• ベストアンサー

人工元素って無限につくれるの?

元素周期表を見ていると、43番のテクネチウムなどが人工元素だったりします。 こういうのは半減期がとても短いせいで現在の地球では観測できないが、もともとの自然界(宇宙の初期とか)には存在していたそうです。 それを聞いて「人工」とはなるほど実験で確かめただけで自然界にはもともと存在するものだったのだと納得したんですが、 どうやら人工元素は無限につくれると聞いてよくわからなくなりました。 かなり大雑把な要約ですが神様はあの周期表をみて万物を作ったとして、人工元素というのは人間がこの宇宙に生まれなければ未来永劫存在するはずのなかったものを創ったということですか? 物質の源がそんなほいほい作れちゃってもいいんですか? それともそういった人工元素も先ほどのように崩壊が早く確認できないだけで、自然界には存在していたものを実験で確かめているのでしょうか。 どうも原子と元素は違うようで、私は両方を混同している気がするんですが、よくわからなくなってしまいました。出来れば原子と元素についても教えてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。

  • lugal
  • お礼率60% (393/646)
  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160321
noname#160321
回答No.1

>原子と元素は違うようで 原子は存在で元素はそいつの名前(種類名)です。 >人工元素も先ほどのように崩壊が早く確認できないだけで、自然界には存在していた 多分そうでしょう。 新星や超新星の中ではたくさん作られるでしょうが、ほとんど1秒もしないうちに開裂すると思われます。 研究者の中にはまだ「マジックナンバー」があって特定の原子番号、原子量を持つ「比較的安定」な元素が先………の方にある「かも」知れないと考えている人もいます。

その他の回答 (1)

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

Tc は超新星で確認されています. 半減期が「とても短い」とは言ってもそれは地質年代と比較するからであって, 例えば 97Tc, 98Tc あたりは半減期で 400万年くらいです. だから, 超新星爆発があったことを確認してから調べても十分間に合います. Pm は 145 で 17年くらいですから, じっと見ていれば確認可能でしょう. At とかはきついな~. 「宇宙の初期にあったか」という話だと, たぶん軽いほうの H (1, 2, 3), He (3, 4), Li (6,7), Be (9), B (10, 11) くらいじゃないでしょうか. 質量数にして 5 と 8 の壁がぶ厚い. 7He なんて, 半減期が 150keV とか書かれてるし. 10He とか 12He とかまでいくと, 中性子が核に閉じ込めきれずに「ポロポロ」とこぼれていくような感じだそうです (「中性子ドリップ」). もちろん急激に中性子をドンドン当てれば極端な中性子過剰核ができるとは思いますがなかなか安定させられないと思います. 理論計算をすると, 中性子星のように「急激に中性子をドンドン当てることができる」状況でも「おなかいっぱい」になって吸収できないこともあるらしいです. ああ, この際中性子星は例外にしておきますね. あれは「全体で 1個の核」といえなくもない.

参考URL:
http://www.nndc.bnl.gov/nudat2/
lugal
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 つまり全ての人工元素、今後生成されるかもしれない新たな人工元素も自然界に存在する(した)ものでしょうか?

関連するQ&A

  • 未知元素の同定について

    テクネチウムには安定同位体が存在しないためにその発見が遅れ、以前から存在は予測されていたものの長い間周期表上で空席だった元素である。 テクネチウムがまだ発見されていない元素であるとして、ある物質に新元素であるテクネチウムが含まれていることを証明するためには、どのような実験を行い 、どのような実験結果(実験値)が得られればよいか説明してください。お願いします。

  • 周期表上の人工元素

    高1男子です。 周期表を見て気になったのですが、 人工元素は天然元素と同じように、原子番号と原子量を添えてはっきりと記載されていますが、衝突させて数秒しか持たない上、物性も使い道もろくに分からない元素をわざわざ周期表に載せる必要はあるのでしょうか? どなたかご存知の方、よろしくお願いします。

  • 重い元素はどこまであるの?

