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古文 文末がなぜ連体形?

我が宿の池の藤なみ咲きにけりほととぎすいつか来鳴かむ の「む」はなぜ連体形になるのでしょうか?? 終止形ではないのでしょうか??

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  • fumkum
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回答No.4

>我が宿の池の藤なみ咲きにけりほととぎすいつか来鳴かむ の「む」はなぜ連体形になるのでしょうか?? 終止形ではないのでしょうか?? 正確には「ほととぎす」ではなく「山ほととぎす」だと思います。この和歌は古今和歌集巻第三、夏の部の先頭に収録されている「よみ人しらず」の和歌で、有名な和歌です。解説も多いので、確認してください。私は分かる範囲で以下に書いていますので。 「いつか」は、代名詞の「いつ(何時)」に、係助詞の「か」がついた形です。係助詞は、自立語について、疑問・反語などの意味を添えて、文末(述部)の活用形を指定する役割をします。この場合、「いつ」という代名詞(自立語)について、文末の述語を連体形にさせる働きを持っています。ですから、文末の助動詞「む」は終止形ではなく、連体形ということになります。 係助詞は「ぞ」「なむ」「や」「か」の文末は連体形。 「こそ」の文末は已然形。 「は」の文末は終止形(普通と変わりがないので、一般には学習しません)。となります。 ついでに書くと、「咲きにけり」で三句切れになり、意味は、「私の家の池の(ほとりにある)藤の花は(すでに)咲いたことだ。ホトトギスはいつ来て鳴くのだろうか」となります。 以上、参考までに。

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その他の回答 (4)

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.5

係り結びの法則の為、連体形で終わっているのです。以下のURLを参考にしてみてください。   http://www.geocities.jp/nm3032nakatsu/koten/kt02.html 係助詞ですが、具体的には「ぞ」「なむ(なん)」「や」「か」「こそ」があり、学校で習うものはたったこの5つだけです。5つだけ覚えてしまえば良いのです。 「ぞ」「なむ(なん)」「こそ」は強意、「や」「か」は疑問・反語、という意味(用法)です。 「ぞ」「なむ」「や」「か」が文中に来ると結びが連体形に、「こそ」だと結びが已然形になるというのが、係り結びの法則です。

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回答No.3

質問者様の年齢が分かりませんので何とも言い切れないのですが、 「係り結び」というものを学校で習ってはいないでしょうか? http://www.geocities.jp/nm3032nakatsu/koten/kt02.html 係助詞「ぞ」「なむ」「や」「か」が使われている文の末尾は、原則として連体形になります。 なぜか、と問われると困ってしまいますが……(恐らく難しい理屈がいろいろとあるのでしょうけど)。

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

そうでしたか。 「いつか来鳴かむ」で一体として考えなくてはいけないのですかね。 「いつか来鳴かむ」は疑問文で、 「来鳴くのはいつか?」 ということで、 「来鳴くかむ時」が何どきであるかを問うています。 つまり、「時」の代わりに「いつ(か)」が体言の役割を担っている、ということなのでしょう、おそらく。

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 推量の助動詞「む」の終止形ですが。

all2864
質問者

お礼

早速のご回答感謝します。 問題集には連体形と書いてあるのです。

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