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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:量子テレポーテーションについて教えてください)

量子テレポーテーションについて教えてください

ieee13944の回答

回答No.3

>同時に2個の量子を生成し、量子もつれの状態にある一方の量子を遠くに移動させても観測して状態が確定された時点でもう片方の量子も一瞬で状態が確定する。この関係には距離は影響しない。 これはEPRパラドクスの話です(こちらに関しては、質問者様の解釈は正しいです)。しかし、これは量子テレポーテーションではありません。 少し勘違いされているようにお見受けしますが、量子テレポーテーションは「超光速で情報通信するための手段」ではありません。また、決してSF的な机上の空論ではなく、実験的な実証がなされているものです。 量子テレポーテーションとは、「任意の量子状態を遠隔地に送るプロトコル」です。「任意の量子状態」を量子もつれの状態の片割れと相互作用させることで、もう一方の量子もつれの状態に「任意の量子状態」の情報を乗せるというイメージです。参考URLの図が(用語等は難しいかも知れませんが)わかりやすいかと思います。 このプロトコルの途中で古典通信(電話やインターネットなど、量子状態を使わない通信のこと)によるやりとりを行う必要があるため、「任意の量子状態」を送る速度が光速を超えることはありません。 量子テレポーテーションがどのようなものか、本格的に勉強したければ、量子力学の基礎を学んだ上で、 ・「量子コンピュータと量子通信」(ニールセン、チャン著) ・「量子光学と量子情報科学」(古澤明 著) などの書籍を読むことをお勧めします。ネット上の情報や入門書はだいぶ与太話が混じっているので気をつけてください。(私の回答も半分与太話のつもりで聞いていただいて、専門書で勉強するのが一番です)

参考URL:
http://www.nucleng.kyoto-u.ac.jp/groups/gr4/gr4-1/qtelpo.html
FIX
質問者

お礼

ご返事有難う御座います。 プロトコル上に古典通信(光速以下の通信方法)で受け側が確認しないとだめなのであれば通信手段としの超高速通信は成り立ちませんね。 >ネット上の情報や入門書はだいぶ与太話が混じっているので気をつけてください。 ご忠告有難う御座います。入門書はなどは話をかなりはしょって書いている様なのでもう少し専門的な本で勉強してみたいと思います。 有難う御座いました。

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