• ベストアンサー

力とエネルギーの関係

40年以上昔の話に習った物理を勉強しなおしていて四苦八苦しております。 力とエネルギーは確か微分積分の関係にあったと記憶しています。 しかし、運動エネルギー1/2mv^2を微分するとmvになるんですが これが力なのかさっぱり理解できずに悩んでいます。 たしか力はmaであってmvはどう考えても違う気がします。 そもそも運動エネルギーの力はどうやって求めるのでしょう?

noname#108605
noname#108605

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Corneria
  • ベストアンサー率27% (21/76)
回答No.5

#4のつづきです。 mv/tの単位を見ていただければ、 (質量)×(速度)/(時間)になってますよね。 mx/t^2の単位は (質量)×(距離)/(時間)^2ですね。 (距離)/(時間)^2=(速度)/(時間)=(加速度) つまり、x/t^2 = v/t = aなので、 mx/t^2 = mv/t = ma となります。なので、これで合ってます。 次元解析に関するpdfのリンクを載せておくので、参考にしてみてください。

参考URL:
http://buturi.hiro.kindai.ac.jp/basic/phys/dim.pdf
noname#108605
質問者

お礼

おお、なるほど。 いわれてみればmv/tはmaになりますな。 これでやっと1つクリアできた気がします。 どうもありがとさんでした。

その他の回答 (8)

回答No.9

○重力加速度gの中での自由落下運動 1)運動方程式 F=mg より、ma=mg  通常はここでmで両辺を割ってしまって、  a=g (g;重力加速度9.8m/(s^2))  微分を使って書くと  d^2x/dt^2=g 2)積分をして、速度vを求める  v=dx/dt=∫adt=gt+C  自由落下ではt=0のとき初期速度V0=0だからC=0  ∴ v=gt 3)落下距離xを求める。  x=∫vdt=∫gt・dt=(1/2)g・t^2+C´  落下距離はt=0でX=0だからC´=0 ∴ x=(1/2)・g・t^2 4)2式と3式からtを消した式を作る。   v=g・tより t=v/g   x=(1/2)・g・t^2=v^2/(2g)   普通はこれをv=√(2gx)として   x(mメートル)落下したときの速さを求める公式   に使う。 5)4式を違う書き方にする。    x=v^2/(2g)    gを移項して、両辺に質量mをかける。    mg・x=(1/2)・m・v^2   ここで式の意味を考える。    左辺は重力F=mgの元でxの距離を動かされたときの仕事    従ってこれはエネルギーという量の一種(位置エネルギー)       だから右辺もエネルギーの一種でなければならないので、速度により決まるエネルギーだから運動エネルギーと名づけた。    位置エネルギーU=mgh  (hは高さ)    運動エネルギーE=(1/2)・m・v^2 以上のように、まず最初に微分積分の関係で考えるのは「加速度⇔速度⇔変移」の関係です。(これが高校で微積を使って説明する場合の扱い方です。普通は微積を使わず、面積=三角形の面積や台形の面積を使って説明しますけど。)  実際にはニュートンも「仕事」という概念のレベルで終わってて、100年ぐらいあとのヘルムホルツあたりがはじめて「ポテンシャル」という言葉を使い、さらに100年後熱力学の完成でエネルギーという概念で統一されたと理解しています。(間違ってたら修正よろしく・・・) ●直接積分で求めるには、   m・d^2x/dt^2=-mg  (ここでは上向きを+とします。)   両辺にdx/dtを掛けて、   m・{d^2x/dt^2}・{dx/dt}=-mg・{dx/dt}     次の変形がなかなか思いつかない!    {d^2x/dt^2}・{dx/dt}={dx/dt}・{d^2x/dt^2}    ={dx/dt}・{d^2x/dt^2}={dx/dt}・{d(dx/dt)/dt}    =v・(dv/dt)=(1/2){d(v^2)/dt}    (逆に後ろから計算したほうが正しいことがわかりやすい)     だから、     m・(1/2){d(v^2)/dt}=-mg・{dx/dt}   両辺をtで積分して     (1/2)・m・v^2=-mg・x + C     (1/2)・m・v^2 + mg・x = C;一定   としてエネルギー保存則にいたります。 ※あっしも50代でやんす!!  

