• ベストアンサー

可視光ってどんな光ですか?

rphnn150の回答

  • rphnn150
  • ベストアンサー率40% (21/52)
回答No.8

蛇足の蛇足です。 僕は未熟モノですので、わかっている範囲のことを記述いたしました。参考になれば幸いです。 ----------------- 初期銀河は遠いので、やはり一個一個の星は分解してみえないでしょう。(可視光でも赤外線でも) >遠方だと波長が長くなるから、もっとも多く放射されている可視光領域より長波 >長側を観測するのですが、 赤方偏移は、主に波長の偏移が明確にわかる「輝線」というのを観測して測定します。(Hα線など) >黒体放射で考えると波長によってはそのピークが恒星が見えなくなるくらいの >低温にあるから、 黒体輻射のピークは、その(表面)温度で決定されます。計算式は λT = 2.9 [mm*K] です。恒星の(表面)温度によって、ピーク波長が変わります。先述のように、赤方偏移で観測するのは、例えば黒体輻射のピークではなく、輝線などです。 >銀河だとダストからの星形成など低温現象がたくさん起きてるから見える、 低温とはかぎりませんが、たしかに星間ダストは星のエネルギーを吸収し、それを赤外線で再放射しています。ですので、星形成が活発に起きていて星が強いエネルギーを出している領域では、ダストの再放射も強く観測されます。 なんとなく、「ダストよって星が覆われているので、銀河系外の銀河を観測しても星が観測できない」、とおっしゃっている気がしています。確かにそんな気がしますが、これが正しいとすると、同じくダストによって覆われている銀河系内の星も観測できません。ですが、実際観測できていますよね(ダストのせいで暗くなってはいるが)。やはり、望遠鏡の「目のよさ」に支配されています。(空間分解能、シーイング、検出器の感度 etc)

kamikita
質問者

お礼

>ダストよって星が覆われているので、銀河系外の銀河を観測しても星が観測できない いえ、というよりも僕は#1のsanoriさんの回答にある、 http://www.keirinkan.com/kori/kori_earth/kori_earth_1_kaitei/conten... を見て、6000Kの黒体放射は赤外線を放射する割合が小さいから見にくいかな、と思ったんです。 なんというか、例えば100マイクロメートルの遠赤外線で太陽を見ようとしても見えないんじゃないか、なんて思って。そしたらいくら望遠鏡の目の良さをよくしても見えないですよね。 でも実際はそんなこともないみたいですね。 ためになるお話をたくさんしていただきありがとうございます。

関連するQ&A

  • 光のドプラー効果

    宇宙において赤方偏移など、光のドプラー効果か観測されます。 相対性原理では、光速は一定ですが、なぜ、ドプラー効果がおこるのでしょうか。

  • 遠くの星からの光は減衰はしないけれど拡散するので弱くなる、と聞きました

    遠くの星からの光は減衰はしないけれど拡散するので弱くなる、と聞きました。光は最後は光子一個分になってなお遠くへ走り続ける、もうそれ以下にはおちぶれないというイメージがあります。地上で巨大レンズで睨んでそれらの光子を一個一個採集し、あるていどの数になれば基底に星の形が現れるというイメージでしょうか。何個くらいで星が特定されるのでしょうか? 宇宙の周辺では光に近いスピードで星が遠ざかっているということを聞きました(宇宙の膨張説)が、光に近いスピードで遠ざかっていても、われわれが見ればやはりその発する光は光速でやってくる(特殊相対性原理)わけで、そのかわりにドップラー効果で赤色偏移しているそうです。しかし光速に近づけばもはや光にはならず、電波にかわるのではないでしょうか。その場合は光は観測されないと思います。これは電波望遠鏡で観測するということでしょうか?それとも観測不可能なのでしょうか?

  • 赤外線と可視光両方を見れるフィルターというのは存在するのですか?シャー

    赤外線と可視光両方を見れるフィルターというのは存在するのですか?シャープカットフィルターはある波長から上の部分を透過するとありますが、透過=可視ではないですよね?赤外線フィルタでは赤外線光を可視化しますが、あれはフィルタが赤外線を透過しているということなのでしょうか?質問が分かりづらくてすみません。

  • 観測される光が80億年前と分かるのはなぜですか

    「80億年前の銀河の大規模構造=すばる望遠鏡で観測-国立天文台など」 と報道されていました。観測された光がなぜ80億年前と確定できるのでしょう? 当方理系ですがよく分かりません。私のような素人が思いつくのは光の「ドップラー効果」?くらいしか有りません… 天文の専門の方宜しくお願いします。

