医者になるのに、この動機は不純ですか

質問

私は叶えたかった夢があったのですが、それに向かって奔走しているうちに、自分には適正や才能がないことに気づかざるを得ませんでした。もうそこに向かうのは諦めたのですがそうなると自分には何もしたいことがありません。自分の夢のために生きることができないのだったら他の人のために生き、何か人の役に立つ仕事をと思って医者になろうと思いました。他にも人の役に立てる仕事はあると思いますが、私は極端な性格なので、徹底的に人の役に立てる仕事の最大値といったら現代では医者だと思うんです。でも、何かこの動機や志望理由、間違ってはいないでしょうか。思い込みが激しいので、自分の決断があてにならないゆえに心配になります。

回答No.15

Bouquet12

まったくノープロブレム、問題があるという方が不思議。

「徹底的に人の役に立てる仕事の最大値」かどうかは私には分からないですし、医者だけが人の役に立つ仕事ではないですが、絶対に必要な仕事ですもんね。
サラリーマンへのアンケートで、やり直すとしたらどんな職業がいいか、という質問でトップが「医者」だったそう。
給料とかより、「人のために役立ちたい」という理由がトップだったような。お金も大事だけど、ある程度の年齢になると、やりがい、人のために、という純粋な思いが先立つんですね。

私はあなたの動機を問題あり、とする人の方が分かりません。
どんな動機ならいいんでしょう。
まだお若い経験のない方が何か夢を見たり、希望を持つときに、現実の経験や年齢によって気づくことなどを考える方がおかしい。
医者に限らず、どんなことだって最初の希望は、単純でストレートでいいんです。
で、医者には簡単にはなれないんですし、1人前になるまで10年近い歳月をひとつの職業のために勉強し続け、まっとうするうちに人間は変わるものですから。
他のどの職業よりなるのに長い時間がかかり、そしてなったらなったで、大変な重圧を背負うのが医者。逃げ出すことの出来ない職業ということで覚悟はいるでしょうし、なりたい＝なれる、とはいえない最たる職業ですけど、「なりたい」という気持ちを間違いと断じることは誰にも出来ないですよ。

そして、その場に自分が入ったとき、夢と現実の違いや矛盾に気づき右往左往したとしても、それと折り合いをつけ、その中でも自分の道を歩んでいくのがまっとうな人間です。

前回答の方で介護職の例を挙げている方がいましたが、介護職に就くための労力と医者になるための労力には埋めようがない大きな差があり、その差は責任の重さの差になります。
まったく異種で、なるための過程もまるで違う職業同士を比較しても比較になりません。やはり・・職業によって責任の重みが違うのが現実ですから。

何年も何年も継続的努力によってい得ることの出来る職業は、職人さん、クラシック音楽家、医療従事者、法曹関係などなど皆さん生涯仕事をまっとうしますよね。そして、社会的ステイタスというのは、得ている資産ではなく継続的な長時間の努力で得られるものに向けられるというわけです。

大変ですけどね。楽な方がよければ、途中で勉強やめて違う道で努力するのもありかと思いますけどね。お金持ちになりたいのなら、もっと楽な道がありますもん。勤務医は普通のサラリーマンより給料安いですよ。少なくともマスコミや商社の人より、勤務医の年収はびっくりするほど低いですよ（身内が勤務医なので・・）
医者の場合、アルバイトはすごく時給いいんですけどね。