noname#108605
質問者

お礼

ほうほう、これは深いご推察ありがとうございます。 ヘルムホルツとかの話は参考になりました。 50代ということはわしよりも若いですな。 これだけのことを覚えているのは大したもんです。

noname#175206
noname#175206
回答No.8

>そんなことはどうでもよろしいがmv/tが運動エネルギーの力でいいんでしょうか?  はい、そこでもう少し考察を進めましょうよ。mは変化しない量ですね。着目すべきは速度と時間の関係です。これらの変化量ですね。変化量はΔ(デルタ)で表します。つまり、mΔv/Δtですが、時々刻々ということを考えれば、これは微分操作としてdv/dtですね。dv/dtって加速度aじゃないですか。つまりは、F = maという当たり前の式に帰着します。

noname#108605
質問者

お礼

mv/tがmaというのはもう少し突っ込みが足りませんでした。 おかげで今はすっきりしています。

noname#252183
noname#252183
回答No.7

回答じゃないです・・・ >数学なんてのも30過ぎくらいまではちょこちょこやりましたが >だいぶもうろくしているさかい四苦八苦です。 >多分分かるはずとおもうてやり始めたら全然ダメですわ。 この方、好き! お互い、頑張りましょ! (年金生活者の小さなエール)

noname#108605
質問者

お礼

応援どうもありがとう お互いに頑張りましょう。

  • 91091
  • ベストアンサー率31% (12/38)
回答No.6

このような計算で出てくるmvは、ラグランジュの運動方程式で出てくる一般化運動量そのものです。でもラグランジュの運動方程式は、純粋に数学的操作なので、物理的意味はよくイメージできません。 ラグランジュの運動方程式では、mvを更に時間で微分して、力にします。

noname#108605
質問者

お礼

なんのこっちゃかさっぱり分かりませんが どうもありがとうございます。

  • Corneria
  • ベストアンサー率27% (21/76)
回答No.4

エネルギーから力を算出するには、エネルギーを距離で微分します。 質問者さんはそこを速度で微分してしまってますね。 v=x/tとして、 1/2mv^2 を 1/2m(x/t)^2 に置き換えてこれをxについて微分してみてください。

noname#108605
質問者

補足

仰る通りにxで微分してみました。 mx/t^2という答えが出てきました。 v=x/tなのでおきかえるとmv/tとなります。 わしの質問がmvではないかですからちょっと似ています。 そんなことはどうでもよろしいがmv/tが運動エネルギーの力でいいんでしょうか?

noname#161582
noname#161582
回答No.3

考えている力が保存力ならばポテンシャルUが存在して F=-∇U ・・・(イ) です。つまりNo.1さんの言うように力は位置エネルギーを位置で微分したものです。 今質問者さんが考えている力は保存力とは限らないんですよね? 力Fが作用して質点が微小距離drだけ移動したときに、力が質点にする仕事は F・dr ・・・(ロ) です。一方、この仕事によって質点の運動エネルギーは d[(1/2)mv^2] ・・・(ハ) だけ増加します。(ロ)と(ハ)は等しいので F・dr=d[(1/2)mv^2] ・・・(ニ) 両辺をdtで割って (左辺)=F・(dr/dt)=F・v ・・・(ホ) (右辺)=d/dt[(1/2)mv^2]=m(dv/dt)・v ・・・(ヘ) (ホ)と(ヘ)を比較して運動方程式 F=m(dv/dt) ・・・(ト) を得ます。

noname#108605
質問者

お礼

これまた丁寧な回答ありがとう 具体的な微分をNo4の人のところに書いておきましたが まだしっとり来ないので良かったらみて下さい。

noname#175206
noname#175206
回答No.2

 速度vは位置xを時間tで微分したものですからv = dx/dtですね。加速度aは、その速度の時間微分だから、a = dv/dt = d^2x/dt^2。mv^2/2を微分したくなったら、その意味を考えましょう。v = dx/dtを念頭に置くとして、m(dx/dt)^2/2の何を何で微分するのでしょうか。  記号の遊びになっていませんか。ma = md^2x/dt^2は、当然、mv = mdx/dtと違うものということは一目瞭然ですよね。気がする、どころではありません。微分積分のない高校物理ではなく、微分方程式が基本となる大学物理の物理量の基本からやり直すことをお勧めします。教養過程向けの総合教科書などもいいですよ。数学も並行してやると、なお良いです。

