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優れた歴史小説(多数求む)
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吉川 英治のはいいのが多いのですが とくに「新・平家物語」をあげておきます。 NHKの大河ドラマになった。 (ずいぶん昔なので、ご存知ないかたも多いかもしれませんが。) 読みやすいというか、面白かったですね。 (あくまで、歴史小説なので、作り事とかも多々入っている かもしれませんが、いろいろと面白くしてあると思います。 ・・・個人的感想:平清盛が死んでからは、それまでより少しおちるかもしれません。) 子母澤 寛「新選組始末記」 ま、今でこそ新選組というと皆さん知っていると思いますが、 明治以降、朝敵として不当に扱われてきた、新撰組の正確な姿を 描き出したところとかが評価に値すると思います。 アレクサンドル・デュマ「王妃マルゴ」 ま、映画化もされたのですが、それ以前に「モンテクリスト伯」で 有名な作家さんなので。 メリメ「シャルル九世年代記」 こちらも、作品よりは作家さんのほうが有名かな。 「カルメン」を書いたメリメっていうとわかると思います。 フリードリッヒ・シラー「ヴァレンシュタイン」 戯曲なんですけど、「三十年戦争史」って歴史書も書いているし (この時期が時代背景)、この作家(大学で講義を持っていた)が 三十年戦争の講義をしたら人が山のように集まったという話らしいし、 日本では知る人ぞ知るってところなのでしょうけど、 その時代の歴史研究者の中では有名なはず。 内容は、ま、よくできた戯曲です。
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No.6です。 あ、もちろんです・・・・洋書をオススメしているのではないんです。 その2冊は邦訳が出ています。 翻訳物は文体次第ですから、 読みやすいとか読みづらいとか、雰囲気がどうとか、そのへんが分からないのです。 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%A7%89%E5%A6%B9%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%91-%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/4087605604 http://www.amazon.co.jp/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E3%81%AE%E8%80%B3%E9%A3%BE%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3-%E7%99%BD%E6%B0%B4U%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AA%E3%82%A8/dp/4560071462/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1244102832&sr=1-1
お礼
再度、ありがとうございます。 そうなんですよね、私はあまり海外のものは読みませんが、訳者の力量で本の価値が変わってしまうほどの違いが出るんですよね。 私が英語が読めれば、迷わず英文の方を読むのですが。(苦笑) サイトもご紹介頂き、助かります。
『ブーリン家の姉妹』 著者のフィリッパ・グレゴリーは知的な歴史小説のファーストレディ(the first lady of intelligent historical fiction)と評されたこともあるそうな。 フィクションも交えているので全部事実なわけではありませんが、 (史実では、はっきりしないが兄弟姉妹の年齢順が小説の設定と異なるらしい) 史実をベースにしています。 映画では姉妹をナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンが演じました。 個人的には映画より小説のほうが良いと思います。 『真珠の耳飾りの少女』トレイシー・シュヴァリエ これもスカーレット・ヨハンソンですね。 特にファンと言うわけでもないのですが、たまたま。 ※映画は観ておりません。 シュヴァリエさんも歴史小説を色々書いている人で、 どの作品でも当時の生活を細かく描写しています。 私は専門家でないので時代考証が正確かどうか分かりませんが、いかにも本当らしく見えます。 本作品はフェルメールの実在の絵を基にしつつ、全くの作り話! でもついヒロインが実在の人物のような気がしてしまいます。 読みやすく、売れたのは間違いないでしょう。 自分はどちらも英語で読んだので、翻訳版の日本語がどんな風かは知りません、悪しからず・・・・・。 あまり難しい本は英語では読めない私にも読めたぐらい、読みやすく面白い2冊でした。
お礼
ありがとうございます。 英語はさっぱりなので、訳を探してみますね。 面白いと良いのですが。 参考に致します。
- booter
- ベストアンサー率34% (269/769)
塩野七生「ローマ人の物語」 通常の歴史小説という枠ではなく、歴史を紹介する随筆のような感じになっているのですが、著者の私見がバリバリ入っていて「歴史を紹介するのだからもうちょっと中立な立場を取らなきゃいけないんじゃないの? 」と思ってしまいますが、それでも構わずに自分の感想やら考えやらを「こう思う」「こうだったのではないか」と躊躇せずに描いてくれるので、読み手としては著者のスタンスで読み進めて行く為、非常に読みやすいです。
お礼
ありがとうございます。 詳しく教えて下さり、参考になります。
- kentsukasa
- ベストアンサー率35% (21/59)
宮城谷昌光氏の 「三国志」、「楽毅」、「晏子」他多数 非常に史実に忠実です。正史三国志や史記といったメジャーな歴史書以外にも多くの歴史書を紐解いて、年号などを照らし合わせ、矛盾のない流れを作り上げています。もちろん小説なので歴史に残らないような部分では創作も入りますが、下手な歴史書よりも忠実だと思います。 佐藤賢一氏の 「双頭の鷲」、「二人のガスコン」、「傭兵ピエール」他多数 とにかく面白いです。好き嫌いが分かれるとは思いますが、声を出して読みたくなるようなテンポが良く、格好いい文を書きます。 北方謙三氏の「水滸伝」 これは歴史小説というよりは時代小説ですが、面白いです。矛盾と行き当たりばったりに満ちた水滸伝を、よくもここまでと感動を覚えるほど、完成した作品に仕上げています。水滸伝を知る人も知らない人も楽しめると思います。
お礼
ありがとうございます。 具体的に詳しく長所を書いて頂き、大変参考になります。
司馬遼太郎「燃えよ剣」司馬さんの歴史物は本当に面白い。 井上靖「おろしや国酔夢譚」ロシアの当時の様子、そこを旅する日本人、足取りや生活など。数奇な運命が見もの。 残念ながら、帰国後の生活が書かれた当時は資料が見つかっていなかったので 史実と異なっています 酒見賢一「墨攻」漫画、映画化もされましたが戦術のプロの主人公、職能集団でもある墨家という視点が面白かった どのあたりまでが史実に忠実、なレベルで、創作が入っていていいのか分かりませんが…。
お礼
ありがとうございます。 優れている基準は、質問文の内容を全て含むものでなく、どのような側面から優れているものでも構いません。 例えば、史実には反するが、ストーリー性が高い、等、優れた点があれば多数教えて下さい。 よろしくお願い致します。
司馬遼太郎 「竜馬がゆく」 山岡荘八 「徳川家康」 池波正太郎 「真田太平記」 あたりは誰もが異論もなく、評価の高い作家の代表的な作品だと思います。 いずれも読みやすく、人気があり、よく売れています。
お礼
ありがとうございます。 それぞれに、もし突出して優れた点があれば、教えて下さい。 よろしくお願い致します。
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お礼
ありがとうございます。 複数、かつ詳細に教えて下さり、参考になります。