インフルエンザの新型とは?

このQ&Aのポイント
  • 豚インフルエンザでメキシコやアメリカで死者がでています。今騒がれている「新型」とはどんな型を指すのでしょうか?
  • インフルエンザにはA・B・Cの型がありますが、A型にはH1N1やH3N2などの亜型があります。今回の感染者はH1N1(WHOもそう改称)ですが、どのあたりが「新型」と呼ばれる理由なのでしょうか?
  • 同じA-H1N1であるスペイン型とソ連型にはどのような違いがあり、今回の「新型」とは何が異なるのでしょうか?
回答を見る
  • ベストアンサー

インフルエンザ そもそも新型とは??

豚インフルエンザでメキシコやアメリカで死者がでています。 「新型」インフルエンザと世間では騒いでおりますますが、そもそも今騒がれている「新型」とはどんな型を指すのでしょうか? 「そもそも論」が分からないので、どなたか交通整理していただけないでしょうか? 私の認識ではインフルにはA・B・Cの型がありB・Cは知りませんが、A型にはウィルスの表面の棘の形状により、H1N1やH3N2などの亜型がある? でも、今回の感染者ってH1N1(WHOもそう改称)って発表ばかりなのに、どのあたりが「新型」と呼ぶ理由なのでしょう? ついでですが、同じA-H1N1であるスペイン型とソ連型って何処に違いがあって、今回の「新型」と何が違うのでしょう…?分からない… どなたか、お願いします!

  • 医療
  • 回答数1
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • unos1201
  • ベストアンサー率51% (1110/2159)
回答No.1

http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QA01.html >厚生労働省の「新型インフルエンザ対策報告書」(2004年8月)によると、「過去数十年間にヒトが経験したことがないHAまたはNA亜型のウイルスがヒトの間で伝播して、インフルエンザの流行を起こした時、これを新型インフルエンザウイルスとよぶ。」と定義 http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0802/22/news043.html >要は、元々は人間以外の動物のあいだではやっていたインフルエンザウイルスが、突然変異を起こして、ヒトの体内でも増えることができるようになり、ヒトからヒトへと感染できるようになることを指している。 >普通、ウイルスによる感染症は、それぞれ固有の動物(種)にのみ起こるもので、他の種には関係なかったりするんだけど、ウイルスは一方で突然変異も起こしやすいもので、それによって他の種にも影響を及ぼす新種ができることがある。そうなると、今までまったく縁がなかった病気にかかることになるわけで、免疫もろくになかったりするから、とたんに大きな被害が出てしまう。これがパンデミックの仕組み http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/virology/research.html >今世紀、人類は、三度のインフルエンザのパンデミックを経験した。なかでも、1957年のアジア風邪と1968年のホンコン風邪のパンデミックウイルスは、興味深いことに、ヒトとトリのインフルエンザウイルスのハイブリッドウイルスだった。 >しかし、ほとんどのトリインフルエンザウイルスはヒトではあまり増殖せず、ヒトのウイルスも鳥類では増殖しない。そこで、ブタがトリとヒトのハイブリッドウイルス発生の場となっているのではないか考えられてきた。 >自然界において、頻繁に、ヒト及びトリインフルエンザウイルスが、ブタに伝搬していること、そして、ブタにおいてトリとヒトのインフルエンザウイルスがハイブリッドウイルスをつくること、そしてそのハイブリッドウイルスが人に伝搬する 大部分引用しました。今回のインフルエンザのウイルスの遺伝子、その配列が、豚のインフルエンザ由来と確認されているものを含んでいて、それ以外にも従来の人型のものとの組み合わせであることまで確認されているのです。 キメラと言う言葉がわかりやすいかも知れませんが、一部は豚のインフルエンザ由来、一部は人のインフルエンザ由来、それが混ざっているものですので、今までに流行を経験したことがないもの、そういう意味で新型という名称を使っています。 それが、従来の検査キット、N1H1で反応するタイプであったということです。豚のN1H1はAsw-N1H1と区別すべきでしょうが、人のA-N1H1と非常に近い、しかも、遺伝子のハイブリッドが起こり、その内部に取り込まれたので、すでに、人への感染性が獲得されていると推定されているのです。 外見では区別つかない、自動車でいうと、ボディーは同じに見えても、内部の仕様が多少違う、本来は人では感染していたタイプとよく似ていてもまったく違う部分が存在している、ということです。

