アセトン沈澱の最適な方法とは?

このQ&Aのポイント
  • 脳脊髄液をアセトン沈澱させる方法は複数ありますが、最適な方法はどれでしょうか?
  • アセトン沈澱には、異なる条件での遠心やインキュベーションなどの手順がありますが、どの条件が回収率の最適化につながるのか検討が必要です。
  • アセトンの量を加える量には差がありますが、その違いがどれほど影響を与えるのかはまだ明確ではありません。
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アセトン沈澱のいろいろ

 CSF(脳脊髄液)をアセトン沈澱させようと調べると  (1)サンプル+サンプルの100倍量のアセトンを   ON ICEで30分、その後遠心30分(4℃12000rpm)  (2)サンプル+サンプル3倍量の冷アセトンを   -20℃で2時間インキュベート後、遠心5分(1000rpm)  など方法がいろいろで、どれが最適かわかりません。  予想するに、遠心を長時間使えない状態だったり  電気代を考えると(2)が良いのでしょうか。  A :目的タンパクによると思いますが  いったい何がどう最適かは、そのタンパクによるんでしょうか?  B:それぞれの条件をかえてどれが回収率が最適か  自分で検討するしかないのでしょうか?  C:アセトンを加える量にこんなに差があっていいんでしょうか?  (1:100と1:3というのは・・・)    

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  • kgu-2
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回答No.1

>予想するに、遠心を長時間使えない状態だったり電気代を考えると(2)が良いのでしょうか。 遠心機を30分使えないとか、その程度の電気代をケチらないといけないのなら、実験にはなりません。考えすぎです。 A タンパクの場合、熱に不安定なものが多いので、低音は常識。私が学生時代は、氷で冷やしておく程度でしたが、今では-20℃も難しくはないハズ。 B 氷で冷やす程度で良いか否かは、回収率で判断すべき。遠心も、1000rpmでは、落ちない気がしますが、これもタンパク次第。私の場合は、静置程度でOKでしたが。 C 100gのサンプルに100倍加えると、10リットルになり、遠心が大変。1mgのサンプルに10倍では0.01mlにしかならず、沈澱の有無は見えないでしょう。添加量は、常識での判断。

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