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バイオエタノール
tanuki4uの回答
- tanuki4u
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ガソリンとか灯油とかいう成分があるわけでなく、沸点の違いによっていろいろな成分を 蒸留ガス 軽質ナフサ 重質ナフサ 灯油 軽油 重油 と分けちゃっています。 んで、いろいろブレンドして作るのがガソリン http://www.dojyo.com/tyuing/Hondou/nenryou/6-4-A.html 基本的には自動車産業が立ち上がったときに、捨てていたナフサがガソリンに当たります。 逆に言えば、産業廃棄物として捨てられていたナフサを使える交通手段として自動車は成立したわけです。 で、蒸留温度の違いは、いろいろありますが、ざっくりいえば、炭素と水素の比率となります。 炭素が多ければ蒸留温度が高く、水素比率が高ければ蒸留温度が低い。極端な話、CH4 なんかはメタンで通常は気体ですが、Cだらけの石炭は相当に高温にしないと気体化しない。 んで、エタノールの沸点は78度なので、ガソリンに近いわけです、蒸留温度で考えればガソリンの範囲。まぁ O が ありすぎという問題はありますが。 元々炭素の比率が多い重油に水素の比率の大きいメタノールを使おうとする問題としては Hの分離工程 < これはこれで、これからの水素燃料とかで必要ですが。 Cの重合工程 < C2と炭素が二つでできているメタノールを10も20も重合させるのにはエネルギーが必要です。 戦後の化学工業の発展は、Cが 2とか3 あるいは ベンゼンの6くらいを活用するというのがメインで、Cが一つをいかにして 2とか3にするかという課題と、Cがグザグザにくっついてるものから単純な2,3あるいは6くらいに分解・改質するかでした。 なので、わざわざ重油をつくるというのは、技術的に逆行しますし、エントロピー的には、低エントロピーのCが2の物質から高エントロピーの重油を作るということになり、技術的に意味がありません。 とりあえず、元応用化学系学科出身者としての見解です
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お礼
早速回答をいただきましてありがとうございます。なぜバイオエタノールが、燃料使用量の少ないガソリンの代替燃料として脚光を浴びているのかがよくわかりません。環境ということで考えると、燃料使用量がガソリンと比べずっと巨大な灯油や軽油、さらに重油の代替燃料にバイオエタノールを振り向けないのかなあと単純に思い、質問をさせていただきました。