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池上永一さんの「シャングリ・ラ」について

池上永一さんのシャングリ・ラという本を購入して読みました。とても面白く満足していますが、一つ疑問に思うことがあります。クニコの親代わりのモモコが「オカマは金を神様にあげた代わりに、銀を神様からもらった」と言っています。この銀とは何ですか?金のほうはなんとなく分かるのですが(笑) とても気になっています!分かる方いたら教えてください!!お願いします!!!

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回答No.2

 こんにちは。 <銀とは何か>  この章だけ読めば、クニコが知らない事実があるという前提、  (1)クニコはオリンピックの勝利者に与えられる金銀胴のメダルがあったことを知らない。  (2)モモコはかつて柔道の国際試合で優勝した経歴を持ち、かつオリンピックの強化選手だった。その事も知らない。  そして、オリンピックで金メダルを取ってしまうと国民栄誉賞などを与えられて自由な生き方が出来なくなってしまう。  多分(小説中の)事実は、オリンピックでモモコは優勝せず「銀メダル」にしたのだと思います。金を取って嬉々としている姿、生き方はモモコが一番忌み嫌う生き方だったのだと。  この様な経緯を知らないクニコが居る状態で「下ネタ」の様な話し方で暗にオリンピックを批判するのだが、クニコは何も知らないので「下ネタ」の話だとばかり思っていて、何故「金を差し出した代わりに銀がもらえたか?」単純に疑問に思ったのだと思います。  *下記は「シャングリ・ラ」からの引用です。  クニコが知らないので、更に追い討ちで「銅っていうのもあるんだけど、銀を知らないようじゃ無理ね」  この様な展開になるわけです。  この第六章「メデューサ討伐」の最初の部分は、クニコの内面を知る貴重な手がかりになりますね。  話は変わりますが、東京オリンピックが出てきますね。御質問者さんの質問が「シャングリ・ラ」を再度目を通すきっかけになり、現在の社会の状況とあまりにも符合するので大変びっくりしています。  大変タイミングの良い時期であると思います。この本は平成17年に出されていて、初出は2004年月刊「ニュータイプ」で連載されていますが、その時点で私はあまり深くは考えていませんでした。  奥田英朗著「オリンピックの身代金」も興味を持って先ごろ読み終えました。  う~~む・・・。何だろう・・・。  この様なことを話題にする場所ではありませんでした。あまり参考にはならなかったと思います。  それでは、失礼いたします。

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回答No.1

 こんにちは。 <池上永一さんの「シャングリ・ラ」について>  結構面白かったですね、炭素税などもかなり先取りしていて。  ところで、モモコのその件は第何章でした?

yokappa
質問者

補足

上巻の「第六章 メデューサ討伐」の319ページに初めて出てくるのですが・・・

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