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Williamson合成

3-bromo-1-propynとNaOMeでWilliamsonエーテル合成を行いたいのですが、最適な反応条件について参考になる様な文献をどなたかご存知ないでしょうか? 似た原料での反応の論文を探してはいるのですが、原料が単純すぎるのかweb of sciencesでは出てきませんでした。。。

  • 化学
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  • dolphino
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回答No.4

お示し頂いた論文はフェノールのエーテル化ですね。アルコールとは条件が違いますので参考にならないですよ。 二つ目に出てくる論文。 「Synthesis of Frechet type dendritic benzyl propargyl ether and Frechet type triazole dendrimer 」 こちらはベンジルアルコールのエーテル化で、THF中10時間混ぜるだけのようですが、温度書いてないですね。多分Rtだと思いますが。 他にはWeb of ScienceならPropargyl etherで探すとか、原料よりは生成物の方が場合もあります。また、Googleで画像検索すると文字で探すより楽な場合もあります。 簡単なものは論文のどこかには書かれているのに検索に引っかかりにくいんですよね。本文検索としてはGoogle scholarも使ってみてください。 でも、実験書(丸善とか)が近くにあればそちらの方がたぶん早いですよ。

b305046
質問者

お礼

遅くなりました>< 詳しくありがとうございます!助かりました^^ つか、論文って画像検索で探せるのですか!?論文検索用のサイトで探すことにしか考えが及ばなかったのですが、Google等でも探せるものなのですね^^;論文検索の際に是非取り入れさせていただきます!!

その他の回答 (4)

noname#116453
noname#116453
回答No.5

まあ、経験上、室温で反応すると思います。エーテルにする必要がないなら、NaOHの濃い水溶液をメタノールで適当に希釈したものを加えれば大丈夫(というかNaをメタノールに溶かすよりも楽)だと思いますよ。反応が進めばNaBrの沈殿が生じるのが見えるはずです。 ただ、実験の意図がわかりません。3-bromo-1-propyneに関して、神経質にならなければならないほどの毒性があるとは思えませんし、特別沸点が低いと言うほどでもないと思います。 また、廃棄する際に、Brを除去しておきたいと言うのであるのなら、仮にBrを除去するとしても、反応の結果として生じた物は、法律に則って適正に処理しなければなりません。いたずらに廃液の量を増やすよりも、そのまま廃棄するのが現実的だとも思います。 いずれにせよ、反応は室温で進むでしょう。さほど神経質になるほどの問題ではないと思います。溶媒や塩基を工夫すれば、さらに低温で行うことも可能でしょうが、そこまでする必要があるのかどうか意図をはかりかねています。

b305046
質問者

お礼

遅くなりました>< ご教授ありがとうございます! 実験の意図なのですが、本来やりたい反応でBrとの影響が考えられるので予め潰しておきたい、最終的には3-bromo-1-propyneをpolymer側鎖等に導入したいので、そのモデル実験を兼ねてアルコールとの反応をやっておきたい、と考えこの実験を意図しました。

  • dolphino
  • ベストアンサー率46% (56/121)
回答No.3

今、同じ論文か確認出来ないので申し訳ないのですが、一言だけ、 還流、refluxですよね? 溶媒か反応物質の沸点で決まるのでは?

  • dolphino
  • ベストアンサー率46% (56/121)
回答No.2

3-bromo-1-propyn この名前はどこから手に入れましたか?カタログだったら、数社で同じ名前でしょうか?これで検索したので出てこなかったのでしょう。簡単なものが検索で出てこない時は、慣用名があるはず、と疑ってください。 そんな時によく使うサイトが下記です。アクセスフリーなので。 http://www.chemexper.com/ そしてPropargyl bromideの名前が出てきますね。 Web of Scienceで、Propargyl bromide AND ether synthesisで論文が見つかりました。反応条件を見ると、まあ混ぜるだけですね。溶媒は重要でしょうが。

b305046
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご指摘の"propargyl bromide"と、williamsonや簡単なアルコール名では検索を掛けていたのですが、ether synthesisではやっておりませんでした。今一度検索してみますね>< 上記サイトは今後の為にもお気に入り登録させていただきます!

b305046
質問者

補足

すみません、Propargyl bromide AND ether synthesisで出てくる 【The influence of pendant carboxylic acid loading on surfaces of statistical poly[(4-hydroxystyrene)-co-styrene]s】 という論文は一度見ておりました。 この論文では還流の際の温度が未記載なのですよね…

noname#116453
noname#116453
回答No.1

メタノールとナトリウムからナトリウムメトキシドを調製し、それに3-bromo-1-propyne(ですよね?)を加えればいいんじゃないですか。スケールが大きいのであれば、発熱に対する注意が必要ですので、一度に大量のものを加えないと言う注意は必要です。 反応しないようなら加熱すればいいんじゃないですか。 そんなに難しいことじゃありません。やった方が速いです。試薬もさほど高価じゃありませんし。 それでダメなら、CH3Iと2-propyn-1olから作ればいいことです。

b305046
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 3-bromo-1-propyneが毒性が高く、沸点も低い事から、 反応時間や温度、還流の有無など詳しく記載のある論文を探しておりました。 あと、その反応生成物がほしいのではなく、bromoを潰したいが為に簡単なアルコキシドであるNaOMeとの反応を考えておりましたので3-bromo-1-propyneを用いないのではちょっと…^^;

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