帯状疱疹とヘルペスウイルスの種類について教えてください（初心者）

質問

• 帯状疱疹は体の半分にしか症状が現れない疾患であり、一度発症したら二度目はないとされています。
• 帯状疱疹が2回以上発症した場合には、全身的な免疫能の低下をきたす疾患以外に何か病気が起きている可能性があります。
• 帯状疱疹のウイルスは口唇ヘルペスや性器ヘルペスとは異なるウイルスです。

回答No.2

nlt917 · ベストアンサー

ヘルペスウイルスには8種類あります．
（HHVとはヒトヘルペスウイルスの略です）
HHV-1＝HSV1（単純ヘルペスウイルス1型）・・口唇ヘルペスの原因
HHV-2＝HSV2（単純ヘルペスウイルス2型）・・性器ヘルペスの原因
HHV-3＝VZV（水痘帯状疱疹ウイルス）・・みずぼうそう，帯状疱疹の原因
HHV-4＝EBV（EBウイルス）・・伝染性単核球症などを引き起こします
HHV-5＝CMV（サイトメガロウイルス）・・日本人の9割が知らないうちにかかっているといわれています
HHV-6・・突発性発疹の原因
HHV-7，HHV-8・・最近わかったもので，いろいろ言われていますが，今現在まだ一般的ではありません．

ウイルスの構造が似ているということで，これらのウイルスはヘルペス属としてまとめられていますが，それぞれ引き起こす病気は異なります．
なので，混乱が起きてしまうのですね．

ご質問の「帯状疱疹は体の半分」とはどういう意味でしょうか．
帯状疱疹は神経にそって水疱が出現します．
その神経は背骨（脊髄といいます）から左右にそれぞれ広がっているので，左右両方ではなく，片方しかでませんので，そういう意味の半分ということでしょうか．

帯状疱疹は1回のみとよく言われますが，体の免疫力の程度によっては2回出ることもあります．

「発症した部位の近くの臓器・・・」はわかりません．

お礼

御回答ありがとうございました。
とてもわかりやすく、きちんと質問に答えていただけたので
うれしかったです。
これからもよろしくお願いします。
まだ、ヘルペスについて理解するのに
時間が掛かるような気がします。
ありがとうございました。感謝いたします。