  • 光のドプラー効果について

    光のドプラー効果について 私は新幹線の線路の近くに立っております。今、新幹線が汽笛(?)を鳴らしながら近づいてきました。汽笛は先頭車両に取り付けられているようです。 近づいて来るときの汽笛の音よりも遠ざかるときの汽笛の音の方が低い音です。音にはドプラー効果があります。この事実は、機器を使うまでもなく、私の耳で観測可能です。 ところで、光にもドプラー効果があるということですが、光にドプラー効果があるという事実は機器で観測することができるのでしょうか。

  • 「何万光年の光り」について

    はじめて、投稿させてもらいます。 次の2点について、ご存じの方は よろしくお願いします。 ・星の距離を、よく何万光年と天文学上、表現しますが  1光年というのは?どういう意味ですか。  それと、以前きいた話ですが、何万光年の光りを送ったその星は  何万光年前の光りであるから、既に存在しない星もあると言うことを。  ならば、既に存在しない星の光は無限に宇宙空間を渡って、どこまで  行くのですか? ・それと、太陽の恵みで私たちは、光りと熱を与えられていますが  宇宙飛行士が以前、「宇宙空間は氷点下のである」と言われていたのを  記憶しているのですが、記憶違いでしょうか。  だとすると、太陽が放つ宇宙線パルスと地球の大気との関係があって、  地球の気温が保たれているのでしょうか。

  • 宇宙望遠鏡の赤外線カメラ

    現在、宇宙望遠鏡に搭載されている赤外線カメラに関する英語の文章を読んでいます。 とても初歩的な質問だと思うのですが、いろいろ調べても分からなかったので教えてください。 私の認識では、赤外線カメラは「赤外線を観測できるカメラ」だと思っているのですが、いろいろ調べてみると「赤外線波長を使って高い感度で宇宙を観測する」という記述もありまして、分からなくなってしまいました。 赤外線カメラとは、 「赤外線を観測できるカメラ」それとも 「赤外線を使って観測するカメラ」それとも 「赤外線を使って赤外線を観測する」のですか?? 英語の原文の中で、 「XXは赤外線を観測できるので、ガスやチリを透かして奥の天体が見える」という表現がありまして、矛盾を感じています。 「XXは赤外線を使って観測しているので~」なら納得できるのですが。 是非、教えてください。よろしくお願いいたします。

  • 光のドップラー効果の問題がよく分かりません

    光のドップラー効果の問題がよく分かりません 質量の等しい二つの星が互いを結ぶ線分の中点を中心として、平面内で等速円運動をしている。 この平面内で、回転の中心から十分遠方に静止している観測者が、星の出す光の中の水素のスペクトルを観測した。 時刻t=0では図(A)のような波長λの一本のスペクトル線が観測され、時刻t=t0では図(B)のような波長λ-βおよびλ+βの2本のスペクトル線、時刻t=2×t0では再び図(A)のようなスペクトル線が観測された。 βはλに比べて十分に小さく、星の大きさは二つの星の間隔に比べて無視できるほどに小さいものとする。 また、光速に比べて光源の速さが小さい場合には光のドップラー効果は音波や水の波と同じ関係式で表される。光速をc、万有引力定数をGとして、次の問いに、観測された量を用いて答えよ。円周率はπとする。 (1)一つの星の円運動の周期Tはいくらか? (2)星の速さvはいくらか? (3)円運動の半径rはいくらか? よくわからないので 詳しい解説と回答をお願いします

  • 赤方偏移の要因

    赤方偏移について勉強しています。 赤方偏移はドップラー効果と重力によって起きると習ったのですが、疑問点があります。 (1)ドップラー効果と重力以外では起こらないのですか? (2)宇宙が膨張している、という説の証明にドップラー効果による赤方偏移の話がでますが、観測時においてドップラー効果だけ見て重力場は考えないのですか?観測する天体と地球の間に強力な重力場があったりしたら、観測された赤方偏移は必ずしもドップラー効果によるもの(=宇宙が膨張している)とはいえないのではないですか? 答えてくださる方がいましたら是非お願いします。

  • 宇宙膨張説について疑問

    ハッブル天文台で、色んな銀河を観測したところ、観測者から遠くにある銀河ほどドップラー効果による赤色偏移が見られるので、宇宙は膨張している。 というのが、凄く簡単に言えば宇宙膨張説の根拠だと思うのですが、ひとつ疑問があります。 観測者に届く、電磁波は遠くになればなるほど過去のものですよね。 数十億年前の電磁波が赤色偏移してたのは、その当時の事実でしかなく現在はそれがどうなっているのか分からないと思うのです。 それなのに、宇宙が現在も膨張しているというのは、どうして分かるのでしょう? 宇宙は膨張していた。というのなら分かるのですが。 誰か、素人の私でも理解できるように説明していただけませんか。