKOのHP行ってみました. かなり詳しく載ってますね. WAKOは知ってますが,DAKOは知りませんでした. ありがとうございました.

その他の回答 (1)

回答No.1

 抗体の親和性や、組織によってもシグナルの強度が変わるので、一概には言えません。自分の場合は一次抗体200倍二次抗体500倍といった数値を目安としてましたが、こういった調整がうまくいかないと、シグナルが検出されなかったり、バックグラウンドが強くなりすぎたりするので、よく検討されるとよいと思います。もし、その抗体が人からもらったものならば、その人に適切な濃度を聞くとか、また購入したものなら、その抗体を用いた論文を参考にされてはいかがですか?

typhoon1207
質問者

お礼

ご返事ありがとうございます. 抗体はほとんど新たに購入するものですね. 論文の参考文献をあさっていこうと思います.

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