noname#108605
質問者

お礼

ほんまに基本からやり直さないとあきません。 本格的な数学は30年、物理にいたっては40年以上空白があいてます。 まあ、それでも昔は旧帝大の問題とか解いていたし なんとかなるかおもうていましたが、想像以上でしたわ。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 >>>力とエネルギーは確か微分積分の関係にあったと記憶しています。 エネルギーを距離で微分すれば、力になります。 >>>しかし、運動エネルギー1/2mv^2を微分するとmvになるんですが >>>これが力なのかさっぱり理解できずに悩んでいます。 距離ではなく速度で微分しているのですから、 微分した結果は、当然、力にはなりません。 >>>たしか力はmaであってmvはどう考えても違う気がします。 おっしゃるとおりです。 >>>そもそも運動エネルギーの力はどうやって求めるのでしょう? たとえば、 重力がgで一定だとして、質量mのボールを運動エネルギー1/2・mv^2 で投げ上げたとしましょう。 すると、最高地点まで達して、その後、落ちてきますよね。 そのとき、投げた位置をゼロとして、高さhが最高点だったとすれば、 1/2・mv^2 ÷ h が、あなたのおっしゃっている「力」です。 ただし、 たとえば、hを10分割して、h/10、2h/10、3h/10、・・・、9h/10、h としたときも、運動エネルギーは10分の1ずつ減っていきます。 つまり、高さが h/10 上がるごとに、 運動エネルギーは、1/2・mv^2 ÷ 10 ずつ減っていきます。 結局のところ、 エネルギーをhで微分しているのと同じことになります。 以上、ご参考になりましたら。

noname#108605
質問者

お礼

これは随分とご丁寧にありがとう。 距離で微分するのですか。これは一本取られましたな。 数学なんてのも30過ぎくらいまではちょこちょこやりましたが だいぶもうろくしているさかい四苦八苦です。 多分分かるはずとおもうてやり始めたら全然ダメですわ。

関連するQ&A

  • 力→エネルギー

    力積F=mvのような力をエネルギーに変換するとき、この場合速度(v)で積分することにより E=1/2mv^2となりエネルギーになりますよね? 同様に、W=mgであれば”高さ”で積分でE=mgh この際に、速度で積分していたり、高さで積分していたりしますが… これはなぜ”速度”だったり”高さ”だったりするのでしょうか? 何を基準にしてそれらで積分をするのでしょうか? なぜ W=mg → E=1/2mg^2 とかにならないのでしょうか? その理由が知りたいです。

  • 力→エネルギー

    力積F=mvのような力をエネルギーに変換するとき、この場合速度(v)で積分することにより E=1/2mv^2となりエネルギーになりますよね? 同様に、W=mgであれば”高さ”で積分でE=mgh また、V=V0+gt → y=V0t+1/2gt^2 となり、これはtで積分していますよね? この際に、速度で積分していたり、高さで積分したり、時間で積分していたりしますが… これはなぜ”速度”だったり”高さ”だった”時間”だったりするのでしょうか? 何を基準にしてそれらで積分をするのでしょうか? なぜ W=mg → E=1/2mg^2 とかにならないのでしょうか? その理由が知りたいです。

  • 運動エネルギーについて

    1=V-(1)とし (1)をVで積分し、両辺にmをかけると mV=1/ 2 mV2乗 ※m:質量 V:速度 ここで、左辺は、P=mV ※P:運動量 また、右辺は、運動エネルギーと考える ここからが、わからないのですが PをVで積分する事により、それは 運動エネルギーをあらわすのでしょうか? どなたか、お教えくださいませ。

  • 運動エネルギー1/2mv^2の導き方

    ある運動している物体に一定の力を与えて制止させるとき、 その間にその一定の力がしたしごとが1/2mv^2となり、 運動エネルギーと定義できるのは導けたのですが、力が ある位置xの関数で表される場合は、どのような計算を すればいいのでしょうか? 運動方程式と積分を使って途中まではできたのですが、 定積分の範囲の置き方などがよく分かりません。 かといって不定積分をすると、定数項が残ってしまいます。 よろしくおねがいします。

  • 運動方程式からエネルギー保存則の導き方

    md2x/dt2=Fをどのように積分すれば(1/2)mv^2が得られるのですか?位置エネルギーと弾性エネルギーの項は推測できたのですが、運動エネルギーの導き方が分かりません。どなたか教えてください。