hanatareru
質問者

お礼

ありがとうございます。少し分かりました。 私の思い込みですが、HxNxが変化したものを「新型」あるいは突飛も無い発想ですがD型なんていうのを「新型」と認識していました。 なので… > 同じA-H1N1であるスペイン型とソ連型って何処に違いがあって、今回の「新型」と何が違うのでしょう…? > と、言うのが今回の疑問の出発点でした。 イメージとしてはアジア風邪、香港風邪は新型。ソ連はスペイン風邪のゾンビ。 また、タミフルもリレンザも既知のA亜型およびB型に有効と謳っている一方で、今回の型はH1N1と分かっているのに何故騒動になっているのか? キメラってところがポイントなのでしょうね? もう少し整理してみます。

関連するQ&A

  • 新型インフルエンザについて

    こんにちは。 新型インフルエンザについていくつか質問させてください。 1、現在、関西地方で流行している新型インフルエンザウイルスは、メキシコやアメリカで流行している新型インフルエンザ(H1N1型)と同一のものですか? 2、5月17日のWHO公式発表によると、新型インフルエンザ(H1N1型)での致死率はメキシコで約2%、アメリカで約0.1%と概算できます。 この死亡率の差は何が原因であると考えられますか? http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/update31.html 3、くしゃみや咳によって飛んだ飛沫が、体や衣服に付着するとします。付着した飛沫から水分が蒸発してウイルスが空中に舞い、それが感染を広げる可能性はないのでしょうか?

  • 豚インフルエンザと新型インフルエンザがもともと別物?

    いまさらなのですが、豚インフルエンザから新型インフルエンザに呼称変更されたのは豚インフルエンザと新型インフルエンザがもともと別物だったからでしょうか? WHOでも"swine influenza A(H1N1)"→"influenza A(H1N1)"と変更したようです。そこで調べてみたのですが、 ・養豚関連産業への影響(豚製品の敬遠など)を防ぐため ・イスラム教などの宗教関連 はわかるのですが ・新型インフルエンザがもともとあった”豚インフルエンザ”の構造によく似ていたが、まったくの別物だった。 という情報もありました。 結局、豚インフルエンザが変異して新型インフルエンザになったのでしょうか?それとも構造が似ていただけでもとから全くの別物だったのでしょうか?

  • インフルエンザウイルスはなぜ型、株と言うのでしょうか

    インフルエンザウイルスの種と型との関係が分かりません。 (1) A型、B型などの「型」は、属名でしょうか。 (2) H1N1などの「亜型」は、種名でしょうか。 (3) 「株」は、亜種名でしょうか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA を見ると亜種名ではないようにも思えます。 (4) N1、N2などはNAと言われNAはノイラミニダーゼ(neuraminidase)の略号だとお聞きしましたが、neurとaminidaseはそれぞれ何のこと(どんな意味)でしょうか。 (5) インフルエンザの場合は、例えば「A属H1N1種○○亜種」などと言わないで「A型H1N1亜型○○株」と言うのはなぜでしょうか。

  • 60歳以上が新型インフルエンザにかからない理由

    60歳以上の人が今回の新型インフルエンザにかかりにくい原因としてアジア風邪に対する抗体獲得が挙げられています。アジア風邪はH2N2亜種で、今回の新型インフルエンザはH1N1亜種で型が違うようです。 季節性インフルエンザでも毎年新種が出てきて新たにワクチンを作り直していると聞きます。 こんなに明らかに違う型に罹患して獲得した免疫が有効になることがあるのでしょうか?

  • 新型インフルエンザか季節性か

    めったに病院へいくことがないので教えてください。 今流行を言われています新型インフルエンザですが、 どの病院でも簡単に、新型か季節性のインフルエンザどうかの 検査が可能なのでしょうか? 一時期、発熱外来があって・・・というところで、相談後 でしたが、今はどうなのでしょうか? イメージ的には、インフルのAかBの特定の検査は容易。 インフルAなら新型であろう・・・という判断がされる感じなのですが、 A型なら、さらに新型かどうかの検査をしてくださいといえば 簡単にしてもらえる?のでしょうか? 新型か季節性かによって、職場の対応が異なったりするので 質問させて頂きました。 どうぞ、宜しくお願いします。

