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選択公理は∀A,∃S[((φ≠∀E∈2^A∧E_1,E_2∈2^A(E_1≠E_2))→E_1∩E_2=φ) → ∀E∈2^A,∃1x;(x∈E∧x∈S)]?

[問]整列定理(任意の集合Aには整列順序が存在する)が成立⇒選択公理 を示したく思ってます。 選択公理は ∀T,∃S[((φ≠∀E∈T∧E_1,E_2∈T(E_1≠E_2))→E_1∩E_2=φ) → ∀E∈T,∃1x;(x∈E∧x∈S)] …(1) と書けると思います(∃1は一意的存在の意味)。 意味は任意の集合Tに対し,Tの互いに素な任意の元Eに対し,∃1x∈E∩Sなる集合Sが存在する。 と習いました。 解答は [証] A上の整列順序を仮定する。2^A\{0}の元xに対し,xはAの部分集合だから最小元がある。これをf(x)とすればfは選択関数である。(終) となっていたのですがつまり,(1)に沿って解釈すると T:=2^AとするとS:={minE∈A;E∈{E∈{E_λ∈2^A;E_λは互いに素(λ∈Λ)}}}…(2) と採ればminE∈Eにもなっていてこれでいいのだと解釈しましたが 選択公理は文章説明すれば任意の集合Tからある集合Sを選び出せれる,つまりS⊂Tとなる集合Sを決めれる。 というのを目にします。 しかし,(1)ではS⊂TではなくS∈Tの関係になっています。 そうしますと, (1)は∀A,∃S[((φ≠∀E∈2^A∧∀E_1,E_2∈2^A(E_1≠E_2))→E_1∩E_2=φ) → ∀E∈2^A,∃1x;(x∈E∧x∈S)]と書き直せば(2)はS⊂Aになっていて辻褄が合うと思います。 選択公理は∀A,∃S[((φ≠∀E∈2^A∧E_1,E_2∈2^A(E_1≠E_2))→E_1∩E_2=φ) → ∀E∈2^A,∃1x;(x∈E∧x∈S)]と書き直してもいいのでしょうか?

みんなの回答

  • rinkun
  • ベストアンサー率44% (706/1571)
回答No.1

質問の選択公理の言い換えですけど、2^Aだと空集合を含んじゃって拙いですよね。2^A\{φ}にしたら良いですけど、それでも選択公理をT=2^A\{φ}の場合に制限していることになりますね。 > 選択公理は文章説明すれば任意の集合Tからある集合Sを選び出せれる,つまりS⊂Tとなる集合Sを決めれる。 そんなことはないと思うけど。普通はS⊂∪Tですね。 あと(1)はあまり一般的ではないと思います。 普通の選択公理だと ∀T[∀E∈T(E≠φ) ⇒ ∃f:T→∪T(∀E∈T(f(E)∈E))] … (2) すなわちTの要素が互いに素であることは要求せず、得られるのもただの集合でなく選択関数なのです。 ちなみに整列可能定理から選択公理(2)の証明は ∪T := {x: ∃E∈T(x∈E)} を整列すれば各部分集合の最小元を取るだけです。 なお、選択公理(2)から(1)を導くのも、Tの要素が互いに素を仮定すれば S=f(T):={f(E):E∈T} を取るだけで簡単だと思います。

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