  • ポテンシャルエネルギーから力を求めるのになぜ偏微分

    こんにちは、力学を勉強しております。重力やばねの力が保存力である、ということを学ぶ際に、ポテンシャルエネルギーUを習いました。そして、このポテンシャルエネルギーを位置で微分して力を求める、という次の式が登場しました (~はベクトル表示のための矢印とお考え下さい)。 ~F = -(∂U / ∂x) ~i - (∂U / ∂y) ~j - (∂U / ∂z) ~k .... (1) ここで、なぜ偏微分なのでしょうか。 ~F = -(dU / dx) ~i - (dU / dy) ~j - (dU / dz) ~k .... (2) というように通常の微分では問題になるのでしょうか。 たとえばバネの ポテンシャルエネルギーはU = (1/2)k x^2なので これを上式(1)のように微分すれば、F = -kxとなります。重力にしても同様に求まります。 ただ、(2)式を使っても、ばねの力も重力も求まってしまいます。 偏微分を使っているからには、その理由があると思うのですが、私の持っているどの教科書にもその説明がなく、突如として偏微分が示されているだけでして悩んでおります。 どうぞ宜しくお願いします。

  • 運動エネルギーの考えかたについて。

    1=V -(1) とした時 (1)をVで積分すると ∫1dV= ∫VdV V= 1/2 Vの2乗 -(2) (2)の両辺に、質量mをかけると(mは、>0) mV = 1/2 mVの2乗 -(3) ここで(3)の左辺は、一般的に、 P=mV つまり、運動量 を示す。 そこで、悩んでおりますのが、 この右辺は、 K= 1/2 MV2乗と 導き出されますが、これを 運動エネルギーと考えても良いのでしょうか? どなたか、お教えくださいませ。

  • エネルギーの定義

    物理にはいろいろなエネルギーがありますがそれはどのように定義されているのですか? どうやってその式が導き出されたのか、高校生にわかる範囲で教えてほしいです。 運動エネルギー 1/2 mv^2 重力による位置エネルギー mgh 弾性力による位置エネルギー 1/2 kx^2 静電エネルギー 1/2QV 光子の持ってるエネルギー νh などなど

  • 力学的エネルギー保存則?

    高3です 力学的エネルギー保存則についてあまり理解ができてません・・・。 使い方はなんとなくわかり、 摩擦、抵抗が無いときは力学的エネルギー保存則が適応できて、運動エネルギーと位置エネルギーの和は一定である というものを利用して問題が解ける。という風に丸暗記というか操作の方法だけ覚えています。 なぜか・・・ というのがいまいち分かりません。 例えば高さHのところから高さhまでの斜面に質量mの玉を転がしたら、mgH=1/2 mv^2+mgh でhの時点の速度が求まる。まぁmは結局消えるから速さは質量によらないということもここから分かりますね・・・。 一応知識としてはこれくらいは分かっているつもりなのですが、「エネルギー保存則=位置エネルギー+運動エネルギー」がなぜそうなのかというのがいまいち分かりません。 なんか2つが別々のようにおもえるのに足すということがあまり理解できないというか・・・。 2つの和が一定ということは、位置エネルギーが変化したら運動エネルギーが減るってことですか? 位置が高くなったらその分運動エネルギーが減る?? そもそも「運動エネルギー」とは「動いている物体は他の物体に力を及ぼして仕事をすることができるのでエネルギーを持っている」と言え、それを運動エネルギーといっているのですよね。 位置が高くなったらエネルギーも蓄えられそうですが、これって、斜面を転がっていてボールのスピードが加速してる・・・ けど上り坂になる(位置エネルギーがあがる)と玉のスピード(運動エネルギー)が下がる。 というイメージでいいのでしょうか? 教科書にも定義みたいのことしか書いてなく、イメージがつかめないので勝手に想像してみました。こういう理解でいいのでしょうか?アドバイスおねがいします・・・ m(。。m

  • 速度エネルギーの2について

    質量mの玉が速度vで動いているとき、運動エネルギーが(1/2)mv^2となるわけですが、式中の"割る2"の"2"がどうして出てくるのかわかったつもりだったのですが、またわからなくなりました。 エネルギーですから力×距離ということですが、その玉は等速運動しているので力はゼロですね。速度0から速度vに加速してく過程で玉に対して与えた力×距離ということなのでしょうか。どうだったでしょうか。 よろしくお願いします。