  • インフルエンザの血清型とは何でしょうか

    インフルエンザの話にときどき「血清型」という言葉が出てきます。例えば、「鳥インフルエンザウイルス(血清型H5N2、H5N6)」とか「A型インフルエンザウイルスは、ウイルス表面の抗原特異性に基づいてH1~H15までの血清型に分類されています。」などです。 (1) この「血清型」とは何でしょうか。「血清」は何となく分かるのですが、「血清型」が分かりません。特に、「血清型H5N2」などと言われると分かりません。「H5N2」などはウイルスの種類だと思っていました。なぜそれが「血清型」なのでしょうか。 (2) 「血清型」の「型」と「A型」、「H5N1亜型」などの「型」とは、同じ文字ですが、何か関係があって同じ文字が使われているのでしょうか。それともこれらの間には何の関係もないのでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 新型インフルエンザの怖さについて

    こんばんわ。新型インフルエンザについて質問です。 新型インフルエンザは世界保健機関(WHO)と英国、メキシコの研究チームがまとめで致死率0.4%で通常の季節性インフルエンザよりかなり高い。また感染力も季節性インフルエンザより高いとのニュースを以前見たのですが、インフルエンザ関連の質問や回答を見ると今回の新型インフルエンザは季節性インフルエンザと変わらないとの意見ばかりです。 この情報は訂正されたのでしょうか?

  • インフルエンザのAB・新型について

    インフルエンザの予防接種といっても インフルエンザの型にはA・B・新型とありますよね? (すみません自分が知っている範囲です) それらすべて予防するにはワクチンもそれぞれ3回打たなくてはいけないのですか? おしえてください!!

  • インフルエンザ

    今年の流行型は、いわずとした「新型インフルエンザを含めてのA型」が大流行だと思いますが。 これからが、季節風インフルエンザの流行時期ですが。 皆さんの地域では、やはりA型のインフルエンザにかかる人が多いですか? いやー今年に入ってB型にかかる人もいる!と言う感じですか? 県などが出している情報としては、やはりA型患者の割合が多いのですが。そのA型が新型かどうかは、詳細は判りません(一部しか遺伝子検査で型をしらべていないので)。また新型インフルの情報ばかりなので、季節風の情報がちょっと足りないので、ここで皆さんから情報を得ようと思いました。 ちなみに、私は、東海地区に住んでいます。今のところA型が9割ですが、数%B型感染者もいるようです。

  • 新型インフルエンザの強毒性、弱毒性について教えてください

    5/3の会見で、WHOの田代委員が、下記のような発言をしていました。 a 「病原性が若干強くなる可能性は否定できないけれども、強毒型のウイルスに変化する可能性はまったくありません」 パンデミック・フルー情報最前線: 新型インフルエンザ WHO緊急委・田代委員「強毒型ウイルスに変化する可能性ない」 http://pandemic.seesaa.net/article/118554877.html この発言はあまり報道されておらず、むしろ b 秋にかけて強毒性に変異する可能性がある c 現在の対応は強毒性を前提にしており、致死率から考えると弱毒性の対応に切り替えるべき という議論がされているようですが、 aの発言は正しいのでしょうか。そしてあまり報道されていないのはなぜでしょうか? bについてはこんなニュースもあります。 新型インフル、強毒性ウイルスへの変異も=WHO | ワールド | Reuters http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-37980520090513 「WHOはインフルエンザウイルスは頻繁に変異する特性を持ち、どのように変異するかは予測不能なため「パンデミックが発生している間にウイルスが強毒性のものに変異する可能性は決して排除できない」と警告している。」 これは田代委員の発言が誤っていたと言うことでしょうか? ちなみに同じ記事で 「1918年にパンデミックを引き起こし、数千万人が死亡したインフルエンザウイルスは、感染拡大の初期は弱毒性だったが、半年後に強毒性のものに変異し、世界中で猛威を振るった。1968年に感染が拡大した新型インフルエンザウイルスも、感染拡大初期は弱毒性だった。」 とあるのですが、強毒性の鳥インフルエンザウイルスの致死率は60%にもなるといいます。致死率2%のスペイン風邪は強毒性に変異したのでしょうか? cについては 新型インフルエンザ対策行動計画,2005 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kettei/090217keikaku.pdf ここでは行動計画の前提を 「アジアインフルエンザ等を中等度(致死率0.53%)の場合」 としており、すでに弱毒性を前提とした対応になっているように思うのですが、何のことを言っているのでしょうか?今回の新型インフルエンザの致死率も0.4%程度のようですが、さらに想定される致死率を下げよう、ということでしょうか? なんだか混乱してきましたので、お解りになる方に教えて頂きたく思います。

専門家に質問してみよう