    理科年表の元素の周期表辺りを眺めていて疑問に思ったので質問です。 2002年度版には原子番号118までが(一応)出ていますが、もっと大きな元素も理論的には(無制限に)存在できるのでしょうか。 また、人工的に作り出した大きな元素はすぐに崩壊してしまうと聞いたことがあるのですが、なぜなのでしょうか。

  • 元素は理論上無限にある?

    元素は現在118番目まで見つかっている(人工元素も含めて)そうですが、無限には存在し得ないのでしょうか?合成に必要なエネルギーが足らない、あるいは半減期が短すぎて検出できない?ということなのでしょうか?

  • 周期表の元素のうち20個以上は人工元素ですが、加速

    周期表の元素のうち20個以上は人工元素ですが、加速器を使って作り出された人工元素の寿命は短く、すぐに崩壊してしまう。 人工的に新元素を作り出そうとする事に意味はあるのでしょうか?

  • 原子の種類は有限なのか?無限にあり得るのか?

    はじめまして。 中学高校で原子周期表というものを目にしました。その中には人工(?)の原子がいくつかあるというふうに学んだ記憶があります。 ここで疑問なのですが、宇宙に存在する原子の種類というのは無限にあり得るのでしょうか? 例えば、地球上にない原子が他の星にある可能性があったり・・・それとも地球上では宇宙全体にある原子すべてを人工的に作り出せたり・・・? 原子というものが何なのかをあまり把握してないため、専門家にとっては愚かな質問なのかもしれませんが、教えてください。

  • 最も重い元素ってなんですか?

    お世話になります。質問の数が多くてごめんなさい。 元素について質問です。 最も重い原子は218番のビウンオクチウムだという事らしいのですが (1)これはまだ未発見の元素なのでしょうか? (2)性質や半減期等がはっきりわかっている元素でもっとも重い元素はなんなんでしょうか? (3)もし218番が未発見の元素なのだとしたら何故名前が付いているのでしょうか?発見されていないだけで「地球誕生時にあったはず」と断言できる元素なのでしょうか? (重い物質ほど半減期が短いようですけど、218番って半減期いくらなんでしょうね・・。) (4)なぜ元素は地球誕生時に全て作られたものなんでしょうか?地球誕生時に作られていない元素だけど、人工的に作られた元素ってあるんでしょうか? わからない事が沢山あって・・。ごちゃごちゃになってごめんなさい。 よくご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください、お願いします><;

  • 出番の少ない元素について

    高校生のときに感じた疑問を質問させてください. 学校では百数種類の元素のうち, 登場するのは半分くらいで,しかもその多くが 周期表の初めの方の原子番号の小さいものでした. その傾向はなんとなく納得できるのですが, 中にはベリリウム(Be)やホウ素(B)といった, ごく初めの方の元素であるのにもかかわらず ほとんど取り扱われないものがいくつかありますよね. これには何か理由があるのでしょうか? 自然界にほとんど存在しないとか, 工業的に有用でないなどの理由でしょうか?

  • 原子と元素

    上記の違いって周期表にのってるのが元素ですよね?H+とかになると原子なのですか?Naも普通+ですので、このように化学式的に考える時は原子というイメージでよろしいでしょうか?

  • 元素の宇宙存在度

    元素の宇宙存在度というグラフを見ると、水素とヘリウムが多くて、リチウム、ベリリウム、ホウ素で、少なくなっています。真ん中あたりでは、鉄が多くなっています。原子番号が小さいほど、存在の割合が高くなるのは理解できるのですが、なぜ、ベリリウムは、宇宙に少ないのでしょうか(軽い元素なのに)。 私の考えでは、原子核の安定性と、星の中で原子ができる時の核融合反応経路を考慮することによって説明できると考えているのですが、具体的には分かりません。 ベリリウムが宇宙に少ない理由について、何でもいいので、皆さんよろしくお願いします。