増えた大気中の水と地軸の傾きについて

このQ&Aのポイント
  • 増えた大気中の水と地軸の傾きについてまとめました。
  • 大気中の水分の増加は温暖化を防ぐ要因となるという説と豪雨被害を引き起こす要因となるという説があります。
  • 地軸の傾きによる気候変動と大気中の水分の関係について考察しています。
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増えた大気中の水と地軸の傾きについて

昭和60年ころ西丸震也「食べ過ぎて滅びる文明」の中には第2章「しのびよる寒冷期をどう生き抜くか」で「今世紀末には本格的な小氷期へ」の項目を設けています。  現代では温暖化を心配するほうが大勢をしめていますが、武田邦彦さんは「日本人はなぜ環境問題にだまされるのか」(PHP新書)の中でCO2と温暖化は関係がなく、大気中の水の存在が無視できないとし  「蒸発した水はこの大きな潜熱をもったまま上空へ行って、そこで冷えて今度はその大きな潜熱を放出して雲になったり雨粒になったりします。ですから、大気中の水分が多くなったとしても、さらに温暖化が進むのではなく沈静化する方向へ進むのです。」  と書いておられます。しかし、大気中の水分が増えれば、豪雨被害が多くなりやすいとは予想されており、現在その通りになっています。  金星や火星の地軸が傾いていたら、もっと地球らしくなったともいわれています。軸が傾けば太陽にあたる面とあたらない面との温度差が激しくなって対流が激しくなり、雷、降雨が生じる可能性があります。地軸が傾いている地球では、簡単に大気は冷やされるので大気中に増えた水分は簡単に雨や雪となって地上に戻ると考えますし、温暖化が沈静化するのではなく、気候変動の差を大きくなるだけと考えています。  地軸の傾きでは説明できるのですか、できないのか教えてください?

noname#94392
noname#94392
  • 地学
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  • manno1966
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回答No.2

> 地軸の傾きでは説明できるのですか、できないのか教えてください? 出来ない。 惑星は球体であるから、赤道と極では太陽エネルギーの受ける面積の差があるから、結局同じような差が出来るから。 > 「蒸発した水はこの大きな潜熱をもったまま上空へ行って、そこで冷えて今度はその大きな潜熱を放出して雲になったり雨粒になったりします。ですから、大気中の水分が多くなったとしても、さらに温暖化が進むのではなく沈静化する方向へ進むのです。」 その本は読んでいないけど、この分には論理的矛盾を感じる。 潜熱を放出することが大気のエネルギーを宇宙に放出するから温暖化が沈静化するとの説明だと感じる。 しかし、潜熱を放出する高度は対流圏の上限までしか到達しない。 潜熱の放出は0.2~0.5km程度の高度。 地球の大気圏は説によって違うが100km程度。 つまり潜熱の放出は大気を暖めるのであって、エネルギーを宇宙へ放出とはならない。 この部分の矛盾を矛盾のままごまかして強引に結論を断じてミスリードを行った説明と感じる。 この矛盾を別の矛盾である地軸に結びつけても、説明がおかしくなるだけと思う。

noname#94392
質問者

お礼

ありがとうございます。  地軸の傾きではなくて太陽活動に比例しているのですかね。 とにかく、沈静化するというのはわかりにくいですね。  地球の異常気象も太陽活動に比例しているとすれば、開閉可能な太陽発電衛星を太陽と地球のあいだに多数設置して、将来地球の温度、気候を調節できるようになるかもしれませんね。    

その他の回答 (2)

  • manno1966
  • ベストアンサー率37% (1085/2875)
回答No.3

> 太陽活動に比例しているのですかね。 この意見も首肯できない。 太陽の観測は黒点等を元に行われるが、活動周期は約11年です。 温度観測によると、上がる一方でこのような周期は見ることが出来ない事実があります。 太陽が無関係とは思わないけど、周期では説明不能。 地球から出て行くエネルギーは、真空を伝達していく以上光又は電波のようなモノでなければならない。 毎日見ている気象衛星画像。 あれは地球が宇宙に出している赤外線を捕らえたモノ。 太陽からエネルギーを受け取るのも地面。放出するのも地面。 > 開閉可能な太陽発電衛星を太陽と地球のあいだに多数設置して 現状は無理。 そんなことをするなら、地面に大量の鏡を設置して、太陽光をそのまま反射する方が手間も時間もかからず手軽。

noname#94392
質問者

お礼

ありがとうございます。  温暖化により大気中の水蒸気が増えて、雲が増え、太陽光線を反射する、雲が毛布のように熱放射を防いで温度を沈静化するなどが、温暖化後に起こる沈静化の機序でしょうか?  私は水蒸気は、地球表面上での温度差のある部位が増えると対流が盛んになり、豪雨がおきやすくなると考えています。  現にヒートアイランド現象という限局的な気象変動ににおいてもゲリラ豪雨が顕在化しています。  田舎でもちょっとした山並みがあるだけ、その山並みを境にして気候は変化します。  屋久島の頂上では雪もふります。風が動くというのは、いろいろに気象変化を呼びます。

  • debukuro
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回答No.1

太陽からの総熱量は変わらない限り全体的な温度は変わりません 火星金星と地球の大気とはまったく違います 天文学的条件よりも大気の組成による影響のほうがのほうが大きいはずです 水星や月は大気が無いので昼の側は灼熱地獄夜の側は寒冷地獄であることから想像できると思います 赤外線を吸収する気体が無ければ夜の側からは赤外線の形で放熱されるので地軸の傾斜は関係ないでしょう

noname#94392
質問者

お礼

ありがとうございます。  地軸が傾くと冬と夏が発生します。冬のところで水分が凍りになって、大気の中の水を固定します。傾きがなければこんがり熱せられるのでおこらないでしょう。  もし、金星で地軸が傾くとそういうことはおきないでしょうか?太陽に近すぎて水を形成するだけに温度が下がらないのかもしれません。  火星も地球とは双子の性格をもっていたといわれますが、マグマがなく、マグマから大気への供給がなく、やや小さいので引力が少なくて、大気が宇宙へ逃げたとか効いています。  とにかくも温暖化で大気中に増えた水はどこへいくのかと武田氏は質問していますので、私は集中豪雨などで、比較的簡単に地上にもどってくると考えています。だから、現在の超気象異常の発生と関連してくるんではないかと思います。  本来小氷期になると予想されていた21世紀始めに温暖化しているのは、やはり人為的な影響とかんがえています。

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